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2009年02月16日

● グーグーだって猫である


2008年公開の映画「グーグーだって猫である」のDVDを入手したので見た。




グーグーだって猫である


この映画に関する感想を述べようとした場合、いくつかのパーツに分けて語ると明記しておかない限り 別のパートに好感を抱いている人達から誤解を招く事が容易に予想されると感じたので今回はパーツ毎に語ろうと思う。




グーグーだって猫である

【小泉今日子】について


アイドル歌手から 年を経て、女優へと転身し大成するケースは多くない。


そんな中にあって「小泉今日子」の存在は ある意味、大したモンだと賞賛に値するとも思う。


この「グーグーだって猫である」においても与えられた役どころをきちんと演じきっており、見るモノとしては違和感なく楽しめた。




グーグーだって猫である

【上野樹里】について


「上野樹里」という女優さんに関して 私は今まで、大したモンだと感じてきた。


けど、ここ1・2年の彼女の演技を見ていて その感じは大きく揺らいでおり、最近では少しづつだが失望感の方が勝っている。


というのは、上野樹里が演じた「のだめ」というキャラはまったくもって見事だったと思っているのだが、「のだめ」以降 上野樹里の演技から「のだめ」が抜けていない事が、私には どうにも鼻についてならないのだ。


上野樹里に関し、私が語った事は彼女のカテゴリーの記事を御参照いただけば一目瞭然なので御参照願い、ここで総てを語ろうとは思わないが、私が上野樹里に関して 今まで一番凄いと思ってきた事は それぞれの役どころにおいて全くの別人かと思わせるぐらいの見事な演じ分け


ところが、「のだめ」以降 特に舌足らずな喋り方をそのまま引きずってしまい、余計にどこか「のだめ」の色が出てしまっている。


もちろん、これは上野樹里のせいではなく それぞれのドラマや映画の演出からの要望だったのかもしれない… そんな風に私は好意的に解釈してきたけど、さすがに そろそろそんな好意的解釈にも限界を感じている。




この映画の監督である【犬童一心】について


2003年に公開された「ジョゼと虎と魚たち」という映画は とても面白かった。


ゆえに、それ以降 監督が「犬童一心」の映画は個人的に注目してきた。


が、残念ながら その後、彼の作品で心に残るようなモノとは一度も出会っていない。


私は「グーグーだって猫である」の原作を未読なので この映画が原作に忠実で この映画のような構成になったのか否か理解していない。


だから、映画のみの解釈で聞いてみたいのは


「この映画の主題って何?」


って事。


 ・小泉今日子が演じた漫画家がメインなのか?

 ・上野樹里が演じたアシスタントがメインなのか?

 ・死んだ「サバ」という猫がメインなのか?

 ・2匹目の猫である「グーグー」がメインなのか?


ブタネコ的に言わせてもらえば、映像内の「上野樹里」が出演しているシーンの殆どをカットしてつなげて見れば 死んだサバというネコに対する飼い主の漫画家のペットロスシンドローム映画として 充分に満足出来る。


特に、


グーグーだって猫である

空想的なシーンである「サバ」と漫画家の邂逅シーンが引き立つと思うからだ。


個人的な事だが、一番最初に我が家にやってきて、最も私と仲が良かったシャム猫が死んだ以降、私は今でもペットロスシンドロームから抜け切れていない。


そして、そのシャム猫が生前の時から もし、ひとつだけ叶う願い事があるとすれば、私はそのシャム猫との会話を望んだからでもある。


だから、そんな私の願いと 同じ様な事を考え、それを映像化したシーンに出会い ここだけは個人的に唸ったシーンなので好意的に評したいのだが、この映画全体の構成を垣間見た時、上野樹里が演じたアシスタントが彼氏の浮気と遭遇する場面の描き方など陳腐どころか その構成自体が不要とすら思うんだな。




さてさて…


グーグーだって猫である

この映画には「江口のりこ」が一瞬だけ出演している。


それと、エンドロールを見て初めて気づいたのだが…


グーグーだって猫である

邂逅シーンの「サバ」って「大後寿々花」だったんだね。


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コメント

ほんの短いシーンでしたが、大後寿々花のシーンの感想も聞きたかったです。

★ tan さん

私は サバ(大後寿々花)と漫画家(小泉今日子)の邂逅シーンのところだけは秀逸だと思っています。

ゆえに、上野樹里が演じたアシスタントのエピソードなどは不要で もっと、生前のサバと漫画家の触れ合いや サバが気づかれずに死んだ時の状況とかを肉厚に描いて欲しかったとさえ思っています。

もっとも、そうすると原作とは大きく異なってしまうのかもしれませんが、私は原作を知らないので あくまでも映像だけ見た感想としてですけどね。


お返事ありがとうございます。
大後寿々花のファンで、検索してこのページを見つけたのですが、
映画ドラマの趣味があまりに似ていて親近感を覚えました。
またちょくちょく寄らせてもらいます。

ちなみに4月公開の綾瀬はるか主演「おっぱいバレー」で、
主人公の中学生時代役を大後寿々花が務めますのでよろしく。

お久しぶりです、前に二度ほどコメントを書かせて頂いた者です。

DVDが出たこともすっかり忘れていたのですが、記事になっているのを拝見して「ああ、そういえばまだ見ていなかったな。」と思い出し、友人から借りて見ました。

確かにナオミがらみのシーンは要らないように感じました。
ナオミを準主役みたいな位置にせず、ガッツリ脇役にまわった方が良いのでは?と思った次第です。
上野樹里さんは、脇でも十分に光ることのできる役者さんだと自分は思っているので、そこがとても残念でした。

最後のサバと麻子先生のやり取りは、やはり猫を飼っている者としてはその雰囲気や余韻が心地の良いもので、本当に良かったと感じました。

中盤のタルイ感じがなければなぁ・・・残念です。

ところで、細野晴臣氏の音楽については…?
私は上記の一点のみで本作を観に行った口です。

★ tan さん

>中学生時代役

へぇ^^


★ ねぉん爺 さん

>やはり猫を飼っている者としては

同じ様に感じられた方がいると知り、嬉しいです。^^


★ 千尋 さん

>細野晴臣

すいません、記憶に残ってません。^^;


上野樹里については私も同感です。

幸福のスイッチ、女神の虹はただのふて腐れ娘

冗談じゃないはのだめの延長

奈緒子は心理劇なのだが、長い原作を無理やり縮めた所為か、独白やナレーション多様の原作なので此れはTVドラマでないと難しかったのかもしれない。

そしてこの娘は方言があったほうが舌足らずな喋りが消えるのではないかと思う。

鈴木友子にリセットしたほうが良いのでは…

★ マグー さん

>そしてこの娘は方言があったほうが舌足らずな喋りが消えるのではないかと思う。

成程、と思いつつ はたしてそうだろうか?とも 思いつつ。

いずれにせよ、ハッキリしている事は のだめよりも前の彼女のトーク番組や出演作においては 舌足らずではない喋り方をちゃんと見せているという事と、のだめ以降では…という明らかな違い

なので、現在の彼女では方言でも そんなに変わらない様な気がします。


>鈴木友子

誰だか判らなくて、調べて初めて判りました。^^;

スウィングガールズでの役名だったんですね。

たしかに、山形弁(?)では 舌足らずが出てませんでしたね。


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