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2008年12月16日

● 空へ~救いの翼~ Rescue Wings


「空へ~救いの翼~ Rescue Wings」を映画館に行って観てきた。




パンフ表紙

この映画は自衛隊が相当な協力で制作されたもので かなり前から現職自衛官である義弟より噂を聞き、観る事を強く薦められていた。


だからねぇ…


「Perfumeの武道館ライブはオマエの顔を立てて断念したけど

 札幌の映画館にコレを見に行くのは 誰にも邪魔させんぞ!!」


と、無理矢理主治医同伴で観に行ってきた。


ただね、そんな私ではあるけれど 心中ではいろんな不安が過ぎっていた。


と言うのは、最近では 相当マシにはなってきているけれども 自衛隊が協力した映画には戦車や戦闘機の場面は最高でも ストーリーや構成がデタラメなトンデモ作品が多く、過去の自衛隊協力の映画で 私が納得出来たのは「右向け左」ぐらいのもの。


逆に最大の忌まわしい記憶としては1990年に織田裕二が主演で公開された「BEST GUY」


名作映画「トップガン」の日本版として意気込み、F-15どころか映画じたいが見事に墜落した一本だった。

(今なら爆笑映画として違う楽しみ方が出来る)


映画のストーリーの主軸が航空救難団だ…というのも 私の期待を膨らまさせる原因。


というのも、「海猿」に関して このブログで述べたいくつかの記事の中で 身体を張って救助という任務に従事している人達への敬意と それを束縛するかの様な行政のあり方と 困った時には縋る癖に平時では何の関心も示さない国民という図式への疑問を述べてきたが、そんな私の根底にあるのは 陸上自衛隊のヘリ隊や航空自衛隊の救難団という存在であり、彼らにこそスポットをあてて欲しいと思い願っていたからだ。


今年の夏、フジ系で「コード・ブルー」というTVドラマが放映された時も 救命ヘリにようやくスポットがあてられる…と期待していたら ただの青春ドラマでガックリきた。


だから、「救難団初の女性ヘリパイロット」という部分に アイドルPV化するんじゃないか?と心配だったのだ。




で、実際に映画を観た。


映画が始まって数分、今では旧式とすら言われるV107(バートル)大型ヘリが大雨の中、山間の狭い学校のグランドに 何事も無いかの如く、スッと離着陸するシーンで 思いっきりシビレた。


主人公が幼少の時に母親が急病になり、自衛隊ヘリが患者搬送した…という回想シーンである。


是非、映像で観て欲しい。


ギリギリな狭い空間にスッと離発着してみせるパイロットの技量に 救難団魂を観た。


患者搬送の為に小さな漁港の細い防波堤の上にUH-60を着陸させたシーンも圧巻だった。


さりげなく盛り込まれた救難機の離発着シーンやF-15のフライトシーン… 随所に、映画ヲタで、自衛隊ヲタで、飛行機ヲタの私をシビレさせる映像が盛り沢山


もうね、よくぞここまで支援してくれたと 撮影協力した自衛隊の各部隊には感謝と敬意を表したい。




主人公であり「救難団初の女性ヘリパイロット」役を演じた「高山侑子」という女優さんに関して予備知識が無かったので調べてみたところ…


パパとムスメの7日間

パパとムスメの7日間パパとムスメの7日間

パパとムスメの7日間パパとムスメの7日間

パパとムスメの7日間パパとムスメの7日間

TVドラマ「パパとムスメの7日間」で 新垣結衣の友人役を演じた子なのだが、申し訳ないけど 私の記憶には残っていなかった。^^;


しかも年齢が16歳とあり、それを知った当初は「なんでまた そんな若い子に…」と 正直言って疑問を感じたが、パンフの記事やこの映画の公式サイトで彼女の父親のエピソード等を知り、逆に「この子が演じてくれて本当に良かった」と 心の底からそう思っている。


この映画は公開中に もう一度、ちゃんと正規の料金を払ってでも観に行きたいと思っている。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

私の尊敬するパイロットに某三佐という方がいらっしゃいます。
初めてお会いしたのは、もう25年以上前の事。当時T-2の教官をしてみえました。
竹を割ったようなさっぱりとした気持ちの良い方で、当時高校生だった私は多大な影響を受けました。
彼の影響を受けて空への道を選んだ後輩もいます。空自で教官をしている者、航空カメラマン等で雑誌を飾っている者・・・

彼は不幸な事故の後、救難パイロットの道を選びました。
曲技チームでソロを務めるほどの凄腕なのに、M社からのテストパイロットの誘いを断り、隊に残っても、
もう昇進はあり得ないと分かっていても救難の道を選んだのです。

M三佐について昔こんな投稿がありました
(以下引用)

ナホトカ号救出のときばかりではなく、真冬の日本海や東シナ海
で活動する救難隊はつねに二次遭難の危険にさらされています。
細かいことは申し上げませんが、われわれがあのとき救難ヘリを
操縦していたパイロット(某3佐)のことを想起するとき、苦い
想い出が伴います。彼は救難団に来る前、自らのミスによって事
故を起こし、部下2名を死に追いやってしまったのです。

彼は一切の言い訳をせず、黙って飛行隊を離れていきました。そして、
救難ヘリパイロットを自ら希望したのです。
戦闘機乗りが救難部隊にアサインされればエリートコースから
転落することになりますから、パイロットたちは「F転」と呼
んで忌み嫌います。自ら希望する奴などほとんどいません。

それを希望した彼の心のうちが察せられ、暴風雨の中「ローター
がマストに接触するのではないか」とパラメディックがおびえる
ほどタンカーに接近した当時の彼の必死の形相が想像できるのです。
たぶん、彼にとって人の命を救うことは、その昔死に追いやって
しまった部下への鎮魂の意味が込められているはずなのです。

自衛隊の任務は、必ずしもオートマティカリーにこなされているわけ
ではありません。一人一人の使命感や人生観が色濃く投影されている
のです。
どうぞ、新聞の片隅に「救難ヘリで船の乗組員救助」というベタ記事
を見つけたら、そうした必死の作業が行われたのだと思し召していた
だきたいのです。


(引用終わり)

あのナホトカ号の奇蹟の救出をしたのが彼なんです。
他にも幾多の命が彼等の手によって救われています。
後年、昇進は一度も無いまま退役されました。

主演の高山さんの父親はメディックだったそうですね。
メディックは、レンジャー・空挺降下等の厳しい訓練を受けた末になることができる仕事です。
なにせ冬山に降下して被救助者をつり上げた後は、単独で下山しなくてはならない事もある
ほどの厳しさです。
でも実際会ってみると意外なほど普通のおじさんだったりします。
でも訓練が始まると見事に顔が変わります。唯々スゴイ人たちです。

支離滅裂になってしまいましたが、結局なにが言いたいかというと、救難団にライトを当ててくれて
ありがとう・・・と。戦闘機に比べればとても地味な彼らですが、戦闘機パイロットは、彼らが必ず助けに
来てくれるから安心して飛べるのだ・・・と。

映画的には、ブタネコさんの紹介していたシーンについて、あれがどれだけ難しい技術なのかを一般の
観客にもわかるような演出があったら嬉しいのだけど。。。

長文、ゴメンナサイ

やはり早速行かれたのですね~
アニメ版「よみがえる空」からの繋がりで、
是非観に行きたいと思っております^^

あまり宣伝していないように思いましたが、ブタネコさんは楽しみにしているだろうな・・と勝手に想像していました。近くで上映していないのですが、ぜひ見に行ってこようと思っています。
パパムスに出ていたとはまったく気づきませんでしたので、どんな俳優さんか楽しみにしておきます。
わたしのところにコメント入れていただき、リンクもはっていただきありがとうございました。

★ sonden さん

そう、総ては「救難団にライトを当ててくれてありがとう」なんだと思います。


★ nov さん

「よみがえる空」早速、取り寄せて見ました。

時間を忘れて一気に見させられました。


★ モノヒーヤヂヲ さん

是非、御覧になられることをお薦めしますよ


星澤です。お久しぶりです。

私もこの映画は先週末に見に行ってきました。実にストレートな成長物語で、ときおりうるうるさせられました。
それにしても、自衛隊全面協力の宣伝文句に偽りなしでしたね。自衛隊のみなさんの、不可能を可能にする厳しい訓練に裏打ちされたプロフェッショナリズムが垣間見えて、そういった点でも尊敬を禁じえませんでした。

今度、新千歳に行ったら、自衛隊基地側での撮影にも挑戦したくなりました(笑)。

★ 星澤 さん

実は、まず私は星澤さんにお詫びを申し上げなくてはなりません。

サイト移行に気づいていながら 拙ブログのリンク修正を忘れてしまっておりました 本当にごめんなさい。

さて、この映画はシビレましたねぇ… 

星澤さんのサイトの記事を拝読し、「あぁ、同じ人がここにも」と嬉しくなりました。^^

【※注意!!】

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