● 空へ~救いの翼~ Rescue Wings
「空へ~救いの翼~ Rescue Wings」を映画館に行って観てきた。

この映画は自衛隊が相当な協力で制作されたもので かなり前から現職自衛官である義弟より噂を聞き、観る事を強く薦められていた。
だからねぇ…
「Perfumeの武道館ライブはオマエの顔を立てて断念したけど
札幌の映画館にコレを見に行くのは 誰にも邪魔させんぞ!!」
と、無理矢理主治医同伴で観に行ってきた。
ただね、そんな私ではあるけれど 心中ではいろんな不安が過ぎっていた。
と言うのは、最近では 相当マシにはなってきているけれども 自衛隊が協力した映画には戦車や戦闘機の場面は最高でも ストーリーや構成がデタラメなトンデモ作品が多く、過去の自衛隊協力の映画で 私が納得出来たのは「右向け左」ぐらいのもの。
逆に最大の忌まわしい記憶としては1990年に織田裕二が主演で公開された「BEST GUY」
名作映画「トップガン」の日本版として意気込み、F-15どころか映画じたいが見事に墜落した一本だった。
(今なら爆笑映画として違う楽しみ方が出来る)
映画のストーリーの主軸が航空救難団だ…というのも 私の期待を膨らまさせる原因。
というのも、「海猿」に関して このブログで述べたいくつかの記事の中で 身体を張って救助という任務に従事している人達への敬意と それを束縛するかの様な行政のあり方と 困った時には縋る癖に平時では何の関心も示さない国民という図式への疑問を述べてきたが、そんな私の根底にあるのは 陸上自衛隊のヘリ隊や航空自衛隊の救難団という存在であり、彼らにこそスポットをあてて欲しいと思い願っていたからだ。
今年の夏、フジ系で「コード・ブルー」というTVドラマが放映された時も 救命ヘリにようやくスポットがあてられる…と期待していたら ただの青春ドラマでガックリきた。
だから、「救難団初の女性ヘリパイロット」という部分に アイドルPV化するんじゃないか?と心配だったのだ。
で、実際に映画を観た。
映画が始まって数分、今では旧式とすら言われるV107(バートル)大型ヘリが大雨の中、山間の狭い学校のグランドに 何事も無いかの如く、スッと離着陸するシーンで 思いっきりシビレた。
主人公が幼少の時に母親が急病になり、自衛隊ヘリが患者搬送した…という回想シーンである。
是非、映像で観て欲しい。
ギリギリな狭い空間にスッと離発着してみせるパイロットの技量に 救難団魂を観た。
患者搬送の為に小さな漁港の細い防波堤の上にUH-60を着陸させたシーンも圧巻だった。
さりげなく盛り込まれた救難機の離発着シーンやF-15のフライトシーン… 随所に、映画ヲタで、自衛隊ヲタで、飛行機ヲタの私をシビレさせる映像が盛り沢山
もうね、よくぞここまで支援してくれたと 撮影協力した自衛隊の各部隊には感謝と敬意を表したい。
主人公であり「救難団初の女性ヘリパイロット」役を演じた「高山侑子」という女優さんに関して予備知識が無かったので調べてみたところ…







TVドラマ「パパとムスメの7日間」で 新垣結衣の友人役を演じた子なのだが、申し訳ないけど 私の記憶には残っていなかった。^^;
しかも年齢が16歳とあり、それを知った当初は「なんでまた そんな若い子に…」と 正直言って疑問を感じたが、パンフの記事やこの映画の公式サイトで彼女の父親のエピソード等を知り、逆に「この子が演じてくれて本当に良かった」と 心の底からそう思っている。
この映画は公開中に もう一度、ちゃんと正規の料金を払ってでも観に行きたいと思っている。
