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2008年12月18日

● 風のガーデン 最終話


「風のガーデン」最終話を見たので 折角だから、ちょっと語っておこうと思う。




風のガーデン


嘘か本当か判らないが、倉本聰はこのドラマの初回が放送される直前に これが氏の最後の作品になるかもしれないと言ったそうだ。


とはいえ、氏はまだ存命であり、壮健と察するので 気が変わって新しいドラマを書いても驚きもしないし、腹も立たない。


というか、むしろ もっとちゃんとした「最後」の作品を是非、書いて欲しいとさえ思う。


風のガーデン

このドラマは 残念にも名優・緒形拳の遺作になってしまったドラマだから酷評したくないので敢えて内容に関しては触れずにおこうと思うのだが…


「奥田瑛二が演じた人物を登場させる意義って何?」


主人公と同じ様な癌に蝕まれた男の最期を主人公よりも前に描く事で 主人公が悟ったり、改心するキッカケみたいな対比なんだろうとは思うけど、株が…とか、闇資金が…とか 結局は物語の本線に何の関連も無い話を ただ、意味深に並べただけに過ぎず 私には意味が判らない。


ただ、強いて言えば 倉本聰自身が死に向かって何か哲学でもしてるのかな?…と 縁起でもない事を思ったが。




往年の倉本聰のドラマには 太い柱の様な信念と優しさが ドラマの何処かか登場人物の誰かが さりげなくそれをズドンと示してくれたものだ。


それぐらい、私の人生に影響を与えたドラマを何本も世に送り出した脚本家で 主人公や周囲の脇役は ちゃらんぽらんだったり、優柔不断だったりが多かったけど、いざという時はビシッと 物凄くビシッという音がするぐらいにビシッと決めてみせるぐらい素晴らしい名言と演技を見せてくれて… 今でもね ふとした弾みで思い出すシーンがいくつもある。


しかしながら、2000年ぐらいを境に 氏のドラマからは太い柱の様な信念と優しは感じられず、新作が放送される度に「今度こそ」と期待してきたが それももう終わりにしようと思う。


お駄賃

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コメント

おはようございます. 東村山は晴天が続きます.
ご無沙汰しております.(笑)

> 太い柱の様な信念と優し…

倉本さんの作品ならば何でもOKという方には申し訳ないですが,
「御意…」というところです.
感情の流れと物事の必然性が,シナリオの前提だとすれば,
現存する病気と実際にそれに関わる人々の存在を無視して,
あくまでシナリオの構造と捉えた時点でドラマの体をなしていない
ということですね.

コロッケを初めて見た人はそれをジャガイモだと思わないというところに,
料理人を生業にする意味があると思っておりますが,
その意味で「生き死に」を語るのに「生き死にの絵」で語る必要性もありません.

この記事は倉本さんの作品への愛情に溢れ,及ばずながら小生も
その末端に続く者として,結びの一文には図らずも頷いております.


★ ゴーシュ さん

例えば…なんですが、倉本作品は 過去、いろんなドラマに認知症が題材として登場します。

この点に関しては 倉本氏の御母堂の経験が背景にあり、今の様に認知症が認知されるはるか以前に患者や家族の葛藤を描いているのですが、その背景には言い表しようのない優しさがありました。

だからこそ、それはテーマなのであってアイテムでは無かったと素直に受け止め、考える事が出来ました。

でも、今の倉本作品では テーマではなく、アイテムなんです。

もしも、今 癌に苦しんでいる患者や家族が このドラマを見ていたならば、何か救われたり 悟れたりしたのかな?

そこが私には とても悲しいです。

【※注意!!】

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