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2008年11月16日

● 雑感(11月16日)


ふと、思った事を記してみる。




最近の札幌は4時になると すっかり、街並みが薄暗くなる。


花火大会が行われる7月の末から8月の初旬だと 7時半ぐらいの薄暗さと似てると思えば 4ヶ月で3時間の時差があると言えるかもしれない。


毎日、ほぼ同じ時間に ほぼ同じ位置で、これまた ほぼ同じ窓から見える外の景色を眺めていると 昨日から今日、そして明日ぐらいの日の流れでは 街が薄暗くなる時間の差異には気づきにくいが ふと、数ヶ月前は…って考えると 自然ってのは不思議だなぁ…と思う。




で、不思議と言えば…


7月や8月の頃、私は 石垣島や尾道や 高知や長崎を旅していた。


その頃の私の行動範囲は日本全国だったわけだが、4ヶ月経って 最近の私は札幌のごく限られた場所が行動範囲に限定されている。


人って 何かを失う代わりに得るモノがある。


同じ様に、何かを得る為に失うモノもある。


同時に 何かを失って初めて その失ったモノの貴重さ、大切さを思い知る。


こんな事は 誰もがよく知っている事なのに 誰もが、忘れてしまっている。


調子に乗って旅に出かけ、その時の事を記事で記すと そんな私の行動が「羨ましい」と思う人もいれば「バカが調子にのってんじゃねぇよ」と反感を抱く人もいる。


反感を抱く人の深層心理には「俺も出来る事なら そんな真似がしたいんだ」という願望があり、それが裏返しの感情となって現れている場合も少なく無い。


基本的に 私は他人からどう思われようと気にする事は無い。


他人は他人、自分は自分なのであり 自分がその時に出来る事を行い、そして楽しむだけの事。


以前にも 何かの記事で述べた事だが、私が大学を出たてで とある企業でSEをしていた頃、盆暮れの休みやゴールデンウィークなど、4日以上の連休が取れる時は いつも迷わずに札幌に帰省していた。


その頃、同じ職場の同僚達は 4日以上の連休が取れる時は、それを利用してグァムやサイパンなどの海外とか、新島とか沖縄などに旅行に出かけ 休み明けで顔を揃えると


「へぇ、ブタネコ君は札幌に行ってたんだ いいねぇ…」


そう、何の考えもなく真っ黒に日焼けした顔で言うのだが いつも、その時の私の心の中には


「オマエ達は純粋に遊びに行ったのだろうけど 俺は帰省で 遊びに行くのとは事情が違う」


と、さも 私が札幌に観光してたと決めつける連中に対して内心で反感を抱いていた。


そんな積み重ねが 他人がどう思おうとも俺は俺、というある種の頑固さが育まれた理由の一つかとも思う。


さて…


毎日、ほぼ同じ時間に ほぼ同じ位置で、これまた ほぼ同じ窓から見える外の景色を眺めていると 正直言って飽きる。^^;


でも、そうせざるを得ない…と諦めると 不思議と、そんな同じ景色の中に 微妙な違いを発見し、それが楽しみになるから不思議なものだ。


私の病室の窓から とある高校の正門が見える。


朝になると 多くの学生が通学し、午後になると下校していく。


ふと、気がつくと 毎日、4時過ぎになると 一人の同じ女子高生が正門の横のコンクリートの壁にもたれている。


彼女は ある男子が部活が終わるのを どこかで待ち、着替えて来るのを最終的に正門で待っている。


そして男子が大きなスポーツバックを背負いながら玄関から出てくると 女の子はニコッと笑いながら何か話しかけるのだが、そこからは遠いので私には表情だけで話し声や内容までは判らない。


だから、私は そんな二人の仕草を眺めながら その関係を勝手に妄想する。


「今日は早かったね」


「試験近いから」


…という風に。


二人の生徒が 私の窓から見えなくなると、私は 自分が高校生だった頃を思い出す。


毎日、学校から真っ直ぐ友人の見舞いに行く彼女(今の私の嫁)


部活が終わった後、殆どは喫茶「職安」に行き たまに、そうじゃない時は 見舞いに行った彼女を病院まで迎えに行った自分


高校生当時の自分が30数年後 こんなオッサンになるとは想像もしていなかったが、その30数年の間に 同世代の連中がバブルだなんだと浮かれて遊んでいる時に 他人の何倍もがむしゃらに私は働いた


いわゆる「アリとキリギリス」の例え話みたいなもので…


夏の間、アリは働き続け、キリギリスは遊び、やがて冬が来て、キリギリスは食べ物を探すが見つからず、アリに頼んで、食べ物をもらおうとするが断られる。


私は 他人の数倍働いたのだから 他人の数倍、遊ぶ権利がある。


そして、他人の数倍 身体を休める義務もあるんだな^^;


だから、毎日、ほぼ同じ時間に ほぼ同じ位置で、これまた ほぼ同じ窓から見える外の景色を眺めているのだ。




イラスト


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