● J Ships 34
「J Ships」というマニア向けの雑誌がある。

イカロス出版発行
この雑誌は 主に海上自衛隊の話題を中心に、他国の海軍の艦艇の写真とか 旧軍の艦艇の話題などを編集しており、2、5、8、11月という風に3ヶ月おきに発行されている。
今回、これを記事にしたのは 最新号である34巻に 不肖・宮嶋が海上自衛隊の練習艦「かしま」に同乗してブラジル訪問した記事が載っているから。
思えば、不肖・宮嶋がカンボジアのPKOに行く輸送艦に同乗した時の話を含めて『ああ、堂々の自衛隊』の頃を思うと 現在の宮嶋茂樹に対する自衛隊の思い入れが手に取れるようで感慨深い。
先頃、論文が問題となって航空自衛隊の幕僚長が更迭された。
まぁ、いろんな人が いろんな事を言っている様だけれども それらの論調を考えると、いまだに日本という国のメディアや識者は 公正中立とか、将来的視点で…とかいう部分に奢りと偏りと感じる。
例えば、「先の大戦は日本の侵略か否か?」という件に関し この日本という国の現在の歴史観で結論なり、統一見解などが出ているのか?
多くのメディアや識者は「侵略じゃなかった」と誰かが言うと こぞって「何を馬鹿な事を言ってんだ!」と叩く
しかも、それが今回の様に自衛隊関係者の発言となれば徹底的にである。
でも、統一見解が出ているのならばともかく まともに論議をされていない件なのだから ひとつの意見を呈する事が どうして問題なのか? いや、反射的に文句を言うのではなく 少なくとも その論文の内容を示した上で「どう思う?」と世に問うのがメディアの役割であり 識者は自分の立場や見解を示した上で持論なり 反論なりを示し、それをも世に問うべきなんじゃないのかね?
政治家や芸能人の失言をエサに 格好の話題としてネタにするのも結構だが、そんなのはワイドショーでやってればいい話なのだが、大新聞社さんとか キー局の看板報道番組で取り沙汰すのであれば ちゃんと、双方の論理を充分に読者や視聴者に偏向抜きで示した上で問う姿勢が無いモノなのかね?
自衛隊関係者の発言として如何なモノ… 今回の空幕長の更迭に そう指摘する自称・識者やニユースキャスターが多く耳目にしたけれど 職業の如何に関わらず、それなりの発言の自由ぐらいは認めて 耳を貸してやるぐらいの度量が無い狭量さに辟易とする。
だって、それじゃぁ「俺は無責任に自由に発言してもいいけど 君は立場上 ダメ」と言い、挙げ句には責任をも追及する… それがフェアな姿なのか?
こんな事は 今に限った話では無い。
だから、宮嶋茂樹の様に 良いも悪いも ちゃんと取材した上で指摘する人こそ 本当のジャーナリストだと私は思う。
ちなみに「J Ships」には
「J Wing」(航空自衛隊) 毎月発行
と、
「J Ground」(陸上自衛隊) 3,6,9,12月に発行
という姉妹雑誌があり、これらは 私の愛読雑誌でもある。
