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2008年11月25日

● ハッピーフライト


我慢するのはストレスに繋がり、それは私の身体にも そして私の人生観にもそぐわないと判断し、映画館に行って「ハッピーフライト」を観てきた。




ハッピーフライト


この映画に関しては 既に多くの綾瀬ヲタ達が それぞれのブログで感想を述べているが、私は私の感想を以下に述べようと思う。




判らない人には判って貰えなくて結構なのだが、私は この映画を観て しかもエンディングではなく前半部分で目頭が熱くなり、涙がこぼれた。


それはエンディングまでを観るまでも無く、私にとって とても嬉しい事がいくつもあったからだ。


多くの綾瀬ヲタは 綾瀬はるかが「子供じゃないんじゃけぇ」と 念願の綾瀬はるかによる広島弁を聞けたところを挙げるだろうし、もちろん彼女のCAコスも挙げるだろう。


それについては 私も大いに同感であり嬉しく思った事の一つである事は間違い無い。


が、「綾瀬はるか」について 私はこの映画でどうこう触れるつもりは無いし、触れる必要も無いと私は感じているので その点については放っておく。


だから、私はそれ以外で個人的に嬉しく感じた部分を指摘しておきたいと思うわけで…


私は30年以上 ANA派で通しており、ANAの株もそれなりに所有している。


もちろん何度かJAL便に乗ったし、現在も やむを得ない事情がある時は仕方なくJALを利用するけれども 基本的に日程や時間をやりくりしてでも出来るだけANA便を利用する事に拘っている。


その理由については 別の機会に語る事として、要は ANA派の私にとって この「ハッピーフライト」という映画を観ていて


「俺はANA派で良かった」


そう実感出来た事が まず嬉しかった。


では、何が嬉しかったのか?といえば…


昨今、航空会社をモチーフにしたドラマがいくつかあったが その殆どがJALの協力


で、出来の良いモノ なんだかなぁ…なモノ いろいろあるけれど、それらに共通して言える事は 航空会社は何もかも安全第一、お客様至上主義でございます…的な演出や台詞が鼻につきすぎるモノばかり


口では格好の良い事、タテマエばかりを並べていても では、実際のJALさん どうなの?と言えば 幸い、大事故には至らぬだけで「何それ?」みたいな問題は いくつも生じている。


航空会社が安全第一、お客様至上主義なのは当たり前の事。


しかしながら、航空会社の社員や 管制塔など、空港施設で働く人々は皆、人間であり それぞれにいろんな思いや苦労がある。


しかしながら、JAL協力の番組では そういった部分が全てタテマエ優先に描かれており、であるがゆえに わざわざそこを引き立てて強調するかの演出に感じてならなかったわけで、現実におけるJALの不祥事とのギャップを思うと 時に鼻白む程だ。


「ハッピーフライト」の中で グランドスタッフである田畑智子と平岩紙が笑顔で飛行機に手を振りながら「帰ってくるなよぉ」と呟くシーンがある。


単にコミカルな場面と 何も考えずに笑い過ごすのが普通なのだろうけど、私には こういうグランドスタッフ達の ある種の本音が垣間見えた様な気がして とても心地良い。


率直に言って この映画に登場する菅原大吉が演じるクレーマーの様なビジネスマンみたいに グランドスタッフやCAを私は今までに何度も怒鳴りつけた事がある。


ただ、自己弁護するつもりは無いが、私はワガママや無茶苦茶な屁理屈で怒ったつもりは無い。


私が怒るたいていの理由は 何か生じた問題に対して、常にマニュアルに従って対応しようとするグランドスタッフやCAが 本心から物事を理解して「すいません」と謝るのではなく、マニュアルに「真摯に謝りなさい」と書いてあるのに従って「謝っているフリ」がミエミエの場合


だいたいね、客の方にも非があるケースって少なく無い


はたで見ていて「そりゃ客のオマエが如何なモノか?」と疑問 もしくは不快に感じる事の方が多い。


にも関わらず、ただ謝るフリを押し通し、その場を誤魔化そうとする対応… それが本当に正しい事なのか?


田山涼成が演じたグランドマネージャーが 新婚夫婦をなだめた後に発した「ビジネス2席でいくらになると…」という台詞が代表的なのだが、そういう航空会社の本音の部分をコミカル風味とはいえ 如実に描いている部分がとても良く、何よりも嬉しいのは 全面協力したANAが そういう脚本を許した…という点なのだ。


タテマエばかりで格好つけるのでは無く、時には本音で世に問う… 航空会社に限らず、どんなサービス業でも よりよく発展する為には必要な事だと私は思う。


だから、今回の全面協力したANAの姿勢に ファンとして、株主として とても嬉しく涙が出る。




さて…


もうひとつ嬉しくて涙が出た大きな要因は 監督である矢口史靖に対してである。


ナイスキャスティング… 只々、その一言に尽きる。


冒頭に登場した綾瀬はるかと同期のCA役の「佐藤めぐみ」 管制官役の「江口のりこ」グランドスタッフの「平岩紙」 そして風邪で交代する機長役の「小日向文世」…


個人的に「お気に入り」のバイプレイヤー達を 実に適材適所で起用し、一瞬とはいえ それぞれに光をあてている… そこに、かつての倉本聰、最近では三谷幸喜と通じる私好みの演出家像を見る思いがした。


正直に言うが 私は「寺島しのぶ」と「吹石一恵」が大嫌いである。


何故嫌いなのか?という理由は わざわざ述べないが、基本的には この二人が出演するドラマや映画は 他に それを補って余りある魅力を別なキャスティングに見出さない限り見ない事にしている。


ただ、今回の「ハッピーフライト」を見て 違った意味で感心したのは この二人が演じた役柄は どちらも私としては嫌いなタイプの女役で、実際に嫌いな女優が 嫌いな女役を演じてくれると 違った意味で整合し、気持ちよく嫌な女と気にせず物語を楽しめる…という点。


言い換えれば、「寺島しのぶ」が貞操感たっぷりのはずの役柄を演じたり、「吹石一恵」がセレブや「佳い女」役を演じる事が私には違和感タップリになってしまうけど、今回の様なキャスティングだと 何の違和感も感じないので腹も立たない。


が、しいていえば「寺島しのぶ」の役は「白石美帆」あたりが 「吹石一恵」の役は「伊藤歩」あたりが演じてくれれば良かったのに…と 個人的には思うけど。^^;




さてさて…


先日の虎馬さんの記事の中で



それから 京浜島あたりでウオッチングしている「飛行中年」・・・

なんと言いましょうか・・・ 似たような方 知ってます^^;



という記述があり、勝手ながら きっと私の事を指してやがるなぁ…と思っていた。^^


で、実際に映像を見て思ったのは 航空無線を受信機で聞きながら、撮影に夢中になっている姿は まさに私だ。


ただ、飛行機ヲタのブタネコとして申し上げるならば、映像内では おそらく500mmクラスの望遠レンズを使用していると思うのだが(一瞬なので確認出来ていません。^^;) レンズに対して三脚が弱そうで あれじゃ、きっと少しの風でブレるだろう…と思いつつ、私なら 100-400mmで手振り連写だな…と。


同時に、あんな誰もが撮る様な場所で 同じ様な写真を撮ろうとするのは 最近の私の流儀では無いな…とも。


いずれにせよ、ラスト前の 雨の中、着陸するB747のリバース(逆噴射)による水煙のシーン あれこそが雨中でしか見れない、しかも747ならではの豪快さで それを撮る為ならカメラやレンズが濡れても構わない…ぐらいの意気込みを 映像内の飛行中年が見せてくれたら感極まったんだけどなぁ… なんてね。^^


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

私も、このあいだ観てきました!

冒頭のシーンを見て「これは、JALには絶対にできないシーンだろうな・・・」と
思いました・・・。

あと、私個人的には、
時任三郎の役を、堤真一がやってくれてもよかったかも・・・と、思ったりしました(^^;

映画観たあとに、
「ブタネコさんも、映画館でハピフラ観れますように・・・」と思っていたので、
この記事がでて、かってながら、とても嬉しいです~(^▽^/~

あのシーンを見た ブタネコファンなら 誰しもニヤリとしたはずです^^;

ブタネコ様
ご療養中のことと思いますが、それでもバンバン記事をアップされておられているので感心しています。

ハッピーフライトを見て私は、漠然と、こんな映画も受け入れてもらえるようになったんだなー、と思っていましたが、やはりANAの英断も大きかったんでしょうね。誤解を恐れずにいうと、医者や飛行機の乗務員のように人の命を預かる立場だからといって、いつも堅苦しくやっているようだと却って心配です。映画では、それぞれの人間味が一番の見どころだと思いますし、時任三郎さん演じる機長が淡々としていて、気持ちよかったです。
実際には、映画やドラマよりおそまつな部分が隠れているということもあるでしょうから、そういうのを誠実に改善して欲しいですね。

矢口監督も航空会社からの冷たい応対のなかANAの全面協力は嬉しかったと
行ってましたね。ちなみに私もANA派なんですが、最近あまり乗ってません。。。

さて、映画でSnowさんとピエロを発見できましたか?

★ すもも さん

ありがとうございます。^^


★ 虎馬 さん

私は「飛行中年」ではなく「非行中年」ですから^^;


★ モノヒーヤヂヲ さん

ですね


★ ピエロ さん

>発見

へっへっへ 出演してるの忘れてた^^;


大好きな飛行機、お気に入りのANA、魅力的なキャスト・・・
トリビアてんこ盛りのストーリー。
個人的に、久しぶりに楽しい映画でした。

私も冒頭から胸一杯でしたね。
1回目は家族連れだったから我慢したけど、2回目はもうダメ。
週末にこっそりまた見に行こうかな、と。

家では絵コンテ見てニマニマしてます。当たり前だけど、絵コンテ通りの画だったなぁと。
サイドストーリーは見れそうにないので、早くDVDがでないかなぁと(気が早いか)

★ sonden さん

サイドストーリーかぁ… 見たいナァ…

ブタネコ様

こんばんは。
Barberです。毎日読ませて頂いています。
遅まきながら、1000万アクセスおめでとうございます。

さて、ハッピーフライトのDVDが5月22日に発売されますね。
サイドストーリーの感想も是非アップして頂きたく、よろしくお願いします。

寒さ厳しき折、お体ご自愛下さい。

★ Barber さん

もちろん、DVD買いますよ^^

買って見たら、間違い無く再見記事を掲示しますよ。

【※注意!!】

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