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2008年09月16日

● もし、娘達に彼氏が出来たなら…


ある方のブログの記事を拝読して 思った事を述べてみる。




まぁ、わざと「ある方」とボカしたのは 判る方には直ぐ判るであろうし、判らない人には 判らないままでいてくれや…って意味なだけで それ以外の他意は無い。


それと、その「ある方」に対して 私は全く悪意は無く、むしろ御心中をお察し申し上げて余りさえある… だから、その気持ちを記事として呈したいとも思う。




さて、ほんの20数年前の事だ。


今では 小学生ですら持っている携帯電話が 現代のノートパソコンより大きくて重く、加入して使用する為には30万ちょっとの保証金と 当時の物価では破格の月額基本料を請求されていた時代から、実は まだ20数年しか経っていない。


自慢じゃないが、その当時、私は既に携帯電話を所有していた。


だって、その当時に携帯電話を持ち歩くのは不動産業や金融業の親方なら当たり前で、そういった連中とヤリ合うのが私の仕事だったからいろんな意味で必需品だったからだ。


今では私の会社の専務として、現在では病気療養中の私に代わって会社の全権を任されている男が 私の秘書兼雑用係として 第二次大戦中の米軍指揮官と 重たい通信機を担いで、その指揮官にピッタリとついて歩く通信兵の様に行動していた時期でもある。


が、今回はそんな話がしたいわけじゃ無いので それはさておき…


私の世代が学生だった頃、プッシュホンという電話が普及し始めた頃であり、ポケベルが登場するのは、社会人でもまだ入社数年の若造の頃。


何を言いたいかというと…


その当時、彼女と連絡を取る為には 彼女の家に電話をするのが手っ取り早い手段ではあったが、その際に 最も、障害になったのが彼女の父親の存在である。


電話をかけ 彼女が出てくれたら最高のラッキー、彼女のオフクロさんだったら 多少の嫌味や小言を頂戴しても 最低限、伝言ぐらいはしてくれた。


けど、運悪く親父さんが出てしまった時は 無言で切りたくなる程、自分の運の悪さを呪いたくなるぐらい嫌な思いをしたものだ。^^;


今までに このブログの記事で何回か「亡き友」として登場した ウチの嫁の唯一の親友だった女の子がいる。


その「亡き友」の親父さんが そんな頃の時代を指して、


「そう言う時代だったから 若い男の子は敬語や礼儀を覚えたのかもしれないな」


と言い、そう言われて 私も確かにそうかもしれないと思ったものだ。


ちょっと湿っぽい話で恐縮だが…


「亡き友」の親父さんが ウチの娘達が小学校に入学する時に、わざわざお祝いを持って我が家を訪れて下さり、その御礼をかねて親父さんが好きだった品物を入手した私は 一人で親父さんを訪ねた時の事である。


「ブタネコ君の所の娘さん達を見ると ウチの娘も生きていたら、

 同じ様に子供を授かり、同じぐらいの歳の孫がいるんだなぁ…って

 ついつい思っちゃうんだよねぇ…


 キミの奥さんは それを察しているから、娘さん達に私の事を「オジサン」ではなく

 「お爺ちゃん」と呼ばせてくれていて それが、とても私は嬉しいんだ」


親父さんは 早々と旅立ってしまった「亡き友」を想い、目を細めていた。


そして、私に聞かせたいのか それとも独り言なのかは判らない話をした。


「もしも あの子(亡き友)が生きていて いい年頃になり、

 彼氏を紹介したい…なんて言い出したとしたら、

 私は きっと、心を鬼にして その彼氏に辛く厳しい態度で臨んだと思うんだ


 それにはね、理由があるんだよ。

 本当に その彼氏が娘の相手として相応しいのか否か?

 その最終判断を 娘にさせるためには、父親が悪者になってやる必要があるのさ

 父親が鬼の様に恐い存在で それに対して、彼氏がどう対応しようとするのかを

 娘に見させてやる…って事が、それなんだ。


 そうする事で、この男は困難にぶち当たった時に逃げるのか? 言い訳ばかりなのか?

 真っ正面からぶつかっていこうとするのか? どういう態度を見せるか? …ってね。


 別に女の子に限った話じゃ無いけれど 恋愛をして、夢中になっていると

 アバタもエクボって感じで 相手の本当の姿が見えなくなってしまう事が往々にしてある

 だから、それを親父が壁になって 正体をハッキリさせてやる…

 それが、娘に対して行う父親としての最後の子育てなんだ…ってね


 実は、これ 私が私の妻の父親から あの子(亡き友)が産まれた時に

 種明かしをしてもらった話でね、私も妻を貰いに行った時に

 そりゃぁコテンパンに 妻の父親からヤラレてねぇ…^^;


 まぁ、結局は その仕事をさせて貰えないまま あの子は召されちゃったけど

 キミに話せたから、これも良し…だな。^^」


そんな話を聞いたから…というのが 全ての理由では無いけれど、私は 娘達の友達や その親や学校の教師達から 今風に言えば「あの親父はヤバイ」と言われ続けてきた経緯がある。


最近のTVドラマのタイトルじゃ無いけれど、「モンスターペアレント」と呼ばれる様な アホな因縁を学校にした事は無いが、家庭訪問に来る教師と会うのは常に私が一人で担当し 少しでもマヌケな態度や発言をしたら一生忘れないぐらいの恐怖をプレゼントしてやったものだ。


それは私の本来の性格によるモノ…という原因が大きいのだが、正直言って そういう風にウチの嫁に仕向けられたせいでもある。^^;


ウチの嫁は「亡き友」の死を看取って以来、私や私のバイト仲間だった「二代目開業医」や「気の弱い弁護士」達以外の人間を 実は未だに信用していない。


と、同時に その心を決して表に出さず、他人に対して如才なく振る舞う技を身につけ 私が表向き他人を寄せ付けない頑固で偏屈者であるぶん、ブタネコさんの奥さんは 人当たりも良くて ちゃんと話を聞いて下さる賢夫人…


そうする事で 何かあったら暴れ者の亭主がブッ飛んで行き、相手が警察や教師でも バカヤロウコノヤロウと暴れるぞ…と脅しをかけつつ そんな亭主が暴れる前に ブタネコさんの奥さんと仲良くなっておこう…と言う風に仕向けたんだな。^^;


その為、私が町内会の連中と揉めようが 家庭訪問に来た担任教師に正座させたまま説教をした…なんて真似をしても


「良いのよ 時々、それぐらいしておいてくれないと」


と、余程の事が無い限り 私は嫁から怒られた事が無い。


で、ちゃんと確認したわけじゃないけれど 先に述べた「亡き友」の親父さんが私に話してくれた「娘に彼氏が出来た時は…」という話は 嫁も「亡き友」の親父さんから聞かされているに違い無い。


だから、娘達が中学生になった時 珍しく嫁が娘二人と居間で神妙な顔つきで…


「いい? アナタ達も中学生になったんだから 好きな男の子が出来ても不思議じゃないのよ

 ママもお父さんと知り合ったのは中学の時だし、高校の時には

 あぁ、この人なんだろうナァ… アタシの旦那になる人は…って思ったのは。


 だから、アナタ達が 中学生で好きな人が出来たって ママもお父さんも

 その事について文句を言える立場では無いのよ


 でもね、きちんと判っていて欲しいのは お父さんは、ママと付き合う…って

 ママのお父さん、つまりアナタ達のお爺ちゃんに申し出た時、

 そりゃぁ何ヶ月もの間 地獄の様な虐めを受けたものなの

 でもね、お爺ちゃんは お父さんを憎くて虐めたわけじゃ無いの


 虐める事が お父さんにとって、そしてママにとっても とても大事な事だから虐めたの


 もちろん、お父さんも それを判っているから ママと結婚した後は

 お爺ちゃんとお父さんは ずっと仲良しだったのよ


 でね、”なんで? お爺ちゃんはお父さんを虐めたのか?”は

 アナタ達が その理由を自分で理解しなきゃ行けない事で

 答は 余程の事が無い限り、絶対にママは アナタ達に教えないわよ。


 で、もう一つ判っていて… というか、覚悟しておいて欲しいのは

 もし、アナタ達に彼氏が出来たら 間違い無く、お父さんはその彼氏を虐めるからね

 それも、きっとあの人の事だから とてつもなく凄まじい虐め方をするわよ


 で、それに関しては 申し訳ないけれどママは絶対にお父さんを止めないし

 止めようとしても それだけはお父さんはママの言う事を聞いてくれないから

 アナタ達は それを覚悟して、相手の彼氏にもちゃんと理解させるのよ? いいわね?」


と、嫁が娘二人に話すのを こっそりと盗み聞きした時に


「あぁ、アイツも 親父さんから気かされてたな…」


と、確信したからだ。^^




いつも、私は このブログの記事の中で文句ばかりを言い しょっちゅう怒っている。


けどね、理不尽な理由で怒ったり 文句を言ったつもりは全く無い。


私が 最も気に入らないと感じるのは 言葉を飾るばかりで、親身になったフリをしながら 実は上辺だけの薄っぺらな気持ちでしか無い台詞を聞かされた時である。


私はミスをしたり、失敗した相手でも きちんと礼儀を持ち、スジを通して詫びる者に怒ったりはしない。


その代わり、責任転嫁で逃げようとしたり 綺麗事で格好をつけるように仲裁じみた真似をする輩は大嫌いであり、徹底的に怒る事にしている。


例えば、もし 私が娘の彼氏を虐めたとする。


そんな時に


「誰にでも良い所が一つや二つあるはずだから…」


とか、


「理由の如何に関わらず 虐めは良くない」


とか、


「娘さんが好きになった相手なんだから そこを尊重して…」


等と 耳障りの良い言葉で宥めようとするアホが出てくる。


もし、アナタが この記事のここまでを読んで 上の三つのタイプの様な感想を抱いたのだとしたら 申し上げておきたいのは


「カッコをつけて宥めようとする前に 何故、私が虐めるのか?を ちゃんと理解してからにしろ」


と、言っておく。^^




さて…


話が脇にそれそうなんで 少し、戻しておく。


以上の様な事を記事で述べると


「娘の親って気苦労が大変ですね」


という様なコメントを下さる方がおられる。


なので、そんなコメントを頂戴しなくても良い様に 先に述べておくと


私は「気苦労」しているのでは無い。


むしろ、心の底から楽しんでいるのだ。^^


こんなバカ親父でも 娘達は結婚して幸せになって欲しいと心から願っている。


だからこそ、親父の虐めに対して「ほぅ…」と思える様な対応をしてくれる 見所のある良い男と娘達が出会って欲しいと願い、そんなビックリするぐらい感心する様な男が彼氏として現れてくれないかと楽しみで仕方が無い。


そんな私に「気苦労が…」なんて 判った様な言葉を頂戴しても 有り難くもなんともない事を どうか、御理解願いたい。^^


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

ブタネコさんこんにちは☆

>電話をかけ 彼女が出てくれたら最高のラッキー、彼女のオフクロさんだったら・・・・

この感覚なつかしいな~。学生時代を思い出しました。
今は、「もっし~♪」ってな感じで、そんな心配まったくありませんからね。

だからこそ『亡き友の親父さん』のセリフのところ、画面越しに うなずいてしまいました。(^^)

ポケベル時代を懐かしく思い出しました。
待ち合わせ場所や名前を数字で表わしたりしたもんです。

私の場合、肝心の彼氏にではなく、
ただの友達にぶち切れされ、
「そこじゃないんだよ~」と腹を立てたものですが、
内心は娘として産まれてこそ味わえる父の姿・・・
うれしかったですね~。

★ とし さん

ですか^^


★ カルチェ さん

そうですか 頑張ります。^^


>私は「気苦労」しているのでは無い。
>むしろ、心の底から楽しんでいるのだ。^^
>こんなバカ親父でも 娘達は結婚して幸せになって欲しいと心から願っている。

これに尽きるんでしょうね。
そして、ブタネコさんが感心するぐらいの男性を
娘さんたちは連れてくるんでしょう^^

初めまして。アズと申します。
実はいつもブタネコさんのブログを読むのを、楽しみにしてました。
私は10数年前、娘の立場でした。父に反対され、結局大好きだった人と結婚できず、かなりわだかまりを引きずってました。その後別の人と結婚し、子供が生まれ、月日が経って、かなり薄らいだ気持ち、今回のブタネコさんの記事で完全に一掃できた気がします。親の心、子知らずですね。ありがとうございました。

★ Nob さん

私が感心する男ってのは まず無理でしょう。^^


★ アズ さん

こちらこそはじめまして コメントありがとうございます。

気晴らしのお役に立ったならば幸いです。^^


昨日は、旦那は仕事で子供達も帰らず一人寂しいイブで、ついついワインを飲み過ぎたせいもあり、センチなコメになってしまい、お恥ずかしいです。
なんか、このブログ、嵌ってしまいました。うちの旦那もこんな風に思っているのでしょうか。
草食男子だなんてふざけた言葉が流行るこの時代に、うちの娘にもそんな見所のある男が現れてくれるでしょうか。
父親を見ている娘の目に、間違いはないとは信じていますが・・・

★ hamako さん

今、ウチの娘二人とも彼氏が出来、結婚を考えているようです。

二人の彼氏双方とも 娘と付き合う前から私は知っており、当然 むこうも私をよく知っております。

今、その二人は徹底的に私に虐められていますが 二人とも、辛抱強く耐えており その点に関しては秘かに私もそれなりに認めてはおります。^^

が、まだ結論的許可を出してはいません。

もう一つか二つ 崖から谷底に突き落として その結果を眺めようと思っているモノで…

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。