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2008年07月08日

● 2008年7月夏の旅(鳩間島・石垣島 雑感)


今回、鳩間島と石垣島を旅した際に感じた事を記しておきたいと思う。




もうすぐ、夏休み


「今年の夏は ~に行くぞ」


と、例えば ハワイやグアム オーストラリア… そういった外国へと旅行を計画している人は少なく無かろう。


そんな人達が 今から旅行を楽しみに話すのを聞いていると へそ曲がりな私はふと思う。


「キミは そこに行って何がしたいの?」と。


「海で泳ぐ」「ショッピング」… いろいろ理由はあるのであろうけど「何故、ハワイ?」「何故、オーストラリア?」と突っ込んで聞くと 行き着く所は「なんとなく…」だったりするし、ともすれば「みんなが行ってるから」みたいな理由だったりする。


そして、役に立ちそうもないキーホルダーなんかをお土産に買ってきて


「夏休みにハワイ 行ってきたんだけどね

 たしかに良いトコだとは思ったけど コレといった特色のあるとこじゃなかったわ」


なんて、さりげなく「俺はハワイに行った」という事を自慢気に喋る。


つまり、「~に行って何をしたか?」という事など ほとんどはどうでも良く、「~に行った」という事ばかりが重要な話題で終わる…という事だ。


それは「ハワイという場所に行って 自分の目や肌でハワイを感じてきたい」という純粋な思いが発端なのであろうけど、いつしか「我が家は 夏休みにハワイやオーストラリアに行く程、経済的に余裕があるのよ」という自慢比べのネタにすぎなくなっている輩が少なく無い事を 私は自分の目や肌で感じている。^^


まぁ、そうやって自慢する事が愉しいから 次々といろんなところへ出かけるのも それはそれで勝手にやればいい。


けどね、行った先々でフランス料理や中華料理を食べ ショッピング…と称して たしかに日本で買うよりは1・2割安いブランド品を買い漁ってくるのを 私には旅行とは思えない。




さて…


今回の私の旅における最大の目的は「鳩間島」に行き「瑠璃の島」のロケ地を堪能する事。


だから、沖縄も そして石垣島も後回しで とにかく「鳩間島」に辿り着く事を最優先にした旅行計画であり、石垣島に至っては どこが名所で何が見所なのか?なんて事は 全く、下調べもしておらず


「まぁ、時間的に余裕があったらタクシーの運転手さん任せで観光でもしようか」


程度の気持ちであった。


だから、石垣島の初日に 運転手のトミーの案内で見た御神崎の夕日


石垣島

私と教授は この夕日で充分に満足し 何も無ければ札幌に帰った後に


「いやぁ… 石垣島の夕日を見てきたけど ありゃ、最高だね」


と、きっと自慢していたはずだ。


で、こういうのは私達だけじゃなく 多くの観光客が同じ様に 自分が見たものだけで最高だった 場合によっては「最悪だった」と決めつけ 思い込んでしまう


もしも、その時に見たモノが 本当に「最高」「最悪」だったのなら それは正しい決めつけとも言えるのであろうけど たった一度、しかも その時だけの状況で「最高」「最悪」を決めつけて良いのか否か せめてそれぐらいの認識を持ち合わせていたいものだ。


だからね、その夕日を見終えてホテルへと向かう車中で 運転手のトミーが


「あれはダメよ 駄目な夕日さぁ…」


と、繰り返し呟いている様は 私としても嬉しい反面「仕方ないじゃないか」と 逆に慰める始末。^^;


ゆえに、翌日 鳩間島から戻った私達を商売抜きでリベンジに連れ出したのも トミーの石垣人としての意地だったのであろうし、そのせいか 本当に凄まじい夕日を拝めて感動している私達に


「これでも まだ、物足りないね」


と、言い切って見せるトミーは テレ隠しでもあるのだろうけど


「最高の夕日を知っているのは 島に住んでいる者だけの特権さ」


という石垣島で生まれ育った人間としてのプライドでもあると私は感じており、そうやって 自分の故郷にプライドと愛着を持つオジイには 正直言って最初は鬱陶しさを強く感じたが 最後には ただ敬服するばかりだった。




さてさて…


鳩間島に渡り、まず感じた事は 鳩間島の人々は観光客に媚びている人と 全く媚びていない人の両極端だという事。


たとえば、鳩間島に石垣島からのフェリーが着いた時 波止場には沢山の人が船を出迎えるかの如く大勢集まっている。


それを初めて そのフェリーで渡った観光客は さも島の人々が自分達を歓迎して出迎えてくれて居るんだと勝手に思い込み 好意的に受け止める。


でも、すぐに それは勘違いだと気づく。


と言うのは フェリーが波止場に接岸すると まず、石垣島から積んできた物資の荷揚げが始まり 島の人達が出迎えていたのは観光客では無く、その物資だったと理解するからだ。


こんな状況は 離島なのだから当たり前の話で、まず 生活物資の確保… 生きていく為に備わった本能であり、これだって風習なのだ。


ところが、そんな事に気づかない観光客の多くは


「なんで荷物が先なの 早く降りさせてよ」


「なんだ 俺達を歓迎してたんじゃないのか?」


勝手な思い込みが原因なのに 失望から不満へと簡単に変わっていく。


で、その様をフェリーの船内や 島に上陸してから波止場で眺めていると 興味深い事に気づく。


それは わりと高年齢、老人に近い年代の島の人々は荷揚げされた荷物を受け取ると 早々と波止場から立ち去り 観光客には何の関心も示さない。


それに対して 見るからに若者と覚しき年齢層の島の人々は


「民宿***です 今晩、お泊まり予定のお客様はおられませんか?」


と、笑顔で 観光客達に声をかけたり


「ダイビング・スクール・ツアーのお客様は こちらへどうぞ…」


と、団体客を引き連れて やはり何処かへ消えていく。


ゆえに、接岸から10分もおかずに フェリーが離岸して石垣島に向けて出港する頃には 波止場の辺りに残ったのは 全て、ツアーではなく 殆ど個人的に日帰りで鳩間島にやってきた観光客だけで それに対して声をかけてくる島の人はいなかった。


つまり、これを裏返して言えば 鳩間島の老人達は積極的に観光で利益を得ようとは考えておらず、「観光の邪魔をしないかわりに 生活の邪魔をしてくれるな」という意志を無言で示しているとも感じられる。


で、もうひとつ重ねて言えば 若年層の島の人々で 例えば、民宿を経営していたり、ちょっとした料理を食べさせてくれる店を開いていたりする人達は 当然、観光客相手に商売で利益を稼ごうと ともすれば観光客に媚びるかの如き笑顔を向けるが それに対して へそ曲がりな私は違和感を覚えて仕方が無かった。


というのは、これも もしかしたら私の思い込みの可能性は充分にあると断った上で 個人的感想で述べるのだが、どうも 観光客相手に商売をしている若年層の人々は 元々の島の住人と言うよりも 最初は我々と同じ島外の人間で 観光で鳩間島に訪れ、島が気に入って住み着いた人々… そんな匂いがプンプンとしたからであり、一目で観光客と判る我々の様な者に対する 先に述べた老年層と 後に述べた若年層とでは こちら側としてはハッキリ判る程 態度が違ったからだ。


だからこそ、正直に言えば


「あれ? 俺達、ここに来ちゃって良かったのかな?」


と、普段は傍若無人でワガママなオッサンである我々ですら そう思ったんだ。^^;




「すいません、郵便を受け付けてくれるところが この島にありますか?」


そう私に聞かれて ムッとした島の爺様がいた話は 先日の記事に記したが…


思うに「ここ 郵便局あるの?」と 小馬鹿にした様な態度で今まで何人もの観光客が尋ねたのであろうし その言葉で随分と傷ついてきたのかもしれない。


最近の我々の世代から下の年代の者は コンビニやファーストフードに慣れ過ぎ、ともすれば どこかに24時間営業の店があり、110番や119番すれば5分や10分で誰かが助けに来てくれるし、ネット通販で2日もあれば商品も届く生活が当たり前で普通だと思い込んでいる。


ちょっと暑ければ「アイス食べようか」と簡単に言い、ちょっと探せば真夜中でも売ってる店がある


しかし、同じ日本の中には そんな感覚が通用しない場所がある… 私達は それを忘れてしまっている。(気づけずにいる。)


歳を重ね それなりの地位や一般的水準よりも多い収入を得る身となると 知らぬ間に「金さえ出せば なんとかなる」なんて感覚が身についてしまっていた様で 財布の中には1万円札が 10枚や20枚入っており、5百円玉や百円玉をジャラジャラ音が出る程、小銭入れに持っているのに たった2枚の10円玉が無いばかりに 炎天下で熱中症の一歩手前に陥り、喉の乾きに苦しみながらも一杯の水が飲めない… この歳になって まさかそんな経験をするとは思わなかった。^^;


もう、朦朧としていたと 今では自分でもその時の自分を判断するしか無いのだが、結論的に考えれば


「1万円札5枚と 10円玉6枚を交換してくれ…」


私は 落とし物を届けてくれた女の子に そう懇願したのだ。^^;


それに対して


「チョー ラッキー」


と、脳天気に喜ぶのではなく


「このオジサン達 大丈夫?」


そう心配してくれる女の子が そこにおり、そんな女の子と出会えた事が私達に どれほど幸せな事だったのか 真の意味で気づいたのは 石垣島のホテルに戻って水風呂につかった後だ。


でね、札幌に戻って以降


「なんかさ、

 鳩間島で蒸された時に つくづく10円玉の重要性を再認識させられたよなぁ…

 それに、知らぬ間に 金銭感覚がおかしくなってたんだなぁ

 良い教訓として これからは気をつけなくちゃ…」


と、「気の弱い弁護士」は ことさら反省の弁を述べるのだが、彼は いまだに島で私が彼の財布から5万円を抜き取った事に気づいていない。^^;

(もちろん、私や二代目開業医も こちらから教えてやるつもりは無い。)




誤解して欲しくないのは 私は鳩間島の人々に対して文句を言うつもりも 卑下するつもりも、もちろん侮蔑する気持ちなど欠片も持っていない。


観光で訪ねさせてもらって とても良い場所だったと思ってもいる。


が、北国育ちで しかも、心臓が壊れた今の私には 当日の気温や湿度はとても辛く、住んでみたいとは間違っても言えないし 体調面を考えると 再び、鳩間島に行く事は間違いなく無い。


それに 島中を散策していて おそらく台風による被害と思われる壊れた建物や 折れた木などを思うと 簡単に「良いトコに住んでますね」とは 私は言えない。


しかしながら、そこに永く住み暮らしてきた人々には それだけ島への愛着や想いがあってしかるべしで そういう人々からすれば 天気の良い日ばかりに都合良く日帰りで訪れて ともすれば、ゴミだけを残して 全てを判った様な気になって帰って行く観光客に対して苦々しい思いをした事は一度や二度じゃ無いだろうと思うし、「良いトコだよね」と住み着いて 観光客相手に商売している若年層にも もしかしたら複雑な思いがあるんじゃないかと邪推したりもする。


だから、今となっては「ロケ地巡り」と軽い気持ちで島を訪れた事を 後悔に近い反省を感じている気持ちも若干ながらあり、半日とはいえ 島中をブラブラと歩かせて頂いた事に とても感謝しております。




でね、話を最初に戻すと…


最近、時節柄 夏休みの海外旅行に関連する話題を垂れ流すTVを見ていると


「原油価格の高騰により ツアー料金が上がってますが どう思います?」


なんて街角インタビューに


「そうなんですよ 今年は高いから毎年行ってるハワイには行けそうもなくてぇ

 今年は国内で我慢しようかと思ってるんですよぉ」


なんて応えているOLを よく見かけるが…


そんなオバカが 鳩間島の様なところに行ってゴミだけ残して帰ってこない事を祈るばかりだ。


が、札幌発という前提で言えば 鳩間島に行く料金と旅程があれば 下手なパックだとオーストラリアにだって行ける事を考えれば そんなOL達には行きたくても行けないだろうと安心したが、まぁ、そんな事は どうでも良い。


ここ数年、北海道に台湾、韓国、中国から観光で訪れる旅行客が年々、増加している。


TVはそれを 北海道の経済発展の為に良い事だと報じ、北海道庁の小役人共は 外交的にも経済的にも良い事だと 自分達の手柄の如くアピールする。


しかしながら、現実的には 台湾、韓国、中国から観光で訪れる旅行客はマナーが最悪で、自分の国に戻ればセレブ扱いである事に調子づいており それが日本でも通用すると勘違いしているアホばかり お土産屋、観光地、ホテルなどでトラブルが激増している。


でも、経済的には恩恵があるのか?と言うと 現実には古くからリピーターとして北海道に来ていた本州人が 少しづつだが、北海道に来るのを止めており その原因は行く先々で台湾、韓国、中国から観光で訪れる旅行客のマナーの悪さに不愉快な思いを重ねたからだという報告も少なく無い。


つまり、外国人観光客が増加しているぶん 国内の旅行者は減っており、経済効果としてはともすればマイナスになっているにも関わらず、小役人共は旅行者数の増加ばかりを喜び 現実に気づいていない…という現状なのだ。


で、そんな外国人観光客に出会った私は


「オマエ達の観光の邪魔はしないけど、そのかわりに 俺の生活の邪魔をしたらブッ飛ばすぞ」


って態度で接している。


これって、鳩間島で感じた老人達の雰囲気と 全く同じなんだな。^^;


で、何が言いたいかというと…


いわゆる「田舎」と呼ばれる地方に住み そこの地元の人間として その地を訪れる観光客に対して感じる「嫌な思い」 それを知っているからこそ 私は鳩間島の人々、特に老人達に対して感じる思いがある。


ところが、都会と呼ばれる地域で暮らし 田舎を知らない人間には その思いを教えようにも こればかりは簡単には理解しては貰えない


だから私は「自分は都会人」って思い込んでいる輩をアホ呼ばわりするし、侮蔑もする。


にも関わらず、今回の私は もうちょっとで、大急ぎで上辺しか見ていないのに全てを理解した様に思い込む都会の旅行人と同じ真似をするところだったのだが、それをトミーという石垣島のタクシー運転手の爺ぃに気づかせてもらったよ…という話なのだ。


だから、以下は私信である。


トミーさんよ アンタがTVでしか見た事が無いと言ってた夕張メロン 今日、箱で発送したから下痢するぐらい食ってくれ。^^


で、最後に…


私の記事を読んで 私が大の松田聖子嫌いであるにも関わらず、「石垣島の海の写真を見て 青い珊瑚礁という曲で包まれた青春時代を思い出しました」なんてメールを寄越したアホがいるけれど、私の世代で「珊瑚礁」と聞けば 高中正義の「ブルー・ラグーン」だろ という意味で^^


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

旅行の写真見ました!夕日が凄くキレイですね!!
この記事を読んで、なるほど・・・と思うのと同時に、旅先でのマナーをきちんとしないと・・・と感じました。

中国などからの観光客全てと言うわけではないですが、マナーが悪い人いますね。
都内で電車に乗っていて感じることが多々あります。
仕事でも関わりがあったりで、もう・・・。

少し前に、韓国人の女性2人組に道を聞かれました。
ハングルの地図を見せられて英語で質問されて困ってしまいました^^;
一応、自分が持ち合わせている英語力を総動員して一生懸命説明したのですが、
上手く伝わってない部分があったのか、お礼の一言もなくスタスタ歩いて行ってしまいました。
マジかよ!!って思いましたけど、自分の英語力のなさが悪いってことにしときました^^;

★ みず さん

日本に来てるのに 日本語で聞かない相手の負けです。^^


わお、松原正樹との2ショトですね!
氏は多分、、、青い珊瑚礁にも参加してるのでないかな?


対馬も韓国人観光客が増えているのですが、
旅費を安く上げるために海辺でキャンプし、ゴミを散らかして帰ったり、
漁が禁止されている海産物を乱獲したり、
「食べれる野草」を観光名所から根こそぎ取って帰って自然破壊を繰り返したりと
対馬人には死活問題なことを平気でやっていく輩の多いこと!
でも、自治体は道路標識にハングル加えたりして、観光客の増加を喜んでいるのですよね(汗)
お気持ち、察します。

私が住んでいる大阪でも、アジア系観光客が多く、人ごみの中をくわえたばこで歩いたり、集合時間にやってこないツアー客を待つバスで交通渋滞が起きたりと、問題は枚挙にいとまがありません。

私が北海道に行った際は、北海道の地元の方たちは地下鉄をマナー良く利用してらっしゃるのに、観光客(日本人)が座席を無駄に占領してたりして、不愉快な思いをしました。

何をするにもマナーは大事ですね。

<追伸>
5万円のコーラ話。爆笑でした。

★ 105gtv さん

へぇ


★ スミゴルフ さん

>マナーは大事

まぁな… なんつって^^;

お疲れ様でした、すべて読みましたよ~
すばらしい旅路ですね~これを読んで、
週末は静岡に富士山を撮りに行こうと思いました、
ブタネコさんも是非!浜松空港でお待ちしておりますw
朝日が撮りたいので、集合は4時でおねがします^^v

例の、物が届きました!
これを転売して、わらしべ長者的にフェラーリーくらいになったら
お返しいたします~^^
ありがとうございました。

★ こんぶ さん

浜松空港に4時ですね 了解です。^^


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。