● 北海道神宮例祭(札幌まつり)
世間一般、本来であれば神事なのだが、神様なんか信じていない私にとっては 毎年恒例の仏壇のお供え物を買ってきて供える期間。
最初に断っておくが、この記事中の画像は今年の6月16日の昼間に撮影したモノです。
月曜日という平日で しかも、時折 小雨の天気の為、客の出がよくありません。^^;
御存じの無い方、土地勘の無い方の為に少し語っておくと…

中島公園は札幌市の中心部にある公園で かつては高校や社会人の大会が開かれる野球場があったり、小規模ながらも遊園地があったり、夏はプール 冬はスケートリンクがあったり、公園の内部には貸しボートを楽しめる池があり、まさに市民の憩いの場。

札幌市の象徴のひとつである「時計台」と匹敵する歴史的建造物の「豊平館」も移設されている。


池にはいろんな鳥が佇み

公園内にはいろんな樹木が植えられている。(上の写真はアカシアの花)
普段は静かな公園なのだが、年に数日間だけ 500軒近い屋台が歩道に並び、「札幌祭り」の縁日が催される。

私が 毎年、この縁日で必ず買い求めるのは

「ハッカパイプ」
単純にハッカの粉を詰めたプラスチック製のパイプなのだが、これは昔ながらの商品で 今は亡き私の父が この縁日が大好きで、必ず買い求めたのがハッカパイプだった事から これを毎年、仏壇に供える事を私が家訓と定めたのだ。
他にも

「べっ甲飴」なんてのも 今では縁日ぐらいでしか見かけなくなったので 今年はこれも買ってきた。
が、年々 これらの昔ながらの菓子の屋台は少なくなり、前は 何件もあったはずのハッカパイプ屋も 今年は見つけただけで3軒に減ってしまい その代わり、




こんな屋台は 今年、初めて見た。
ちなみに、公園中央部には





「オートバイサーカス」や「お化け屋敷」などがあったが、今年は「見せ物小屋」は無かったのが ちょっと個人的には残念。^^;
最近は すっかり風習が変わったらしく、私の子供の頃は 札幌ではこのお祭りになると、多くの会社や学校が「半ドン(午後から休み)」になり、景気の良い会社は「お祭り手当」と称して「5千円」札を一枚入れた寸志袋を社員に配ったりしたものだが、今は そんな話を殆ど聞かない。
ただ、祭りを楽しむ子供の姿は昔と変わらず

上の写真の様な「型抜き」を子供が真剣にやり 「オジサン出来たよ」と屋台のオヤジに見せた途端
「あ~、残念だなぁ ここが、ちょっとだけ欠けてるね ハイ、残念賞」
と、綺麗に抜いたガムを証拠隠滅をはかるかの様にクシャクシャに丸め
「え~ ちゃんと抜けてたじゃん!」
と、子供が食ってかかる光景を数年ぶりに見た。
が、今と昔で違うのは
昔…、つまり我々の親は 子供が食ってかかってるのを ただ笑って見てたものだが、今の親は
「ちょっとアンタ!、すぐクシャクシャにして誤魔化してんじゃないわよ」
と、その子供の母親がキャンキャン吠えてる光景まで日常茶飯事になっちゃっている事。
お祭りの縁日ってのは なけなしの小遣いをもってきた子供と屋台のオヤジとの 世代を超えた戦いであり、子供は それを経験していく事で大人気分を味わったりしたモノ
それを馬鹿な母親が口を挟んじゃ まさに野暮って事を判らなくなっちゃったんだな…

屋台で買った焼きそばを 公園のはずれのベンチで食べながら池越しに祭りの喧噪を聞く。
何故か お祭りの焼きそばって こうして食べると物凄く美味く、家に持って帰って食べると恐ろしい程、不味い。^^
