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2008年04月13日

● 2008年春の旅(とある事情編 その5)


本来、我々の旅は松山の次は愛知県の某所だった。^^;




  ● 「口入屋のS(その2)


という記事を御一読頂いた方なら御存じと思うが、我々の恩人である喫茶「職安」の常連さんの一人に「口入れ屋のS」と呼ばれた方がおり、その方にまつわる桜の古木がある愛知県の某所に 4人で行こう…というのが その目的だったのだ。


松山のとあるホテルをチェックアウトして 松山空港から名古屋空港(小牧)へ移動し そこからタクシーで向かう… その予定で航空券も手配済みだった。


しかし、私は 空港に近づき 松山空港のターミナルが見えた辺りから 嫌な予感に襲われていた。^^;


  ● 「2007年秋の旅(エピローグ)


そう、昨年の秋 私と二代目開業医は松山から鹿児島に移動しようと この松山空港に来て そこで後に「松山空港ライター事件」と呼ばれる騒動に遭遇し 鹿児島行きを断念し房総半島へと進路を変更したのだ。


タクシーの中で


「そう言えば、去年の秋に ブタネコがここでテロリスト扱いされたんだっけ なぁ?」


と、二代目が余計な事を言いやがる。^^;


空港に着き、JALとANA 航空券を持った二代目が どっちのカウンターに向かうのかとついて行くと…


やはり、昨年 私が怒った会社のカウンター方向へ


二代目は 私の顔をニヤニヤ笑いながら見つつ


「まぁ、リベンジって感じ?」


と、愉しそう。


手荷物を預けて 身体検査場へと向かう私達。


そこで、今年も事件が起きた。




鼻歌混じりに 陽気なステップで我々4人の先頭を切ってX線装置を通り抜ける二代目


彼自身には何の問題も無かったが、横で検査された手荷物が検査に引っかかりブザーが鳴る。


「?」とキョトンとする二代目


すると係官が


「あのぅ… お客様、機内に持ち込めるライターはひとつと決められておりまして…」


その言葉を聞いて 頭が痛くなる私。


そう、昨年 ここで私がトラブったのもライターが原因なのだ。


二代目はニコニコしながら係員に


「あ、そのライターね 片方はガスが無くなっていて 火が付かないんだ」


と、自信満々に応じている。


見ると 片方は二代目が日頃から愛用している ダンヒルだか、デュポンだかの15万円からする高級ライターなのだが、前日 松山市内を見物中にガスが切れて そのライターの補充用のガスがコンビニでは売ってない事から 百円ライターを使っていたのだ。


ゆえに、手荷物検査のかごの中に ガスの無い高級ライターと 百円ライターが一個ずつ並べられている。


しかし、検査官は


「申し訳ありませんが ガスがあろうが無かろうが ライターはライターですから」


と、ニベも無い。


二代目は相変わらず


「つけてみれば判るよ ガスが無いんだから

 ガスの無いライターなんて クリープの無いコーヒーみたいなもんだから…」


古いCMネタを披露して ウケを狙う二代目だが、そのネタは古すぎた。^^;


「ですから、ガスがあるかないかなんて 私どもには判断出来ませんので」


検査官は 昨年同様、強気。


さすがに、その時点で二代目の表情からは陽気さが消え、本来のワガママなオッサンに変身している


「じゃぁ、その百円ライターを捨ててくれ それで良いだろ?」


すると、検査官が


「本当に 捨てるのは この百円ライターの方で良いんですね?」


と聞き、それが二代目の逆鱗に触れた。^^;


「あ? オマエはアホか?

 見りゃ判るだろ、こっちはガスは抜けているけど15万円のライター

 そっちは ガス満タンだけど 百円のライター


 ここは雪山で 俺達は遭難してる訳じゃ無いんだぞ?


 この場合、オマエは15万のライターを捨てるのか?」


と、怒鳴り出す。


しかし、検査官は それにひるまず、さらに


「価値観は 人ぞれぞれですので 確認させていただいただけです」


と、言い切り、それを聞いた瞬間、二代目は 数日前の桜島の様に 頭から湯気が出た。


「おい小僧! オジサンは小僧に価値観の説教を頂戴するほど耄碌してねぇぞ コノヤロウ!」


すると、年配の 粋も辛いも噛み分けた風の検査官が登場し


「まぁまぁ お客様 そんなに怒らず…」


と、二代目を宥めるが


「大体だなぁ、つけてみりゃぁガスが無いのがハッキリしている事を

 つべこべと屁理屈 言いやがって…」


と、怒る二代目。


すると、老検査官は 15万のライターを取り上げて蓋を開いてシュパッと…


周囲の動きが止まり、目が点になった瞬間だった。


ガスが無いはずのライターは 普段の火力とは程遠いが 米粒大の大きさの火がポッとついたのだ。


皆さんも経験があると思う。


百円ライターが 誰が見ても中身のガスが無いのに ある程度、時間を置いてつけると タバコ一本に火を付けるのならどうにか…ってぐらいの火がつく事がある。


まさに、その時のそれがそうである。


ライターにしてみれば 最後のお役目をなんとか頑張っちゃったのである。^^;


しかし、若い検査官は


「おや? 火がつきましたね」


と、自尊心にまで火をつける始末。


すると二代目は


「止めた!

 この飛行機に乗るのを止めたぞ 俺は

 オマエら、名古屋行きは中止 行き先を変えるぞ!!」


怒って 手荷物検査場を逆に歩いて行ってしまう


その姿は 昨年の私だった。^^;


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