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2008年03月09日

● 刑事のF(その3)


刑事だったFさんの話を語る中で「別の機会に述べる」として そのままにしておいた部分を補完しようと思う。




あのなぁ、詐欺師に最も騙されて金を取られている奴が二つある。

言い換えれば、詐欺師にとって 最大のお客様…って事だが、それが何だか判るか?


刑事のF (その2)』と言う記事の終わりに Fさんの言葉を記したが、結論から先に言うと


最大のお客様(その1)は「ヤクザ」 最大のお客様(その2)は「国会議員(秘書や後援者も含む)」である。


今から20年以上昔、


第二次世界大戦の末期、日本海軍の潜水艦が同盟国だったドイツから日本に ジェット機やレーダーの設計図等を極秘に持ち帰ってきたが、その時に大量のマルク札がヒトラーから天皇へのプレゼントとして届けられたのだが、その時に運ばれたマルク札には ヒトラーの肖像が印刷されているのだが、実際にヒトラー肖像のマルク札は紙幣としては流通しておらず紙幣として価値は無い。

しかし、コレクターや 今でもヒトラーを崇拝する人にとっては垂涎の代物で莫大な価値の代物だ…


という噂が ある人々の間でまことしやかに流れ


「さる、皇室のやんごとなきお方が 秘かに売ろうとしている」


という話となり、ある人物が 当時、バブルの好景気下に地上げでボロ儲けを稼いでいたヤクザの中堅組長に「買わないか?」と話を持ち込んだ。


通常であれば そんなマンガみたいな話に引っかかるアホはいない。


ところが、その時の中堅組長は まんまと騙される羽目になる。


理由は簡単で 話を持ち込んだ人物と共に 中堅幹部と何度も会って話をした同行者がある国会議員の秘書(ホンモノ)であり、その国会議員は大臣経験もあり 将来は総理になるんじゃないか?(その後、実際に総理になった)と言われていた人物だったから。


この「話を持ち込んだ人物」は 自分の事を「元は宮内省の役人だったが、今は ある皇族の私的なお世話、つまり執事を務めている」と称し、どのように議員秘書を信じ込ませたのかは不明だが、中堅組長は議員秘書の存在で話がホンモノだと思い込み、結果的に騙されたわけだが、この場合の被害者は中堅組長で 議員の秘書は騙されて利用されたが、被害者でも加害者でも無い。


しかしながら、詐欺話だとバレた後は 議員の秘書が中堅組長に追い込まれ被害者に転じたのは言うまでも無い。




昔から国会議員(周辺者含む)絡みの詐欺話は多い。


言い換えれば 詐欺師に利用されたり、騙された国会議員(周辺者含む)は数え切れないのである。


でね、ヤクザと国会議員が詐欺師の最大のお客様である点として 実に馬鹿々々しい共通点がある。


それは


「占いにハマっているアホが多い」


という点である。


例えば、バブル絶頂期に「依頼された地上げ案件を受けるか否か」 それを高名な(?)占い師のお告げで決めていた大物地上げ屋を私は少なくても3人知っている。


当時、東京の赤坂にある老舗高級ホテルのティーラウンジには 毎日、大物地上げ屋達が集い ティーラウンジを自分の応接室の様に用いて情報交換や商談を繰り広げていたものだが、そんな彼らが よく雑談めいた会話の中で


「東中野の先生がね これ(案件)をヤレって言うんだよ」


とか、


「練馬の先生に 1ヶ月間、新規の案件に手を出すなって言われてさ」


なんて言葉を ごく当たり前の事として話していたのを耳にした事が何度もある。


率直に言って 私は自分の人生経験上の観点から占い師のごく一部を除く殆どを「詐欺師」だと思っている。


それは、占い師のお告げには かならず「その占いが外れた時の占い師の逃げ道」が用意されているから。


よく、三文占い師は 目の前に表れた相談者に


「う~ん、今のアナタは かなり困った状態にありますね」


なんて事を言う。


当たり前である。^^;


困った事、悩んでいる事が無ければ 誰も占い師に頼ったりしない。


その上で


「北の方角に危険が潜んでいます」


「今、アナタは 運のパワーが下がっています」


なんて言われれば 藁にもすがりたい気持ちの相談者には説得力のある言葉に聞こえてしまうのかもしれないが、良いか悪いかは別として相談者を簡単に納得させる能力の高い占い師の殆どは 心理学やプロファイリングのテクニックに秀でており、相談者の会話の端々から 悩み事や、周囲との人間関係や、仕事や家庭での状況を察知し 相談者の悩みに対してアドバイスを行う。


これが 全くの善意で、ある種のカウンセリングとして占い師が行っているのであれば 悩み多き現代人には有害とは言えないとも思う。


けれども、占い師の皮を被った悪質な詐欺師の手に掛かると「水」や「壺」や「五重塔」や「掛け軸」なんかを高額で買わされ、時には いろんな悪事に利用されたりもする。


しかも、巧みな話術の中で 相談者は占い師にいろんな情報を吸い取られてしまう。


その上、ヤクザと国会議員 この本来であれば水と油でなくちゃイケナイはずの二つの人種は そこそこの高額な金銭を比較的簡単に動かす事が出来、後になって「詐欺だった」とバレても 法的手段を採ろうとしないという 詐欺師にとって都合の良い共通点が沢山ある。


でもね、これって 落ち着いて考えると詐欺師の側にも言える事で 結局、騙し騙されというのは ヤクザ、議員、詐欺師 三者三様ではあるが共通でもあるんだな。


ゆえに、この三者の騙し合いは 言い方を変えれば共食いとも言えるから 勝手にやってろという話でもある。


ところが、世の中には この三者がタッグを組んで一般人を騙す事も少なく無いから困りものではある。


ある時、Fさんは 私にこの記事の最初に引用した言葉を私に述べた。


それは、私が まだ大学生だった頃の事である。


その後、紆余曲折を経て喫茶「職安」の常連さん達から かつて「屯田兵の御隠居」と呼ばれた爺様の遺産の管理を引き継ぎ、バブルという波でサーフィンをしていた時 国会議員と親しい…と称する詐欺師と何人も出会った。


その殆どはデタラメな話だったが、笑えない事に 本当に国会議員と親しい詐欺師も数人だが実在した。^^;


中でも、特にタチの悪い詐欺師は本当にとある国会議員の秘書だった人物だっりもした。


そんな経験を重ねると まず、国会議員や秘書…という人種に対して 偏見ともとれるほど疑いを持つ様になり、政治屋どもが先生と呼ぶ占い師は占い師ではなく詐欺師だと解釈するようになった。


Fさんが私に言った事は本当だ… そう体験した事は枚挙にいとまが無かったからだ。


だから、他人から見れば偏見とも思われる そんな私の考えを今でも変える気はサラサラ無い。


ゆえに、誹謗中傷ともとられかねないこの記事の内容を どうかそのまま受け止めないで頂きたい。^^;


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