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2008年03月14日

● 喫茶「職安」とブタネコ


ブタネコが喫茶「職安」に通い始めて間もない頃の話をしよう…。




今の高校生の実態がどうなのかは知らない。^^;


私が高校生だった頃は 学校をサボって喫茶店に行く…というのは ある種、お決まりのスタイルだった。


自分で言うのもナンだが 私の通っていた高校は札幌市内、というか全道でも有数の進学校で 最近じゃ差別用語らしく使用しにくい表現だが、天才とキチガイは紙一重を地でいっており、成績は恐ろしく抜群だが、奇行癖のある生徒が少なく無かった。


で、自分で言うのもナンだが、私は 他の同級生と比べて成績は決して悪い方では無かったが、キチガイ的奇行は持ち合わせておらず、その代わり「偏屈度」は図抜けて高かった。


以前、いろんな記事で述べた事だが 中学生の頃から、私は学校の先生に対して人間性に不信感を抱く事が多く、私の通っていた高校の当時は とても日教組や北教祖にカブれたクソ教師が多かったから そんなクズから勉強を教えて貰い、「先生」と呼ぶのがおぞましくて仕方が無く、だから 悉く、タイミングを見計らっては授業を抜け出して河原で本を読んで過ごしたり、同じ様にサボった連中と麻雀をしたり…


放課後の部活が始まる時間には ちゃんと学校に戻って部活だけは真面目に取り組み…


大抵の教師は 生徒達がサボっている事に気づいていたが、テストの点さえそれなりに取っていれば 何故か叱責する事も無く、結論から言えば そのまま卒業したので高校という学校に対しては良い思い出が私には 殆ど無い。


で、そんなある日の事 後に「腕力だけが取り柄の歯科医」と呼ばれる同級生が


「おい、良い喫茶店を見つけたんだけど 一緒に行かないか?」


と、言い出し 興味本位で行ったのが 喫茶「職安」に私が初めて行ったキッカケだ。


店内は いくつかのボックス席と 7人が並んで座れるカウンターがあり、当時の個人経営の喫茶店としては わりと広く、綺麗な女の人が二人で経営しており、私達が店に入り 奥のボックスに座ると 歯科医に


「あら、ホントにお友達を連れてきてくれたの? 嬉しいわ」


と、物凄く引き込まれる美しい笑顔を見せ


「じゃ、最初のコーヒーは 店からの奢りよ」


と、コーヒーをサービスしてくれて


ガラスの大きな灰皿を テーブルの真ん中に置くと、


「タバコ吸うなら 吸って良いわよ」


と、また優しい笑顔を見せてくれた。




今でも その頃のママとチーママを思い出す事が出来る。


姉妹揃って美人だったが、ママである姉の方は 綺麗と可愛いが絶妙のアンサンブルだった。


喫茶「職安」は とても居心地の良い喫茶店で 寒い日や雨の日に学校をサボって有線の音楽を聴きながら本を読んで過ごすには最高の場所


そこに毎日の様に通えば、同じ様に 毎日の如く顔を出す常連さん達と顔馴染みになり、会話を交わす様になり…


運が良かったのか悪かったのか 常連さん達はユニークな人物が多く、会話も愉しかった。


そんなある日の事、常連のひとりだった蕎麦屋の親方が いつもの様に学校をサボって本を読んでいた私達に


「なぁ? 誰か、今日と明日だけでいいから 出前のアルバイトしてくれないか?」


出前を担当していた店員に突然辞められて困り果てた結果だった。


私と歯科医は部活に出るから 出来ないと断り、後に某国立大学の教授となった奴が


「俺で良ければ やります」


すすんで引き受けた。


すると、他の常連さん達も 我々にバイトの相談をもちかける様になった。


常連さん達の多くは 店や会社の経営者が多かったが、それぞれが一時的にアルバイトを必要とする場面が少なく、けど、アルバイトを継続的に雇う必要性は薄く だから、私達みたいに喫茶店でゴロゴロしている学生を一時的に…というのは とても効率的で、逆に我々も長期間継続のバイトをするつもりは無かったから、需要と供給のバランスが合ったと言える。


短期の それも雇う側の緊急性という事もあってギャラは良かったしね。


例えば、当時のバイトの相場は 時給で300円から450円で 8時間働いた日当だと3~4千円貰えれば良い方だった。


それに対して 喫茶「職安」での蕎麦屋の出前は3時間で3000円プラス「天ぷら蕎麦の大盛り」付き レストランのボーイや寿司屋の出前は夜間だったから時給換算で1500円プラス賄い飯 高校生のバイトとしては最高だった。


それに、バイト先での体験は 学校の授業なんかよりも特殊で興味深く、結果的に その後の私達にとっては貴重なモノばかり その上、金も稼げる。


我々にはこの上無い環境だった。




そんな喫茶「職安」にあって ひとつだけ不思議な事があった。


カウンターの一番端の席は たった一人、とある特定の爺さんの専用席で どんなに店が混んでいてもママは そこにその爺さん以外の客を座らせなかった。


爺さんは 毎日、11時半になると店に現れ 夕方の4時から5時頃に消える。


ランチタイムに ママの作る、昼弁当セットを カウンターの端でゆっくりと時間をかけて美味そうに 米粒ひとつ残さずに食べ、その後は カウンターやいずれかのボックス席で顔馴染みの常連達と談笑したり、将棋や碁を指して過ごす。


そう言う時は いつも柔和で「フォッホッホッホ」と 入れ歯が外れた様な笑い方をしていたが、たまに見慣れないスーツ姿の男達と奥のボックスで話し込む時は 普段とは別人の能面の様な無表情 もしくは、なんか怖さを感じさせるオーラを発し、目に厳しさがある。


私達、学生が店に通って1ヶ月くらい過ぎたある日、いつもの様にボックス席でタバコを吸いながらマンガを読んでいた私達に その爺さんが初めて、しかも 突然、話しかけてきた時の事を今でも私は覚えている。


「なぁ、学生さん達よ

 別に、説教する気じゃ無いから 気を悪くせんでくれよ


 オマエさん達は そこでそうやってて時間を無駄に過ごしている様な気にはなりゃせんのか?」


「学校でクソ教師の授業を聴いてるよりは有意義だと思ってるよ」


そんな様な内容の事を私が応えると 爺さんは笑った様に目を細め


「そうか、教師はクソか

 ちなみに、どんな クソなんかの?」


と、聴く なので私は


「日教組や北教祖の活動が 何事にも優先し、左思想が理想と勘違いしているクソ」


そう私が応えると 爺さんは「フォッホッホッホ」と嬉しそうに笑って


「オマエ、面白い小僧だな」


と、言って その日の私達の飲食代を全て払ってくれた。


で、数日後 再び、爺さんは私達に話しかけてきた


「のう、学生さん達よ お前さん達の有意義な時間を少し、貸してくれんかの?

 もちろん、バイト代も払うし オマケもつける。

 おそらくは、今までにない特上の有意義を味合わせてやるからの…」


それが、運送屋の「夜逃げの手伝い」で 夜間の数時間の作業で1回1万円プラス「焼き肉」か「寿司」の食べ放題付き、であり 事務所を整理する時は


「机でもコピー機でも 欲しいモノはタダでやるから持ってけ」


というオマケ付きだった。


この「夜逃げの手伝い」というバイトは その後、数え切れない程参加し その度毎に いろんな普通では味わえない体験や勉強をしたものだが、そんな我々バイト学生の一番最初の仕事は中堅ヤクザの自宅処分である。


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コメント

>私は 他の同級生と比べて成績は決して悪い方では無かったが、キチガイ的奇行は持ち合わせておらず、その代わり「偏屈度」は図抜けて高かった。

すみません。思わず爆笑してしまいました。

**歳の私の時も、サボって通う喫茶店(さてん)にしょっちゅう通っていました。
ベタなロマンスグレーのオールバックに鼻の下だけ生やしたひげの
マスターでしたが・・・。

まあ、保険のアルバイトや、お店のアルバイトなどはやっぱり行きましたね~。
ブタネコさんの喫茶職安を読むと、その頃が懐かしくなります。


★ カルチェ さん

学生の時のアルバイトって 結構、勉強になる事が多かったと思いませんか?

バイトする側の人間次第だと思われ・・・大体てきと~にやってしまったバイトも数知れず・・・
私は飽き性だったので、マクド○ルドや、レジ打ち、喫茶店、焼肉屋、美容室、
などいろんなことを16歳~20歳までやったのですが、ひとつ不動産会社の社長には、
ものの食べ方や、お酒の飲み方、礼儀作法、人付き合いの仕方、などなど
小娘の私を仕込んでもらったのは、その社長のおかげですね~。
今でも1年に一回ぐらい連絡取りますが、人生でとても感謝する尊敬する人ですね~。

★ カルチェ さん

>人生でとても感謝する尊敬する人ですね~

ほぅ、良い出会いがありましたか^^

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