● ゴーヤーちゃんぷるー
2005年に公開された映画「ゴーヤーちゃんぷるー」のDVDを入手したので見た。


主演は「多部未華子」
物語の概要をザックリと語ると…


主人公(多部未華子)は中学生の女の子
両親は離婚し、カメラマンである父親の元で暮らしていたが その父親はクジラの写真を撮りに行ったまま行方不明となり、遺留品の状況から死亡と判断される。
主人公は学校で虐められており、ついにはある事が原因で不登校となり自室に引き籠もる。

そんな彼女の毎日は パソコンや携帯で不特定多数の集まる掲示板で意見交換する日々。
とある掲示板で西表島に住む青年と知り合い、「ゴロゴロしてるなら 島においで」と誘われ、主人公は島へと旅立つ…
南の島で過ごしながら 島の人々と触れ合い、いろんな経験をするうちに主人公の心は閉じこもった殻から抜け出していく…
「虐め」「不登校」「引きこもり」と言えば 最近の中高生を題材にした物語では定番のテーマだが、映画やTVドラマの制作者は 好んで題材に用いるわりに何の提言の導きも出さず、結局はお茶を濁すばかりの駄作で終わる。
正直言って、この映画の場合もそれに近い出来ではあるが 少々、趣が違うのは



「多部未華子」の演技が秀逸で 物語が進むうちに心がほどけていく様が垣間見れる点。

特に「泣き」のシーンは 他のドラマで殆ど見せていないだけに「ほぅ、こんな泣き方が出来るのか」と感心した。
総論的に感想を述べれば 絶賛する程の出来では無いが、駄作とは思わない。
ありきたりに南の島を選んだ…とは思えない筋立てにも好感を抱いている。


