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2008年03月12日

● 天国への階段


生粋の札幌人は 市内中心部の繁華街に出かける事を「街へ行く」と言う。




路面電車に乗れば15分もかからずに行ける近い距離なのに 何故か「街へ行く」と言う。


この「街へ行く」という表現には ウィンドウショッピングや、何か美味しいモノを食べに行く、とか、映画を見に行く…なんて意味も含まれている。


実は 昨日、用事があって街へ出かけた私は 何気に楽器屋の前を通り過ぎ様とした時に、自分でも何故か判らないのだが、楽器屋に入り 本当に自分でも何故だか判らないのだが、ギターの弦を買い求めた。


で、弦を買ってきたせいだからなのだが、ふと気が向いて、書斎の奥にしまっておいたギターを引っ張り出した。


ケースからギターを取り出すと、予想した程では無いがそれでも弦は錆びており 全部の弦を買ってきたモノと交換して、ケースに入れておいた音叉を使ってチューニングしてみた。


で、同じ様に書斎の奥にしまっておいたギター用のアンプとイコライザーなども引っ張り出し、久しぶりに(まともに弾くのは5・6年ぶりだろうか)鳴らしてみた。


かつて、『一芸は身を助けるかもしれない』という記事で述べた事だが、私は たった2曲だけギターで弾く事の出来る曲がある。


そのうちの一曲が「天国への階段」


自分で言うのもナンだが リードのソロの部分はけっして簡単な曲では無い。


けど、どうしてもこの曲は弾ける様になりたくて 一生懸命に練習したんだ。^^;


久しぶりにギターを弾いて ところどころつっかえたり、間違ったりしながら でも、何度か弾き直していくうちに 少し練習すれば、一生懸命に練習していた頃程ではなくとも、それなりに弾ける様になる…そんな感じがして ホッとした。


やはり、一度でも真剣に練習したモノは ちゃんと身体が覚えてくれている様だ。


で、ギターを弾いているうちに この曲のレコードが聴きたくなったのだが、何処にしまったのか探せど見つからない。^^;


よっぽど、CD屋に車を走らせて買いに行こうかと思ったが、「もしや?」と思って検索したら


探してみたら あるモンだね。^^;


聴いているうちに いろんな昔の事を思い出した。


学生時代、私の周囲には 妙にロックにハマった様な事を語る友人達が多かった。


私は「井上陽水」とか「吉田拓郎」とか「伊勢正三」とか 日本のフォークと呼ばれる音楽が好きだったのだが、私の世代のガキ共は 洋楽、しかもロックこそ音楽…みたいに語る連中が多かった。


たしかに、「カーペンターズ」とか「サイモン&ガーファンクル」なんか 良いな…と思う曲もあったけど、私は意固地に「洋楽は嫌いだ」と公言していた。^^;


そんな私が 初めて胸をぶち抜かれた曲が この「天国への階段」だった。


静かにイントロが流れ、リコーダーの音色が柔らかく流れる。


「これってロック?」


まず、意表を突かれ 徐々に音色はパワーアップしていき 圧倒的なスピードと音階が高みに登っていく。


まさに、天国の階段を上っていく様って こんな感じなのかと。


当時(今でもそうだが^^;) 英語の歌詞がどういう意味なのか 殆どをヒヤリングでは理解出来ぬままだったが、LPに添付されていた歌詞カードを基に 自分なりに翻訳してみたのだが それがまたどういう意味なのか自力では全く理解出来なかった。^^;


ただ、歌詞の中の一文 それもサビの部分


   And she's buying the stairway to heaven...

   そして彼女は買おうとしているんだ「天国への階段」を...


この部分だけ頭にこびりついたまま時は過ぎる。




サラリーマンSEから足を洗い、札幌に戻って間もなくの頃 誰の法事だったか覚えてないが、とにかく誰かの法事に出席し、その後の会食で たまたま寺の住職と雑談を交わしていた時の事。


たまたま、その時の住職が 私よりも5歳ぐらい上の若い坊主で 趣味がバンド演奏だ…という話から 誰かから住職が「得意な曲は何ですか?」と尋ねられ


「天国への階段」


と、キッパリと応えているのに「え?!」と思った。


で、その時に住職が


「”天国への階段”という曲の歌詞は お経と相通じるモノがある」


と言ったのを 私は今でも覚えている。


で、再び 英文歌詞の翻訳に挑んだのだが、どうも要領を得ない。


で、英語に堪能な義弟に頼み訳して貰ったところ 日本風に言えば韻を踏んだ詩なのだと言う。


その時の訳が どうだったか、今ではすっかり忘れてしまって思い出せないのだが、ただ、義弟の説明を聞いて思った事は こういう英文は ただ機械的に訳してもさっぱり意味の判らない文章になってしまうだけだが、英会話や実際に海外の見聞が深さが 判りやすい翻訳に反映するのだな…って事。


ゆえに、私にはメロディはともかく 歌詞がどれだけ素晴らしいのかは未だに理解出来ていると自信を持って言えるレベルでは無いので触れずにおくが


ただ、そんな私にでも判る


  『 そして彼女は買おうとしているんだ「天国への階段」を... 』


というサビ


その一文に「どうしても彼女は天国に行きたいんだ」という 強い意志を感じる。


無神論者の私は 実際に天国や地獄があるのか?については 甚だ懐疑的な考えの持ち主だから


「そんなモノは くたばった時のお楽しみさ」


としか思っていない。^^;


けど、おそらくは 世の中の多くの人は「天国に行きたい」と強く願っているのだろう。


でね、ふと思うのは「行きたい」と強く願うのって これも考えようによってはエゴなんじゃないの?と。


そんなエゴ丸出しで 本当に行けるのか?とも。


まぁ、そんな事は どうでも良いのだけどね。^^;


There's a lady who's sure all that glitters is gold
And she's buying a stairway to heaven.
When she gets there she knows, if the stores are all closed
With a word she can get what she came for.
Ooh, ooh, and she's buying a stairway to heaven.

There's a sign on the wall but she wants to be sure
'Cause you know sometimes words have two meanings.
In a tree by the brook, there's a songbird who sings,
Sometimes all of our thoughts are misgiven.
Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it makes me wonder.

There's a feeling I get when I look to the west,
And my spirit is crying for leaving.
In my thoughts I have seen rings of smoke through the trees,
And the voices of those who stand looking.
Ooh, it makes me wonder,
Ooh, it really makes me wonder.

And it's whispered that soon if we all call the tune
Then the piper will lead us to reason.
And a new day will dawn for those who stand long
And the forests will echo with laughter.

If there's a bustle in your hedgerow, don't be alarmed now,
It's just a spring clean for the May queen.
Yes, there are two paths you can go by, but in the long run
There's still time to change the road you're on.
And it makes me wonder.

Your head is humming and it won't go, in case you don't know,
The piper's calling you to join him,
Dear lady, can you hear the wind blow, and did you know
Your stairway lies on the whispering wind.

And as we wind on down the road
Our shadows taller than our soul.
There walks a lady we all know
Who shines white light and wants to show
How everything still turns to gold.
And if you listen very hard
The tune will come to you at last.
When all are one and one is all
To be a rock and not to roll.

And she's buying a stairway to heaven.


【追記】


理由あって ピアノの練習を始めました。^^;


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コメント

ブタネコさんへ
ご無沙汰しています、毎日の更新御苦労様と同時に毎日楽しませてもらって大変感謝しています。さて最期のピアノ練習始めたとか!お仲間の誕生ですね。実は僕も退職後のボケ防止にとピアノを始めて3年目になります。さっぱり上達はしないのですがしかしどういう訳かすっかりはまって一日一時間弱はピアノに向かっています、そのため油絵のほうはすっかりご無沙汰です。勿論音のしない電子ピアノですよ、近所に迷惑をかけないようにヘッドホーンで練習しています。簡易版のトルコ行進曲やジムノペディ-などを突っかかりながら楽しんで弾いています。それに週一回30分のピアノの先生との会話も楽しんでいます。CDが付いた大人のためのピアノ悠々塾という教科書を使用していて、もう3冊目になります、薄い教科書ですが一年で約一冊、どのような進み具合かお察しが付くと思います。ピアノに向かうと指も使うのですが無理に音符を記憶しようとしているのでしょうか、変に頭を使うらしく、くったくたになります、そのため最近は寝る前に練習するようにしています、熟睡できますよ。

★ タンク さん

私の楽器習得は 純粋に演奏を楽しむ人にとっては まさに邪道なんです。^^;

私は ピアノが弾きたい…のではなく、ある曲の演奏を覚えたい…だけなんです。

その曲がピアノで弾くのが似合う曲だから、だからピアノでの弾き方を覚えたい…と。

この一曲さえ それなりに弾ければ、他の曲なんか弾けなくて良い。

だから、譜面の読み方だの 超絶技巧なんてのはどうでも良いし、4分音符と8分音符の違いなんか判らなくても良い…

とりあえず、今 弾き方を教わっている先生は ただ、苦笑しております。

【※注意!!】

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