« 市川版:獄門島 再考 | TOPページへ | L change the world »

2008年02月19日

● チーム・バチスタの栄光 映画版


映画版「チーム・バチスタの栄光」を見てきた。




チーム・バチスタの栄光

個人的な感想に徹して述べると…


主人公「田口」が原作の「男」から「女」に変わる部分がどうなるのか?


しかも、それがお気に入り女優の「竹内結子」が どう演じるのか?


そこが最大の興味だったのだが、それに関して言えば「竹内結子」の演技に関しては可もなく不可もなく、というか この映画版では「主人公が誰なの?」って感じだった。


白鳥役の阿部寛は 全く、そのまんま。


原作通りと言えば言えるし、「トリック」など 最近の阿部寛がワンパターン化しているキャラクターそのまま、と言えば そのまま。


ゆえに、予想通り…とも言えるのだが、問題は 結局、この映画は何を描きたかったのか? それが全く判らない。


だから、原作の面白さも映画には殆ど生きておらず 単純に映像化して、尺に合わせる為にストーリーの肉付け部分をバサバサとカット


つまりは、骨がらだけ茹でて その煮汁を「スープです」と言われた様なモノ


不味くは無いが、塩っ気も何も無く「だから何?」って感じの 少し濁ったお湯なんだよね。


なんとなく、原作と同じ様にシリーズ化を狙っている様なふしも見受けられたのだが、この調子では 今度はただ「豚骨」を茹でただけ…とか、昆布を茹でただけ…みたいなお湯を飲まされる羽目なんだろうな。^^;


キャスティングに関して言えば そんなに悪くなかったと思うんだけどね。


佐野史郎なんかは 阿部寛と同じで、今までにいろんなドラマで見てきた彼の得意なキャラのまんまで安定していたし…


予想外だったのは「吉川晃司」が 想像以上に役者として良い仕事をしたと思える点だが、そのぶん逆に「あ痛っ!!」と思ったのは國村準の高階が なんか原作の設定と違っていて違和感を覚えた事。


これは國村の演技がどうこうでは無く、明らかに演出者の意図で 私はミスだと思った。


映画の宣伝では「犯人は この中にいる」みたいなキャッチでミステリー色を強調していたが、テンポが単調で ドキドキ感が無い。


で、この映画の監督は?…と 調べたら「アヒルと鴨のコインロッカー」を撮った監督なのね。


それが判った瞬間に 違った意味で「なるほどなぁ…」と思った。


結局、この監督は 淡々と脚本を無難な映像にする事だけで その物語の本当に面白い部分とか、見る側がどう受け止めるか…という点にはおそろしく無頓着な監督なんだな…と 現時点で私は思うばかりだ。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

 この記事への御駄賃がわりに下のバナ-のいずれかを クリックして頂けると嬉しいです。^^
 (全部、クリックしてくれると もの凄く嬉しいのは事実です。^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ Blog Ranking 人気映画・TVBLOG blogram投票ボタン BlogPeople「自分のこと」部門にクリック BlogPeople「テレビ」部門にクリック BlogPeople「映画」部門にクリック

『海堂尊』関連の記事

コメント

どうも。はじめまして。

三か月ほど前から訪れさせていただいてるものです。

自分も竹内結子ヒャッホイ、そして自称映画好きとして観ましたが、原作のほうが圧倒的に面白いと感じてしまいました。

もっとも残念だったのは、事件が解決した後の記者会見がないことですかね。

あのシーンは、田口が単なる窓際講師ではないのだと最も感じた重要なシーンだと思ったのですが・・・

★ ラム肉 さん

こちらこそはじめまして コメントありがとうございました。

>もっとも残念だったのは、事件が解決した後の記者会見がないことですかね

病院長が田口に依頼する時点の描写からして違ってますから、仕方の無い事とは思いますが、そこを変えた事については 私も疑問と不満を抱いております。^^;

やっと観て来ました。

私は原作を知らないので、あれはあれで楽しめましたよ。

けれどブタネコさんの記事をみて、原作の方が内容が深そうなので、読んでみたくなりました。

★ あかり さん

原作を全く知らずに見れば それはそれで それなりに楽しめる出来だとは思います。

でも、私は原作を読んでましたからね…^^;


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。