● 彼女と彼女の猫
新海誠のアニメ「彼女と彼女の猫」を観た。

このアニメは新海誠のデビュー作と言われており、個人で作ったアニメなのだが、「ほしのこえ」のDVDに特典映像として添付されている。





物語は5分弱のなのだが、5つの章に別れており とても見応えがある。




映像はモノクロっぽく仕上げてあり、基本的に猫と彼女のモノローグだけで淡々とすすむのだが…
このアニメは猫好きには何とも言えない趣があり、お薦めだ。
で、この映像を見終えて ふと、思ったのは…
私の子供の頃は白黒テレビが普通だったのだが、今思えば とても不思議なのだけど、白黒なのに 何故か色が判った気がして見てたんだよねぇ…
微妙なトーンの違いで「きっと、このスカートは赤だろう」とか「このテーブルは木だから茶色」とか 自動的に脳内変換されていたんだな
これって、もしかしたらある種の訓練に繋がったのかなぁ?なんて思うのは考え過ぎなのかもしれないが、行間を読むとか 場の空気を察する…というのも 考えようによっちゃぁ脳内変換の産物だったりするんじゃないか?と
ゆえに、カラーTVが当たり前で、TVを見るのに脳内変換の必要が無くなってしまった今日、そういう訓練が欠けた人が多くなっているのかなぁ?…なんてね。
技術の発達と反比例するかの様に 人間が本来持っている能力が退化する…なんて話は 昔から、SFのネタとしてはポピュラーだが、つまりは こういう事なのかな?
なんか、そんな事を思った今日この頃だ。
