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2008年02月21日

● バレンタイン草加煎餅2008(その2)


1月の末頃から微熱が出て、それが下がらずに過ごしていた。^^;




正確に言うとバレンタインの2日前の12日の事。


二代目開業医の病院に暇つぶしがてら立ち寄った際、


「なんとなく微熱があるせいか、身体がだるいんだ」


と、私が言うと 二代目は嬉しそうに看護師を呼び、血圧を測らせ


「ついでに血も抜いちゃって で、急ぎで検査ね」


と言う。


その時に体温も測ったわけだが、その時の温度が37.4度


「あらら、案外 良い数字が出ちゃったなぁ…」


二代目は さらにニコニコ顔。


血液検査の結果などから


「あ~、風邪だな 2・3日 おとなしく寝込んだ方がいいぞ」


そう言って、帰りがけにお徳用サイズのポテトチップの袋ぐらいに薬の詰め合わせを寄越し、


「この薬が効くかどうかは運任せだから」


と言う。


相変わらず、責任感とは全く無縁な病院だ。




帰宅して、貰った薬を居間で整理していると それを見た嫁が


「あら? どうしたの? 心臓の薬にしては種類も多いし、カラフルね」


と言う。


なので、


「いや、なんか風邪ひいたみたいでさ…」


私がそう言った途端、何処かからマスクを持ってきて


「だったら、とっととマスクして頂戴、私や娘達にうつす気?」


ハイハイ…って感じで 差し出されたマスクをした私だったが、マスクをして ハタと気づく


「おい? 風邪ひいちゃってる俺がマスクしても仕方がないだろ マスクはオマエ達が…」


と、私が言いかけると


「なんで健康なアタシ達がマスクしなくちゃならないの?

 病原菌を持っているアナタこそマスクをして 自分の身体から外に出さない様にするのがマナーでしょ」


そう言われてしばし悩んだが、それも一理か…と思って反論するのを止めた。


しかし、病は気から…とは よく言ったもので、体温が上がっているのを正確に聞かされ、マスクまでさせられると 心なしか身体がほてりだし、肘とか膝とか関節も少し痛み出し…た様な気になり それは時間の経過と共に酷くなり…


居間のソファでグッタリ みたいな格好をしていたら再び嫁が


「そんなところで、何 固まりかけた寒天みたいにトロッとしてるのよ

 病人は病人らしく、とっととベッドに行って寝て頂戴!!」


と怒る。


なので、渋々 私は寝室に行って寝て過ごしたのだが…


正直言って、その時点では「なんかだるいなぁ…」程度の気分であって 私自身、「もう駄目だ」なんて状態には程遠いと思っていたのだ。


だから、数時間もしないうちに 起き出しては、自室でパタパタとキーボードをタイプしたり、メダカの水槽の手入れをしたりしたわけで…


でも、そんな真似をしているところを嫁に見つかっては


「何やってるの? アナタはおとなしく寝て頂戴!!」


と、怒られ… 結局、自覚症状的には「ちょっと、かったるい」程度なのに 翌日(13日)、翌々日(14日)と 続けて、私は謹慎状態。


で、そんな14日の晩の事。


嫁から「支度が出来たわよ」と呼ばれて 晩御飯を食べようと思って居間に行ったら 娘が二人とも帰宅していない。


壁の時計は8時半を過ぎている。


「あれ? 娘達は?」


そう聞く私に嫁は


「二人とも 今日は遅くなるらしいわよ」


何事も無いかの様にシレッと言う。


黙々と私は 嫁の作った鍋焼きうどんをハフハフ言いながら食べたわけだが…

(だって、熱いんだmon)


食べ終わって 時計を見たら9時少し過ぎ。


食後の一服として煙草を吸っても 私の心は落ち着かない。


「なに、二人とも 今日はなんで遅くなるわけ?」


出来るだけ落ち着いた雰囲気を保ちながら そう聞く私に嫁は


「バレンタインデーだもの 今日ぐらいは遅くなるでしょ」


さも当然の如く嫁が言う。


私は その瞬間まで、その日がバレンタインデーである事を忘れていた。


「な・な・な・何ぃ?!

 ば・ば・ば・バレンタイどわぁ?


 どういうこと、それ?

 娘達は どっかの馬の骨と乳繰り合ってるのか?」


「乳繰り合う…って それ、いつの時代の言葉?

 年頃なんだもの、デートのひとつやふたつ当たり前でしょ」


「デートって オマエ、父が 身体を壊して寝込んでいる時を狙い打ちにするように…」


「熱出してんのは アナタのかってでしょ?」


「そりゃそうだけど、でも こんな時は

 お父っぁん おかゆが出来たわよ…みたいな」


「なによ、私の料理じゃ不服なわけ?」


「え? いや、それは…」


「鍋焼きよ?

 病人だと思うからこそ、玉子も、お餅も、それにエビ天まで入れたのよ?」


「ええ、それは大変 美味しゅうございました…」


「そんな 私の愛情タップリ鍋焼きうどんを つゆも残さず食べきっておいて

 娘達におかゆを作れと アナタはそんな酷い事を平気で…」


「あ、いや、だから それはそれ これはこれで…」


「じゃぁ、アンタは おかゆさえあったら、鍋焼きまではいらなかった… そう言う訳?」


「言いません(キッパリ)

 自分、この特製鍋焼きうどんで 充分、満足しております」


「特製鍋焼きうどんじゃ無いわよ

 特製愛情タップリ鍋焼きうどんよ」


「あ、はい 特製愛情タップリ鍋焼きうどんです ハイ」


「お腹いっぱいなんでしょ?」


「はい、愛情で心もイッパイイッパイです。」


「だったら、おかしな事を言ったり考えたりしないで とっとと寝なさい」


「いや、食べて直ぐ寝たら牛になるかと…」


「アナタ、食べて直ぐ寝て 牛になった人を見た事あるの?」


「いえ、自分 若輩なんで まだ、そのような経験は…」


「だったら、試しにとっとと寝て 牛に変身して頂戴」


仕方なく、私は寝室に行き 一番なついている猫と共にベッドに入った。




それが2008年2月14日の夜の事だ。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

いいお話です・・ほんとに。
奥様の愛情を感じます・・・娘さんたちへの。(^O^)
牛に変身されましたら、写真を載せてくださいね。

「それが2008年2月14日の夜の事だ。」・・・・つづく・・・ようで
楽しみにしていまーーーす!はい!!

★ クロ さん

>娘さんたちへの

 … (ToT)

>牛に変身されましたら、写真を載せてくださいね

 … orz


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