● キサラギ DVD再見
映画「キサラギ」のDVDを入手したので観た。


この映画を映画館で見た時、物語の内容もさることながら いろんな事を考えさせられた、というか 気づかされた。
主な出演者は

「小栗旬」

「小出恵介」

「香川照之」

「塚地武雄」

「ユースケ・サンタマリア」
という5人で 他にも数名出演するが それらはどうでも良い。

初期設定としては

一般的には売れてないアイドルの死から ちょうど1年後、そのアイドルのファンが集う掲示板で知り合った5人が集まって一周忌をする…というものだが、

集って話し合っているうちに、アイドルの死が自殺では無いという事が判っていく。
ま、作品自体がミステリー・タッチなので内容には触れないが 私としては、個人的にこの映画はとても面白いと感じている。
で、この映画を観て思った事は 台詞の「間」とか、カット割りの「間」などが巧妙で とてもテンポが良い。
冒頭のオフ会準備から 宍戸錠が出てくるシーンまでは ずっと引き込まれっぱなしだった。
しかしながら、もし、これがTVの2時間ドラマだったならば、途中に数回のCMが割り込む事になり このテンポを維持するのは無理だろう…って事
そう考えると、この映画の魅力は半減とまではいかずとも、1/3減にはなるだろう。
つまり、視点を変えれば「映画ならでは」という効果には そういう部分があるという事に あらためて気づかされる。
この「キサラギ」は 大部分を5人の出演者による密室劇の構成なのだが、このてのつくりの映画で面白いと感じたのは 三谷幸喜による「12人の優しい日本人」以来かなぁ…
5人の役者達も 彼らが今まで演じてきたキャラとは随分と異なるキャラを好演しており、特に「香川照之」の時折見せたキモチ悪さと 「小栗旬」がいじけて泣く姿には感動すらおぼえた。
が、いずれにせよ、この映画の最大の魅力は 脚本の妙が発揮された結果による面白さ… これに尽きる。
ゆえに、残念なのは 宍戸錠が出てくるシーン以降の「付け足し」部分。
これは いらなかった。^^;
