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2007年12月27日

● ジェネラル・ルージュの凱旋


「チーム・バチスタの栄光」の続編 海堂尊:著「ジェネラル・ルージュの凱旋」を読んだ。



ジェネラル・ルージュの凱旋

宝島社:刊 ISBN978-4-7966-5454-9


この記事のひとつ前の記事にあたる『ナイチンゲールの沈黙』と本当は 両方合わせてひとつの記事にすべきなんだろうなぁ…とも思っているのだが、この様な形にしたのは…


まず、「チーム・バチスタの栄光」という本があり、「ナイチンゲールの沈黙」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」は その続編にあたるのだが、特殊なのは「ナイチンゲールの沈黙」と「ジェネラル・ルージュの凱旋」それぞれの内容は 同じ時間帯を平行に(所々で絡みながら)進行するストーリだ…って事。


つまり、東城大学医学部付属病院を舞台に「チーム・バチスタの栄光」で描かれた事件で 田口という医者と白鳥という官僚がペアとなって事件を解明し、その数ヶ月後に同じ舞台でほぼ同時に生じた二つの出来事を 再び、田口と白鳥が解明する…という流れ。


双方を読んだ感想を言えば、「ナイチンゲールの沈黙」は殺人事件なのだが 推理小説としての意味合いとしては 正直、途中で先が読める部分が大きく 内容もファンタジックな色合いが濃いので 作品としては面白いのだが、推理小説としては落第だと私は思う。


それに対して、「ジェネラル・ルージュの凱旋」では殺人事件は生じないので ミステリー風味ではあるが、推理小説とは言えないし、この本もミステリー的な部分は 先に容易に想像がついてしまうのだが、医療の現場を舞台にした社会派小説としては とても秀逸だと思う。


なんとなくなんだけど、私は 当初、この2冊は 2つのストーリーが絡み合ったひとつの本として書かれた(書こうとした)様な気がしてならないのね。


けど、二つに分けた事によって 双方がスッキリして これはこれで良い判断だったとも思う。


しかも、それぞれを別々に、でも続けて読むと 二つの時系列の交差具合がとても興味深く、それぞれのエンディングの交わりが とても面白く感じる。


間もなく、映画版「チーム・バチスタの栄光」が公開されるが もしかして、その興行成績如何では「ナイチンゲールの沈黙」や「ジェネラル・ルージュの凱旋」が続編として制作される可能性も大なんだろうなぁ…とも思うわけだが、その辺も念頭において 映画版「チーム・バチスタの栄光」が公開されたら映画館に見に行こうと思っている。


でね、あえて先に記しておきたい事としては「ナイチンゲールの沈黙」には白血病の女の子が登場するのだが、この著者が現役の医者であるがゆえになんだろうけど その描き方には病気をアイテムに使う事に対して とかく喧しい私としては好感までは抱かなかったけど、逆に不快感も抱かなかった。

だが、全体のストーリー的には「なんだかなぁ…」感が強い。


それに対して「ジェネラル・ルージュの凱旋」は 世に蔓延る小賢しい屁理屈野郎を強かに論破してみせる描写がとても秀逸で爽快な作品として とても好感を抱いている…という事。


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