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2007年12月26日

● アンケートの意味^^;


昔、『大晦日に寄せて…』という記事を掲示した事がある。




その中で、夫婦それぞれの実家の「雑煮」の違いが 離婚の理由となった夫婦を3組知っていると記した。


もちろん、離婚に至った理由は「雑煮の違い」だけでは無い。


しかしながら、夫婦の離婚に至る「見解の相違」に入る程 この「雑煮」の違いは大きかったりする…という事を 私がつくづく思い知らされたエピソードとなる。


私は 基本的に旅行が大好きで、特に20代の頃 出張を進んで引き受けては、旅行気分で日本国内を回った。


それは、元々 読んだ本や見た映画の舞台を巡る…という旅が殆どで 今であれば嫌らしい話だが、時間も金もゆとりをもった旅が出来るが、その頃はそんなに金も時間も無く、その地の写真を撮ったり思い出作りをするゆとりなど全く無かったが、行った先々で見るモノ、聞くモノ、食べたモノは その後から今に至る私の人生には とても役だったり、良い経験だったと思っている。


大学を卒業し、会社勤めをして1年も経たぬ頃 大学時代に同じ研究室にいた同窓のカップルが結婚し、結婚から1年も経たぬ短さで離婚した。


とても仲の良い二人だったのを知っていたから そんな短期間で離婚に至ったのが物凄く意外で 旦那だった男に「なんで?」と下世話な質問をしたところ


「雑煮が白味噌仕立てで 餅にアンコが入ってるなんて信じられるか?

 てっきり、嫁がふざけて作ったんだと思って 軽く怒ってやったら逆切れされて

 嫁の親父から ウチの雑煮にケチつける気か?って電話で怒られて…」


正直に言うが 私はその話を聞くまで、雑煮というのは「鶏ガラスープの醤油仕立てに角餅」だと思い込んでいた。


で、会社の同僚や大学時代の友人達に聞いてみたら 地方によって実にいろんな雑煮があるんだ…って事を 初めて知った。


例えば、今回のアンケートの回答の中には無かったが、その時の記憶で覚えているのは


メインの具で言えば


「焼いたシャケの切り身が 餅と一緒に入ってる」

「焼いたブリの切り身が 餅と一緒に入ってる」

「トコブシが入っている」


出汁も 鶏ガラ、鰹、昆布、いりこ、アゴ、焼き干し…


仕立ても 醤油、塩、白味噌、赤味噌、合わせ味噌…


これって、その時の私もそうだったが いろんな「雑煮」があると知るキッカケが無ければ 誰もが自分の家の雑煮が「日本の雑煮」だと信じ込んでいたりする。


で、話は飛躍するけど よく人ってさ、「一般的に…」とか「常識として…」なんて言葉を口にするけど 私も含めて、本当に自分が「一般的な事」を知っている「常識的な」人なんだろうか?…って 自己検証をした事ありますか?


どうでも良い様な事の殆どは 自分が基準で、それが一般で、常識だと勝手に思い込んでいないかい?


言い換えれば、自分の家の雑煮が「日本の雑煮」だと思い込んじゃっていたら…


「鶏ガラ醤油仕立てに角白餅」が雑煮だと思い込んでいた私には「白味噌仕立てのアンコ餅」は 物凄いカルチャー・ショックだが、これって 逆も真なり…なんだよね


「白味噌仕立てのアンコ餅」で生まれ育った人は それを食べないと「正月で雑煮を食べた」気持ちになれない人は多いでしょ?


そんな事も考えずに「一般的には…」なんて台詞で 互いの雑煮を貶し合う…ってのは どちらも「一般」ってのをちゃん弁えていない証拠で 目くそが鼻くそを笑う様なモノなんだ。^^


で、大晦日や元旦にだけ行う「しきたり」や「風習」や「慣例」を 大事に続けている家が少なく無いのが、それらも雑煮と同じで それぞれの家でいろんな違いや独自のモノがある。


それを 平気で笑ったり、バカにしたりする人がいるけど 率直に言って、私はそういう笑ったり、バカにしたりする人を軽蔑する。


例えば、大晦日の夜遅く 除夜の鐘が鳴り始める頃に


「鬼は外、福は内」と「小豆」を家の中から窓の外に投げる風習がある友人がいる。


「そりゃ、節分じゃん」


と、他の友人達は笑うけど 本人は至って真面目に


「俺の家じゃ 爺さんよりも もっと前の代からそうしてる」


と言う。


私は それを聞いて、なんて素敵な一族なんだろうと思う。


その友人の 何代も前の御先祖の誰かが 例えば偏屈で


「豆まきは 節分じゃなく、年の変わり目にこそするべきだ」


なんて言い出し、それが今に至っているのかもしれない。


だとすれば、その発起人である御先祖は あの世から子孫がその「しきたり」を続けているのを見て さぞ喜んでいる事と思う。


私の一族には そういうのを「ロマン」と考えるDNAが流れているんじゃないかと思う事がある。


ゆえに、私の父や祖父が始めた「しきたり」があり、彼らがくたばった今でも 私はそれを続けており、私も自分がくたばる迄に ひとつだけ私の決めた「しきたり」を残していきたいと思っている。


あの世に行ってから それを眺める事が出来るのか否かも 行ってからのお楽しみではあるのだが、もし見れるとして 数代後の子孫が真剣な顔で私が残した「クダラナイしきたり」を実行するのを見れたなら さぞ、楽しいだろうと思うから。




さて、今回 年の瀬のクソ忙しい時期にアンケートを実施した大きな理由は 3つ


(その1)


大晦日や元旦の雑煮や風習は 日本全国のいろんな地方や家によって 色々とある事を御存じでない方に知って欲しかった。

「年末年始は海外で過ごすの…」

なんてのも 楽しみ方、過ごし方ではあるけれど、日本人でありながら日本を知らずして「やっぱ海外よね」なんて言ってる方々に対して 如何なモノかと苦言を呈したいんだな

( 特に、亭主一人に留守番させて 年明けから出かけるウチの嫁と娘達に^^; )


(その2)


何かと忙しかったり、事情があって…という方も多かろうと思うが、最近の若い親にはコンビニ弁当や 冷凍食品やレトルトを温めただけのモノや ファーストフードのテイクアウトばかりを子供に食べさせているのが多いという話を聞き

「せめて、雑煮ぐらい 手作り料理を食わせてやれや」

と、思う事が多いのだ。

自分の家の雑煮も知らず、味合わずに育った子供達が増えるという事は「元旦に雑煮を食べる」という風習も廃れていく事に繋がりかねず、そういうのは雑煮に限った話では無く、大げさに言えば 日本文化の衰退じゃん…と、思うのね。

「魚のおろし方が判りません」とか「隠し味って何?」なんてのは日常茶飯事らしいしね。^^;


(その3)


で、この3番目の理由を正直に述べると怒る人も少なく無いと思うが、正直に述べると…


アンケートに回答を寄せる事で、それがキッカケとなって このブログが気軽にコメントして良いブログなんだと思って貰えれば…と思ったのね。^^


普段、「南東北のアホ」なんて呼んでいるtakuさんから ずっと、以前だが言われた事に


「ブタネコさん よく、コメントで怒ってるじゃん

 あれ見てたら 誰も怖くてコメントなんかしないよ」と。


そう言われてみたら コメントに対する私のレスは時に無愛想だったり、しっかり怒っていたりする。^^;


事なかれ主義で 上辺だけ繕うのは簡単なのだが、私はそんな性格じゃ無いからね


記事にも「~が気に入らないなら このブログに二度と来なくていいよ」なんて平気で書いてるし^^


でね、上述した「雑煮」を「ブログ」に置き換えて 読み直してみて頂けると、少しは判りやすいかな…って思うのね。


「ブログ」ってのは その「ブログ」によっていろんな種類があり、似ている様でも非なるスタイルが 極端に言えば運営している管理人の数だけある…って言っても過言では無いのね。


例えば、ある特定の俳優をキーワードに検索して たまたま、このブログに辿り着き、たまたま検索ヒットした記事で 私がそのタレントを褒めていたとする。


すると、その記事を読んだだけで「あぁ、ブタネコのトラウマって そのタレントのファンブログなんだな」って簡単に思い込んじゃう人が多い。


検索キーが特定の映画だったり、本でも同じ事が言える。


また、それとは逆に ある特定の俳優をキーワードに検索して たまたま、このブログに辿り着いてみたら、たまたま検索ヒットした記事で 私がそのタレントをボロクソにこき下ろしている事がある。


すると、その読んだ人が その記事を読んだだけで自分が大好きなタレントのアンチだと怒ってコメントを寄越す事がある。


私が頂戴したコメントに対して 無愛想だったり、怒ったレスをつける時の殆どが 実はこのケースなのだ。^^;


「文句や反論を頂戴するのは構わないけど、せめて関連記事の ひとつやふたつ読んでからにしてくれ」


って思う事が多いのね。


つまり、余所の家を訪れて 出された雑煮をちゃんと味合わずに


「なんでオマエの家の雑煮は 鶏ガラなんだ? 雑煮と言えば白味噌だろが」


なんて事を言われたら


「嫌なら食うな バカヤロウ」


って 私はハッキリ言うタイプだという事。


とりあえず、ひと口やふた口味わってからの文句なら聞くんだ…と言う事を 御理解願いたいな…なんてね。^^;




さて…


アンケートで 私が「半チャン」と呼んでいるモノが世間一般では何と呼ばれているかを確かめたかったのだが…


残念ながら「半チャン」は現れず 青森の方が一人だけ「半チャ」というのみ。


実は、先日…


「なぁ、そろそろ寒くなってきたから 半チャン出してくれない?」


と、私が嫁に言ったところ


「何それ? 半テンでしょ? どこから”半チャン”なんて呼んでるわけ?」


と、嫁が言い出し… 「半チャン」が正しいのか「半テン」が正しいのかで言い合いになったのだ。^^;


で、これに関しては互いに 知り合いに聞き取り調査を行って、後日 あらためて討論しよう…って事になっているのだが、今回の結果を真摯に受け止め 私は、明日の朝一番に嫁に土下座して詫びようと思っている。 orz


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

そういえば私も、ブタネコさんからきつ~い言葉をもらったような気が…。(苦笑)
でもめげずにこうして来るのは、ブタネコさんの批評が好きなんだと思います。
だからネットできる時限定ではあるけれど、最近ドラマを見なくなってしまったけれど
それでもやっぱり来てしまうんだと思います。(笑)

媚びてないのも、ブタネコさんのブログの魅力だと思いますよ。(⌒-⌒)ニコニコ...

そういえば、我が家はお寿司とお刺身以外の魚料理が、私以外の家族は全員ダメなので
自然と魚料理を作らなくなって、気づいたら魚をおろす方法を忘れちゃいました。(汗)

独身の頃、家族で京都に旅行で行って、向こうで年末年始を過ごしましたが
そういえば旅館で出たお雑煮は、白味噌仕立てで紅白の丸餅でしたよ♪

★ Mint さん

>きつ~い言葉

すいません、歳のせいか記憶が…^^;

>魅力

お~い taku 聞いたか? よく、聞いとけよ

>白味噌 

初めて聞いた時はビックリし、初めて食べた時は感動しましたね私。

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。