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2007年11月22日

● 雑感(11月22日)


近頃のブタネコについて語っておく。^^;




カメラを入手した当初、とりあえず近場の思いついたモノを撮ってみた。


庭の木花や 4匹の愛猫、紅葉と聞けば車を走らせ、藻岩山の山頂に行って夜景を撮ったり…


ついには松崎や瀬戸内に出かけ、ひたすら撮りまくり 気がつけばアッと言う間に写真の通しナンバーが5000を超えた。^^;


カメラの参考書みたいな本も 7・8冊買って読んだ。


まぁ、わざわざそんな冊数を買わなくても 基本的に、どの本も書いてある事は一緒なのだが、それだけ読んで得た結論は 自分のカメラの機種にあった本を買え…って事。^^;


私の最初の愛機は キャノンの「kiss デジタルX」であり、現在は同じキャノンの「40D」 ゆえに、そんな私がニコンやペンタックスで写した写真や機械の操作方法を中心に記述している本を読んでも 自分のカメラと微妙に違うのでさっぱり判らず、キャノンで解説している本を読んで初めて「あぁ、成程」となるからだ。


そんな当たり前の様な初歩的ミスを積み重ね、いろんなものを試し撮りしてみたのだが…


1眼レフの場合、撮影しようとするモノと 使用するレンズの組み合わせ…って事に どの参考書も重点をおいて語っているのだが…


読めば読む程、その解説を記述している人間の好みがドップリと詰まっており、それと同時にキャノン絡みであれば キャノンに媚びへつらう評価が随所にちりばめられている事を 私の様なへそ曲がりな人間は敏感にキャッチしてしまい 解説を素直に読めなくなってしまい 結局は、同じ対象をレンズを代えたり、露出を変えたり、シャッタースピードを変えたり、ISOを変えたり… いろいろと試しては出来上がりの画を比較して 自分の好みを見つけていく…という事になる。^^;


それと同時に 被写体も少しづつ絞られて、本当はいろんな風景を撮りたいと思っていても 今の北海道は冬まっしぐらの季節だから、景色を撮るには中途半端な季節。^^;


かと言って そうそう本州へ旅行に行くわけにもいかず、身近な所で興味のあるモノ… その結果が千歳や丘珠といった空港通いとなったわけで…


単純にカメラを持って「飛行機の写真を撮りに行こう」と「千歳空港」に行ったのが そもそもの話。


経験値は低レベルで 撮影に関しては素人みたいな私の様なレベルが「空港で飛行機を…」と考えた場合 まず、行く場所は空港のターミナル・ビルの展望デッキであり、そこで風景を眺めながら 適当にパシャパシャ写し、それはそれで満足なのだが…


何枚も写しているうちにターミナル・ビルからの景色みたいに 滑走路に対して真横からの画では無く、離発着シ-ンの正面、もしくは真後ろからの画を撮りたくなる。


で、望遠レンズを使い 展望デッキからカメラで滑走路周辺を見回すと、滑走路の端の「お?」という場所に 数人、三脚を立てて写真を撮っている人を発見し、


「あそこに行くには…」


と、道を探し そこへと向かう。


で、実際に その場所に辿り着いてみると 既にそこには7~8人先客がおり、それぞれが三脚を立てて望遠を設置していたり、広角レンズと望遠レンズを装着したカメラを1台づつ肩から提げた人など 見るからに「飛行機大好き」な下は高校生から上は立派な爺ぃまで^^


そんな中に 初めて混じっていった私は とりあえず、カメラバックを置けて、それなりに周囲を見渡せる空いたスペースを見つけて そこに行き、横で先に陣取っていた人に


「すいません、もし、邪魔だったら言って下さいね」


と、一言 さも「良い人ぶった」挨拶をした。


すると、その私が声をかけた人は「気さく」なのか 単なる「話し好き」なのかは知らないが、私の挨拶に気を良くしたのか


「オタク、ここ初めて? でしょ? 初めてだよね 見た事無いもんね」


と、傍に来て話し始める。


「あのね、余計なお世話なんだけど アンタ良い人みたいだから教えておいてあげる

 あっちの ほら、今 テイクオフ(離陸)体勢に入った777を狙っている連中と

 こっちのアプローチ(着陸)のジャンボを狙っている連中ね

 それぞれ、別の写真グループで 互いに仲が悪いから気をつけな」


見ると、確かに それぞれが揃いの片方がスタジャン もう片方は やはり揃いのダウンジャケットみたいなのを着て さも、「仲間です」雰囲気がムンムンだ。


「え? そんな人間関係があんの? 面倒くさいねぇ^^

 で、アナタは どっちのグループ?」


「俺? 俺は一匹狼。 孤独に自分の世界だけを追うのが好きなの」


ま、手っ取り早く言えば その男も私と同じで偏屈な奴だった。^^




しばしの間、私は離陸・着陸おかまいなし、手当たり次第にパシャパシャと写真を夢中で撮りまくっていたわけだが…


いくら、千歳が過密空港でも しばし、間の空く時間帯がある。


そこで、煙草に火を付け 一服しながらポケ-ッとしていたら スタジャン・グループの1人が私の傍に来て


「へぇ、40D(カメラの事)使ってんだ どう? それ調子良い?」


と聞く。


そう言われても まともにカメラを始めたのが最近の私には これが良い調子なのか悪い調子なのかも実は判っていないわけで…^^;


「まだ、使い始めて間もないから 良くわかんないね」


と、応えると


「そのレンズって 70-200? ここから200mmじゃ、ちょっとキツクない?」


と、今度はレンズ攻撃だ^^;


「あ、とりあえず どんなもんか練習なの

 一応ね、バックの中に1.4倍のエクステンダーと100-400も持って来てるから」


精一杯の愛想笑いで応えた私の言葉の 何処かが気に入らなかったのか


「ふぅ~ん 用意周到なんだね」


と、つまらなそうに言って 彼は自分の仲間達の方へ戻って行った。^^;




再び、離発着の波が押し寄せて しばしの間、皆 夢中に撮影していたのだが それもやがて落ち着き、間の空く時間帯となると…


今度は ダウンジャケットの1人が近寄ってきて


「良かったら、僕たちと一緒に撮らないかい?」


と、昔懐かしい アメリカのB級青春映画お決まりの


「ねぇ? パーティでもしないかい?」


みたいなノリで誘われた。^^;


それに対して私は


「あぁ、ありがとう…

 でも、折角なんだけど 俺、悪霊に取り憑かれているって評判だから

 あまり、俺の傍に近づかない方が良いよ」


と、笑顔で応えると そんな私のせっかくのジョークも空しく「なんだ?コイツ」ってな表情丸出しでダウンジャケットは去っていった。


ま、こう述べると 如何に私がへそ曲がりというか、偏屈というか、気むずかしい奴なのかが判って頂けると思うのだが…


その時の私は 飛行機を撮影するのが楽しくて仕方が無く、他人とゴチャゴチャ話したり 他人に対して気を遣うのが とても嫌だったのだ。^^;


まぁ、一言で言えば「俺の事は ほっといて」なのである。


何かに夢中になっている時の私は たとえ、それが好意的な事であっても 殆どの事に対して「邪魔をされた」と感じてしまう… そんな性質を自分でも良く知っているから、そういう場所には極力、独りで行く事にしているのだ。


歩み去るダウンジャケットの背中を見て やれやれ…と思った瞬間


今度は 独特の色に塗られた車両が私達の傍に近づいてくる。


紺色のワゴンに赤灯 そう、警察である。^^;


中から屈強そうな警察官が降りてきて そこで写真を撮っていた連中に1人づつ


「すいませんが、免許証かなにか名前と顔と住所を確認出来るものを…」


と言う。


私の様に 車でそこに行った者は 車の中やトランクの中まで見せろと要求し、いわゆる「職務質問」(とある業界用語で言うと”バンカケ”)である


スタジャン・グループ、そしてダウンジャケット・グループも 何故か、警察に対してオドオドして


「あ、もう 今日は充分に撮影したんで ちょうど今、帰ろうと思っていたんです。」


なんて言っているのを尻目に


「ココって立ち入り禁止の制限区域なの?」


私のとこにきた警官に聞くと


「制限区域では無いんですけど… 来年、北海道サミットが…とか、近頃のテロ対策が…とかで

 空港は最重要警備施設なもんですから… すいませんね^^;」


と、言うので


「じゃぁ、気兼ねなく 撮影していていいのね」


と、警官など気にせずファインダーを覗いていたら、横の「一匹狼」氏が


「お、もうすぐ 自衛隊のC-1(輸送機)が離陸するよ」


と、教えてくれた。


なので、100-400の望遠にレンズを交換し、自衛隊の滑走路方向を狙うと ズングリした機体が上がっていった。


そんなC-1をパシャパシャと数枚撮影した後、なんで一匹狼には C-1が判ったのかな?と 彼を見たら…


成程、彼の腰に トランシーバーの様なアンテナの付いた機械と それからコードが伸びて彼の片耳にイヤホンが^^


そう、所謂「ワイドバンド・レシーバー」と呼ばれる受信機で 彼は航空無線、たぶん管制塔の電波を聞いていたのだ。


それに気づいた途端、「ワイドバンド・レシーバー」が無性に欲しくなった私。^^;


「ワイドバンド・レシーバー」があれば 管制塔の発する情報で、気象状態や 次に何が離陸で、何が着陸するのかが判る。


しかも、千歳の場合は 航空自衛隊が管制だから 自衛隊機の動向もある程度判るのだ。


しかしながら、一匹狼は その「ワイドバンドレシーバー」をネタに 警官から、


「コレって警察無線も聴けるヤツじゃないの?

 航空無線だけじゃ無く、いろんなマズイ電波を聴いちゃってるんじゃ無いの?」


と、突っ込まれ


「盗聴なんかしてないッすよぉ~

 せいぜい、たまに消防無線を聴いて 近所が火事だったら野次馬に行くぐらいのモンですよ」


と、必死に言い訳をしていた。^^;


で、結局 気がつけば そこで写真を撮り続けているのは私だけとなり、それからしばらくは他人の目を気にする事無く、自由にレンズを換えたり 三脚を使ったり、存分に楽しめたのだが、いつしか雨が降りそうだな…という雲行きになってきたので 私も荷物を取り纏めて帰路についたのだが、その道すがら車内から馴染みの家電量販店に電話をかけ、手頃な「ワイドバンド・レシーバー」の在庫を確認すると「ある」という返事。

なので、家に帰る前に、その家電量販店に寄って 早速、買ってしまった。^^;


千歳空港

それが、コレ^^;


おかげで、翌日以降 撮影がとても楽になったのは言うまでも無い。^^;


札幌から千歳へと車を走らせ、インターで高速から降りた辺りで「ワイドバンド・レシーバー」のスィッチを入れると まず、気象情報を確かめ 同時に、現在 離発着が南と北のどちら向きなのかを確認し、それによって 南と北、それぞれに最適なポイントへと真っ直ぐ車を走らせるのだ。




と言うわけで、天気が良いと 完全防寒(ユニクロの股引まで装備^^;) 片耳に航空無線装備で空港に出かける今日この頃のブタネコなのだ…


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

そんなブタネコさんが素適です。

ブタネコさん こんにちは^^

カメラの本のこと よく分かります(笑)
自分もいろいろと立ち読みしました。
でも、結局一冊も買わなかったです(^^;)
今でもたいしてその頃と変わりませんが、
専門用語がズラーっと並んでよく分からなかったんです(^^;)

私も写真を撮るときはひとりの方がいいかな。
グループに属すると言うような撮り方は嫌ですよね。
自分のためにその時間を楽しみたいです^^

先日 ヘリを撮りに行った時 自分も職質されました。
現場に2時間以上もいて路上駐車でしたからね。
比較的広い道路でしたが車から離れていたら
キップ切られていたかもしれません(^^;)
エンジンを切ってハザード付けっぱなしにしていたから
バッテリーも上がっちゃいましたけど(笑)

ワイドバンド・レシーバー
もっと大きなものをイメージしていたんですが、
今は携帯みたいなコンパクトなサイズなんですね。
これ面白そうだな^^

★ あるこん さん

ども^^ 


★ Nob さん

>本

なんかね、「俺はこうして撮ってるんだ」みたいなノリと「~ってレンズはボケ味が…」って提灯コメントばかりがへそ曲がりな私には映るんです。^^;

「さっき@@で失敗したから 今度は…」なんて試行錯誤するのを楽しく感じちゃうんですね 私は。^^;

>グループ

グループでワイワイ言い合うのも楽しいのは判っているんです。^^

でも、偏屈者の私は 本当に自分が楽しんでいる時は たとえそれが友人でも邪魔されたり、気を遣い合う…ってのが嫌なんです。^^;

例えは違うかもしれないけど、松崎を独りで楽しみたい…って行動するのも その性格の延長なんですね^^;

ゆえに、独りで充分に楽しんだ後はグループで楽しむ…というのが私のスタイルだと意固地になっちゃうんです ホント悪い癖です。^^;

>ワイドバンドレシーバー

こんなんでも1万数千円~2万ちょっとするものまであるんです。

けど、聞きながら飛行機撮影をすると「あ、風向きが変わったから 離着陸の向きが逆になる」とか「~方向から @@(機種)が接近してきてる」とか「お、しばらく動かないから休憩しよう」なんて判断が出来て 随分、楽になりました。^^;

あと、どうでも良い事を言えば 最近のワイドバンドレシーバーには「盗聴器発見機能」が標準装備なんですね。^^;

思わず、家中をピピピ言わせながら調べまくりました。^^;
(残念ながら 一つも発見出来ませんでしたが^^;)

 

【※注意!!】

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