« 千歳空港(航空自衛隊編) | TOPページへ | 千歳空港(民間機編) »

2007年11月15日

● クワイエットルームにようこそ


映画「クワイエットルームにようこそ」を見てきた。




とりあえず、映画館の帰りに

クワイエットルームにようこそ

文春文庫 ISBN978-4-16-771738-4


原作本を買ってきたが まだ、そっちは読んでいない。


ただ、この映画の原作が「芥川賞」の受賞候補作だったと知り、「芥川賞」も良い方向に雰囲気が変わりつつあるのかな?と思った。


内容的な事に関しては 現在、劇場公開中なので出来るだけ触れないつもりではあるけれど、今月20日過ぎで大半の映画館が上映終了する様なので まだ、未見の方で興味のある方は 是非、御覧になるべきと奨めたい。


ザックリと冒頭のあらすじを述べると、フリーライターである主人公(内田有紀)は人気放送作家の男(宮藤官九郎)と同棲中


ある日、目覚めてみると そこは身に覚えの無い病院で、両手両足を拘束された状態であり そこまでの数日間の記憶が定かでは無い。。


そこに現れた看護師(りょう)の話によると主人公は大量の睡眠薬と酒を服用し、自殺を図り 自殺願望が強いと判断されて精神病院の隔離病棟にいるのだ…と、知るが 主人公には それが理解出来ない…


内容的な部分への感想はネタバレを避ける為に遠回しに一点だけに述べておくと この作品の内容は推理モノでは無いけれど、仮に推理モノだとしたならば最終的な「動機」という部分に やや、説得力というか描写の濃さが足りないと思う


けど、全体的な流れや構成は とても秀逸で面白かった。


特に、この映画の優れている点は 殆どの女優のキャスティングが実にハマっていて、かつ それぞれの女優が個々に持っているポテンシャルをフルに発揮している点。


(看護師)「平岩紙」

彼女の個性とも言うべき とぼけた感じ、というか うまく脱力した雰囲気が実に良い。


(入院患者)「中村優子」

彼女を見るのは映画「ストロベリーショートケイクス」以来だが、やはり 私は彼女に惹かれてしまう。


(入院患者)「高橋真唯」

こう言うと怒られるかもしれないが、台詞が(殆ど)無い役を演じた時の「高橋真唯」は とてもミステリアスで魅力的。

ただ、それは台詞が棒という意味では無く 微細だが表情だけの演技に巧味を持っている証拠だと褒めたいのだ。


(入院患者)「筒井真理子」

シリアス系の役柄が多く それをまた巧く演じる女優さんなのだが、この作品におけるコミカルさに ますます惹かれた。

特に、ラストシーンは秀逸すぎる。^^


(入院患者)「馬渕英俚可」

この子もバイプレイヤーとして 相変わらず良い味を醸している。




この映画の主役である「内田有紀」は 離婚してカムバックして以降、私にはパッとした存在に思えなかったが、この映画での彼女は結婚前の「つかこうへい」にシゴかれて何かがフッ切れた「内田有紀」に戻ったと確信した。


可愛いんだけど ボーイッシュな大胆さ、それを発揮する… そんな私の好きだった「内田有紀」が戻ってきた それが、とても嬉しい。


最後に、この映画を見た最大の理由であり、結果的に「見て良かった」と思える最大の理由でもある「蒼井優」


彼女には あらためてシビレた。^^


それはメイクのせいだと多くの人は言うかもしれないが、この映画で見せた彼女の目の演技は 今までの彼女からは見れなかった目で やっぱタダ者じゃないと痛感した。


また、あるシーンで見せた彼女の「狂気」は 彼女のポテンシャルの高さを明確に表しているとも思った。




総論的に言えば、この映画「クワイエットルームにようこそ」は 絶賛するレベルの作品では無く、「心に残る映画」か?と問われれば、それもどうかと思う。^^;


しかしながら、複合的なクォリティの高さに関しては 今年、私が見た映画の中では上位に位置する高さだと私は感じた。


お駄賃

 気が向いたら…で結構です。^^;

 この記事への御駄賃がわりに下のバナ-のいずれかを クリックして頂けると嬉しいです。^^
 (全部、クリックしてくれると もの凄く嬉しいのは事実です。^^)

ブログランキング・にほんブログ村へ Blog Ranking 人気映画・TVBLOG blogram投票ボタン BlogPeople「自分のこと」部門にクリック BlogPeople「テレビ」部門にクリック BlogPeople「映画」部門にクリック

『蒼井 優』関連の記事

コメント

ワタクシも蒼井優見たさに映画館へ足をのばしました。

はじめは大竹しのぶが出るので「ど~しよかな~」と思っていた(この女優さんはすごいんでしょうが、なんか苦手。何やっても大竹しのぶって感じがして…)のですが、行って正解でした。

大竹しのぶ出演を補って余りある内田有紀、平岩紙、りょう、筒井真理子。

でも、なんといっても、

>…結果的に「見て良かった」と思える最大の理由でもある「蒼井優」。

おっしゃるとおり!!

★ wansama さん

蒼井優は絶品でしたね。^^

ブタネコさん、ほんとにキャスティングが素晴らしかったです。

やっと観れましたが、ふわふわした蒼井優に魅入られた初心者には心臓に悪い蒼井優でした。

★ 大阪だい さん

>ほんとにキャスティングが素晴らしかったです。

念を押しておきますが 私はさんまの元・女房は大嫌いです

>ふわふわした蒼井優に魅入られた初心者には心臓に悪い蒼井優でした。

「クワイエットルームにようこそ」の蒼井優を見て どう感じたか 大変興味のあるところです。^^


最近「ツレがうつになりまして。」という映画を観て他のを観ればよかったとガックリし、こんな映画もあったよなぁとふと思い出しました。

そう言えば、初めて中村優子を見たのがこの映画で、クヒオ大佐で久し振りに見たときは

あっ中村優子出た!とやっぱりいいなぁと。

ブタネコさんは苦手な部類かも知れませんが、ちょっと前に「ジャッジ」というNHKの土曜ドラマにもゲスト出演していました。

もう少し出てもいいと思うのにもったいないなぁと思う女優さんです。

★ いわし さん

>もう少し出てもいいと思うのにもったいないなぁと思う女優さんです。

そうですね 同感です。


【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。