● 雑感(11月1日)
ふと、このところの事を語ってみる。
このところ、デジカメ1眼レフにハマっている。
その為、少しづつだが自分で撮ってきた写真画像を貼った記事を 恥ずかし気も掲示する機会が増えつつある。
元々、写真を撮る事は好きだったのだが、ここ数年、カメラを持つ機会が殆ど無かった。
学生の頃、心霊写真を撮るのが夢だった「気の弱い弁護士」という悪友はカメラ・キチガイで 小遣いの殆どを最初は現像代に、自分で現像する器具を揃えてからはレンズや本体のグレードアップに その殆どをつぎ込んでいる様子を呆れながらも 心の何処かに羨ましさを感じていたのを否定出来ない。
その頃の私は 高校までは野球、そして高校の途中からは喫茶「職安」でのバイトが楽しくてカメラの事は すっかり頭に無かったが…
東京の大学に進学し 機会を見つけて旅をする様になった頃から、旅の記念を写真に納める為に 初めて自分のカメラを購入したけど、その時のカメラは「写真が写せれば何でも良い」という程度のモノで 品物に拘った訳では無い。
その後、喫茶「職安」の常連さん達から仕事を引き継ぐ為に 自分で興した会社の仕事の中で、「倒産整理」や「不良債権処理」なんて業務が増えるにつけ その仕事において証拠保全や資料作成の為に写真が必要となり、同時に 趣味と実益を兼ねて日本国内を飛び回る中で「ちゃんとしたカメラ」で「ちゃんとした写真」を撮る為に 初めて、自分なりに検討して1眼レフを買ったわけだが…
身体を壊し、療養中になると同時にカメラの事もすっかり忘れてしまっていた。
だから、2年前に「ポカリスェット」の「スカイメッセージ」の為に愛用のカメラを引っ張り出したのは 本当に久しぶりの事で、後日 愛機が長い期間使わずに放っておいたがゆえに かなりなオーバーホールが必要な状態だったと初めて気づき、その際に
「時代はデジカメだぜ」
と言われ、またカメラを持つ機会が遠離っていた。
それが、ふと思い立って「よし、カメラを買おう」となったのは いつかTV版「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地を巡り、自分の目で見た光景を写真に残そうと思ったからなのだが、心臓を壊して以降 ゴルフは前ほど行けなくなったし、旅行やドライブも 以前の様に気軽に…ってわけにもいかず 気づけば余った時間をブログに費やす日々
これはこれで楽しくはあるけれど、これも気づけば健康的じゃ無いんだよね。^^;
それが、カメラを買って まず練習がてら身近なモノを撮影し、念願のロケ地巡りを終え、それらの写真を整理しながら「もう少し、こうすれば…」なんて事を自問自答しながら試す日々… これが案外、楽しいんだなぁ。^^
元々、持っていたフィルムカメラがキャノンで そのカメラ用に買った望遠などレンズがいくつかあった事もあって EOS Kiss digital X を買ったのだが、ついつい レンズもいくつか新たに買ってしまい、買えば買ったで試してみたくなり…
そんな私の姿を嫁と娘は生温く放置していたのだが、思いがけなかったのは 我が家の次女(正確には姪)が
「お父さん 今日は何処に何を写しに行くの?」
と、聞くので
「藻岩山の頂上に行って それぞれのレンズの写り方の違いを確認するんだ」
と、応えたら
「私も一緒に行っても良い?」
と、言い出した事だ。
断る必要も理由も無いから
「おう、行こう」
と、連れて行ったのだが どうやら次女は写真に興味があるらしい。
私は 自分の目的とした撮影を終えると そのまま機材を次女に渡し、
「俺、展望台で煙草吸ってるから 好きなモノを好きな様に写しておいで」
と、言って 展望台の喫茶店みたいな所に居たら 1時間経っても次女は戻って来ず…
カメラのバッテリーを使い切るまでいろんなものを写し終えて 戻ってきた時には妙に楽しそうで。
だから、実を言うと 支笏湖や洞爺湖を巡った時や 札幌の夜景を撮りに行った時は次女同伴だったのだ。
で、日増しに次女もカメラ熱が高じてきた様で 自分でEF-S 60mm f2.8なんてマクロレンズを買ってきて 嫁が趣味で育てている温室の草花を撮ったり、虫や 我が家の猫達を撮りまくり、それを長女や嫁と楽しそうに見ながら喋っている。
考えてみれば、次女が 学生の時の部活以外で こんなに夢中になっているモノがある姿を見た覚えがあまり無い。
しかも、これといって趣味がある様にも思えなかった娘だから どこまで続くかは判らないけど、趣味としてカメラ弄りは上等の部類とも思えるわけで…
なので、私は思いきって
「そのカメラ 気に入ったのか? だったら、それオマエ(次女)にやるから好きに使え」
と、プレゼントしてやる事にした。
「え? ホントに?」
と、嬉しそうにしながらも
「じゃぁ、お父さんは どうするの?」
と、聞かれ
「ん? 俺は俺のを また買うよ
だから、レンズは俺も使うから オマエと俺とで共用な」
「うん、判った。 ありがとう」
次女は とても喜んでおり、そんな姿を見て私も嬉しかった。
その日の夜。
居間で嫁と二人きりで一緒にTVドラマを見ていた時、
「アナタ、買ったばかりのカメラ 次女にやったんだって?」
と、嫁が聞くので
「うん、だってアイツ 写真撮るのが好きみたいだからさ」
と、応えると
「物凄く喜んでいたわよ さっき」
「そう? そりゃ、良かった」
「で、アナタはもう写真撮るの飽きたの?」
「ん? いや、俺は俺のを また買うよ」
「成程… アナタはもっと良いカメラが欲しかったのね」
さすが嫁、ちゃんと見抜いていやがる。^^;
「まぁ、それとこれとは違う話なわけで…」
弁解に詰まりかけた私だったが
「良いわよ、今回は見逃してあげる^^ ホント、凄い喜んでたんだもん」
というわけで、40D買いました > taku
(「猫に小判」「豚に真珠」「ブタネコに40D」と好きなだけ言ってくれて良いよ。^^)
