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2007年09月17日

● ひまわり


「ひまわり」 夏目雅子27年の生涯と母の愛 を見た。




夏目雅子


「夏目雅子」と聞くと 私は敏感になる。


それは私の場合 彼女に対してファン意識が高じるから…という意味では無い。


と、述べると誤解を招きそうなので 少し触れておくと…


「夏目雅子」という女優さんは好きだった。


けど、女優として その実力を認めていたか?…というと 正直言って微妙だ。


それは 彼女がヘタクソだ…と言うのでは無い。


水準以上の実力であった事は間違い無い。


でも、これから どんどん脂がのって…という時期に他界してしまったので もっと、凄い女優さんになるだろうという大いなる可能性だけを残されたので 必要以上に褒める事は 単なる美化に繋がりやすいから、亡くなったのを期に「ファンでした」とか「大好きでした」なんて言い出す都合の良いファンもどきと同列になりたくないから 私は褒めようとは思わない。


夏目雅子夏目雅子


私にとって「夏目雅子」という女優さんの存在は 白血病という彼女と同じ病で他界した中学・高校の同級生を思い出す 心のスィッチなのだ。


実は、夏目雅子と私は歳が そんなに変わらない。


ゆえに同級生だった 嫁と「亡き友」も やはり歳が変わらない。


「亡き友」に関する話を これまでいくつかの記事で述べたけど、彼女の事を述べようと思ったら どんなに容量があっても足りないぐらい 私は彼女に人生というものを教わった。


私なんかとは比べようもなく勉強が出来、容姿も水準以上で 父親は中堅以上の会社の社長で… 彼女はいろんなものに恵まれて育ち、おそらく生きていたら相当凄い女性になっていたはずだが、そんな彼女が唯一 恵まれなかったのが、寿命だ。


人には いろんな死に方がある。


寿命が尽きて老衰で…というのが理想の死に方だ…とか、事故でも病気でも、痛みや苦しみを味あわずにポックリ死ぬのがいい…とか、いろんな意見があり、何が良くて 何がダメなのか私には判らない。


けどね、亡き友が味わった 白血病による最期は 私の知る いろんな方々の亡くなり方の中で 最も辛く苦しい亡くなり方の最たるものだった。


だからこそ 私は「白血病」という病気の存在を激しく憎む。


同時に 比較すべき問題では無いが、「白血病」と闘った方々には深く敬意を表する。


突然、発病し 想像を絶する痛みや苦しみを長い期間、身体だけじゃなく、精神的にも与えられ続け、患者からいろんなものを奪った上で 最後の最後に命を奪う。


もちろん、医学の進んだ今日では 多くの患者さんが回復する様になったけど、20年以上前の時代では「白血病」の宣告は「死の宣告」であり、それも言い方は悪いが「最悪な死に方」の宣告と同様だったのだが、それに対して「亡き友」は 信じられない程、闘い続け、泣き言も言わず、愚痴も言わず、逆に友人や両親を気遣い いつも微笑みながらも、結局は力尽きて逝った。

よく、亡骸に向かって「よく頑張ったね」と声をかけるシーンがあるけれど 私の人生の中で亡き友に対して抱いたその言葉以上の場面はいまだかつて無い。


その生き様を見て 自分が生きている事、夢や希望を抱いて頑張る毎日がどんなに幸せで楽しいのかを「亡き友」は教えてくれたし 私自身、心臓が壊れて療養の身となった今、取り乱したり、余計な事を考えず、ただ楽しむ事に徹する事が出来るのも全て彼女のお陰だと確信している。


そんな「亡き友」が亡くなって10年弱が過ぎた時、夏目雅子の訃報を知った。


あらためて正直に言うが、その時点より以前から 私は「夏目雅子」のファンだったわけでは無い。


夏目雅子

ただ、「素敵な女優さん」として好感を抱いていた…程度のレベルである。


けど、彼女が「白血病で亡くなった」と聞いた瞬間に それまで心の中に封印していた「亡き友」の思い出が堰を切った様に吹き出し「白血病」という名の悪魔が まだ、跳梁跋扈している事に憎悪した。


以来、「夏目雅子」の名を耳にすると 「亡き友」思い出す心のスィッチとなった。


ゆえに、「ひまわり 夏目雅子27年の生涯と母の愛」というドラマを見て抱く感想は おそらく一般的なモノとは違うのだが、あえて それを述べると…


まず、感じた事は


「なんで、今頃 夏目雅子なの?」


…って事。


しかも、


「なんで、わざわざプライベ-トな部分を表に出すの?」


…って事。


ワイドショーとか週刊誌のゴシップ・ネタが好きな人なら逆に興味津々なのかもしれないが、私は それらに全く興味が無い。


ドラマ化する事に なんらかの意味があるのなら理解するけど、意味が無いのなら むしろ静かにそっとしておいてあげる事が どうして出来ないのか?と むしろ不快感の方が強い。


新聞のテレビ欄には「結婚に至った真実がいま明らかに」なんてサブタイトルがついていたけど 所詮、「このドラマは事実に基づいたフィクションです」なんて一言が付き、どこまでがホントでどこまでが作り物か、さらには「あえて盛り込みませんでした」という「事実」が沢山ある事も 全てボカしてしまうのだから ドラマ化する意味が何なのかに説得力を示してくれないと納得がいかない。


だから、結論を先に言えば 興味深いドラマだったけど、単に「夏目雅子」をアイテムにしたドラマでしか無く、ドラマ化の意味が全く判らないものであった…と言う他無い。


が、このドラマによって 私が個人的に得られたモノがあるとすれば


夏目雅子夏目雅子

「仲間由紀恵」が 神が降りていたのか予想外に良い演技だった事。


夏目雅子

なかなか印象強く感じたよ。^^


夏目雅子夏目雅子

このシーンって 記憶に間違いが無ければ、どこかのワイドショーが結婚直後の夏目雅子にインタビューした時の映像の再現だよね? 夏目雅子が亡くなった直後に何度も繰り返して放送されていたのを思い出した。


また、このドラマを見て


鬼龍院花子の生涯

映画「鬼龍院花子の生涯」が見たくなったので再見したのだが…


鬼龍院花子の生涯

鬼龍院花子の生涯

鬼龍院花子の生涯

やっぱ輝いてるんだなぁ「夏目雅子」が^^


で、興味深かったのが

夏目雅子

鬼龍院花子の生涯


夏目雅子

鬼龍院花子の生涯

ドラマでの「仲間由紀恵」は けっして悪くなかったが、「夏目雅子」の台詞回しの迫力には 残念ながら遠く及んでいない。^^;


それとね、

夏目雅子夏目雅子

夏目雅子

これらのシーンは「セカチュー症候群」の方々には 刺激のある映像として受け止められた方が少なく無いのだろうと思うけど なんか私には このカット割りも含めて、このドラマの制作意義に疑問を感じてしまっているので 偶然であればともかく、同じTBSの制作から わざわざオマージュっぽく見せられる事に違和感を抱いた…と、正直に感じたままを述べておきたい。


お駄賃

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