● ラストプレゼント DVD3
ドラマ「ラストプレゼント~娘と生きる最後の夏」のDVD3巻を語ってみようと思う。


前回の第5話の終盤

父の心情を思い 夏祭りに行くのを止めると告げる歩。

でも、心配する父親には「プール学習」と嘘をつき誤魔化そうとするが…


心は晴れず、

その嘘を簡単に明日香に見抜かれ…


逆に褒められ 泣き出す歩。
このストーリーは ここだけを見るぶんには 福田麻由子の演技にヤラれ 実に秀逸なんだけど、あらためて見直すと そこまで洞察力があり、優しい気持ちを見せる明日香が 元は育児ノイローゼで家を飛び出した母親…という設定とシックリこない。^^;
でもね、死期を宣告された人間は 実際、その多くが優しい事を私は知っている。
だから、あえてここには小言を言う気は無い。
この6話において 私が小言を言いたいのは


そんな明日香と歩の姿を垣間見て やはり、歩を夏祭りに行かせるべきだと考える有里(永作博美)
ここまでは理解出来るし、文句無い。
けど、であるならば とっとと歩を連れて行け。

明日香の田舎が何処なのかは定かでは無いが、こんなに暗くなってからの出発では時系列が整合しないじゃん^^;
「祭りの終わりに花火が上がる…」
という設定も判らなくは無いけれど



ただ、この場面にピークをもっていく為だけのお手軽設定という感が鼻について仕方が無い。

第7話において…


明日香は倒れ、病状の悪化が深刻化する。


父親と有里(永作博美)が別れたのは 自分が父親と一緒にいるからだと思いこんだ歩は 母である明日香との同居を希望するが…

それを言い出そうと向かった明日香の病床で 明日香に愛人がプロポーズするのを垣間見て…


自分の居場所が無いとさらに思いこみ家出する。
この歩という女の子の心情の揺れ動きを 見事に演じて見せた福田麻由子が 当時10才だったというのは驚くばかりだ。
だが、はっきり言って この家出のエピソードは全体のストーリー上において 私には蛇足に思えてならず、無くても良かったとさえ思う。
結局、このエピソードの存在意義は 明日香の病状を有里が知る…そのキッカケでしか無く その為だけに「家出」というエピソードを盛り込んだのか?と思ってしまう部分があるからだ。


第8話は その「家出」のエピソードを中心に 最後は「家族4人で同居」という結論へと物語は流れるが、先にも述べた様に「家出」エピソードの存在意義に疑問を抱いた私だったから、この「同居」への帰結の流れが上手く理解出来なかったのだが…
何故、そういう流れなのかは DVDの4巻を見て、私なりに理解したつもりでいるので その辺については次回の記事でまとめて述べたいと思う。
