● 包帯クラブ
映画「包帯クラブ」を 見てきた。

天童荒太:著 ちくまプリマー新書:刊 ISBN4-480-6871-9
盛んに宣伝番組や 石原さとみの番宣出演を目にしていたので楽しみにしていたわけだが…
見た結果の個人的感想を申し上げると、まず「柳楽優弥」の演技にはビックリした。
と言っても、彼の演技で私が見た作品といえば『シュガー&スパイス 風味絶佳』しか記憶に残っていないので比べる話でも無いのだが^^;
最近の若手俳優の見せるハジケ方の中で この包帯クラブで見せた「柳楽優弥」のハジケ演技は 他に類を見ない個性的なモノに映り、「へぇ」と思った。
「田中圭」に関しては 彼の場合、出演作や役柄が このところずっと恵まれていなかったので ようやく「田中圭」らしい姿を見れたと思う。
「貫地谷しほり」は 彼女の出演作を思い起こす時、「夜のピクニック」における彼女の演技がそのまま…で 大成せずに、このまま固まってしまうのかなぁ…と一抹の不安を感じた。
「関めぐみ」に関しては 「関めぐみ」本人の責任では無いが、ミスキャストだと思う。
どうも、「石原さとみ」や「貫地谷しほり」と同級生には見えず、2・3歳上に見えてしまい それが気に入らない。
「佐藤千亜妃」に関しては どうでも良い。^^;
さて、ストーリー的な部分に関しては 封切り直後なので触れないでおくが 全編を見通して思った事は「堤幸彦」は このところ映画の制作が多いけど、彼は 2時間前後という尺の映像に全てを詰め込むのが不得意なんじゃないか?と 私は推察する。
むしろ、彼の場合は 全11話のドラマシリーズにおいて 伏線張りまくり…みたいな構成の方が向いており、作品の出来が全く違う。
ふと思ったのは この「包帯クラブ」の様な作品は 堤幸彦より長澤雅彦の様なタイプの演出家の方が合っているんじゃないか…と。
けどね、堤による「包帯クラブ」が不出来なわけでは無い。
これはこれで充分に面白い作品だと感じたもん。^^
ちょっと違う話になるけど 「石原さとみ」の出演作の中で 最も私が気に入っているのは「H2」における「石原さとみ」なのである。
その後、「Ns’あおい」とか「花嫁のパパ」等の出演はあったけど 女優「石原さとみ」の個性を巧く引き出せた演出か?と考えた場合 大いに疑問が残る。
で、今回 再び堤幸彦の演出による「石原さとみ」なわけだが、登場人物のキャラ設定としては「窓を開けたら」での役柄に 特に「包帯クラブ」の前半部は似ているんだけど、さすがに4年間での成長の跡が伺えて 個人的にはとても良いと思ったわけで、久しぶりに「石原さとみ」を堪能出来たと満足で 特にサッカーゴールの前で「ドンマイ」と叫びながらのポーズ(特に笑顔)はシビレた。^^
また、つい先日まで この映画の脚本が「森下佳子」だと気づかずにいたのだが、この映画においては 可もなく、不可もない脚本と感じ特筆すべき感想は無い。
