● ホームドラマ
2004年に放送されたTVドラマ「ホームドラマ」について語ってみる。

このドラマがオン・エアー時、実は私は見ていない。
何故、見なかったのか理由は覚えていないけど、それはおそらく主役の青年がナニだったからだ。^^;
で、一昨年の秋だったか昨年の早い時期にTVで再放送されているのを たまたま見たのが知るキッカケとなる。
ドラマの出来は及第点より上、文句をつけたい部分はいくつかあるが それでも充分に面白いと思える作品で 本来であれば 見た時に記事を書くのが通例なのだが、敢えて ある理由により記事を書くのは止めた経緯がある。
物語は


タイで日本人の団体客が乗ったバスが事故に遭い、多数の死亡者と負傷者が発生する。
その事故で生き残った者、大事な家族を失った者 それらの人々がふとした理由で共同生活を始める…という設定。

新婚旅行でツアーに参加し、ツアー中に新妻(岡本綾)から妊娠を告げられ 喜んでいた矢先に事故に遭遇し 新妻だけ死亡してしまった主人公に「堂本剛」

家族旅行のはずが、直前に仕事が舞い込んでバスに乗らなかった夫(ユースケ・サンタマリア)と

バスに乗ったまま還らぬ人となった妻子(木村多江)

会社の同僚と不倫旅行中、男だけ死亡してしまった女「酒井若菜」

永年連れ添った妻と旅行中に事故に遭遇し 妻を亡くした男「田村高廣」

孝行息子らと参加し、一人だけ生き残った女「いしだあゆみ」

そして、家族旅行で参加し、それぞれの家族を失って生き残った子供「井上真央」「西洋亮」「泉澤祐希」達と…

事故で死亡したツアーの添乗員と夫婦であり、会社の同僚でもある女「紺野まひる」

そんな彼らが 事故から3ヶ月後に行われた現地慰霊祭で再会した事から


共同生活に発展するわけだ。
このドラマの物語の内容や演出などに とやかく言うつもりは今更、無い。
以前に、このドラマについて敢えて語ろうとしなかった理由と 今回、語ろうと思った理由について述べてみたくなったのだ。
それは このドラマに登場する4人の女優について それぞれに、このドラマを見る前と見た後で感じた事が理由だからだ。
で、まず一人目は

「木村多江」


彼女の冒頭での登場シーンは多くは無いし長くも無い。
けど、彼女の魅力は充分に発揮されており、であるが故に

遺された夫の喪失感が 如何に大きいものかを視聴者に感じさせるのに成功している。
こういう姿こそ魅力あるバイプレイヤーの効用… まさに、見本と言える。
二人目は「酒井若菜」

(後ろのカップル)

彼女は「池袋ウェストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」等での役柄の様に軽いアーパー・ギャル役での印象が強いのだが、このドラマで初めてシリアス調の演技を私は見て「へぇ…」と思ったのだ。
そして、三人目は

「紺野まひる」
ウチの嫁が永年の宝塚狂いの為、彼女が元・宝ジェンヌである事は知っていた。
しかしながら、このドラマでは「紺野まひる」からは元・宝ジェンヌという匂いは一切せず、ゆえに 彼女が元・宝ジェンヌという事を未だに知らない人も多かろう。
宝塚を退団以降「元・宝ジェンヌ」というのをウリに芸能界へと転身する者は少なくない。
しかし、「宝塚」というウリばかりが先行して さっぱり芽が出ず消えていく者も少なくない。
別に理由があって隠しているわけでも無いだろうが、「紺野まひる」からは そんなウリは全く感じない…どころか、演技にも宝塚風の匂いが全く感じられず いち女優として頑張ろうとする意志さえ感じ清々しい。


上の画の様な「フッ」とした笑みを見せられ この娘、素敵だなぁ… そう感じると同時に この先、どう成長するのか楽しみになった。
そして四人目

「井上真央」



なんて言って良いか判らない様な惹かれる魅力を感じた。


本当なら その時にファンである事を公言して記事を書けば良かったのかもしれない。^^;
しかし、なんか ちょっと違う気分の方が強かったんだな。
強く惹かれはしても 女優として褒め称えるには出演作が少なく、当然 見た役柄の数も少ないからね そんな状態でヒャッホイしては、日頃 クソミソに酷評している役者さんに対して申し訳もたたないし…^^;
ま、「井上真央」に関しては 数日中に別の記事を記述する予定なので深くは触れないが…
この「ホームドラマ」は内容的にも悪くは無く、魅力ある女優4人の姿を見れる点でも秀逸な一本だと思う。
