● プロポーズ大作戦 考
まぁ、物好きなオッサンの妄想と 暇つぶしに御笑納頂ければ幸いという事で…
今年の3月、何日だったかは覚えていないが 4月から新番組の制作発表に関する記事をスポーツ新聞の芸能記事欄で読んでいて フジ系の月9に「長澤まさみ」が出演すると聞き、ファンの一人としてドキドキしていたが そのタイトルが「プロポーズ大作戦」という 一見、安易とも受け取れるタイトルだと知り、ガックリしたのが正直なところだった。^^;
なんかね、「フィーリング・カップル5vs5」を思い出してしまって 先入観的に拍子抜けしたのだ。
で、放送が始まり 拍子抜け先入観のおかげで たいして期待もせずに見始めた第1話だったのだが…
冒頭にて いきなり、こんなウエディングドレス姿を見せられると

このシーンが蘇り、「大人になったなぁ… まさみちゃん」と それだけで涙ぐむオバカな私^^;
でもね、それ以上に 私が個人的に思い切り引き込まれたのは
この高校野球のシーンだ。
試合が終わった後の寂寥感は何とも言えないモノがあり、グランドから帰る道すがら話したのが、当時は同級生である彼女が 今の我が嫁だと思えば この流れはもの凄く私にはオーバーラップしてくるんだな^^
と、同時に…
卒業するマネージャー達に対して 後輩が感謝の意を表すシーン
これも、男女共学の高校で部活をしていたモノなら ウルッとするシーンだったはず。
ドラマを どう捉えるかで見方や感じ方は変わるであろうけど、私には もう、この時点で「プロポーズ大作戦」は単なるラブコメ路線のモノでは無く ノスタルジィをビンビンにかき鳴らすドラマとして格の違いを感じたものだ。
さて…、

第5話で登場した礼の祖父「夏八木勲」も実に良かった。
「明日やろうは 馬鹿野郎」
けだし名言である。


帰りのバスの車中で礼の書いた設計図の「設計者・施工者」欄を見て目を細める表情がなんとも言えないぐらいに良い。
結局、この爺さんはキー・パーソンの一人となり、名言は重要なキー・ワ-ドとなる展開はベタと言えばベタだが、そういうベタさ加減をピュアに描けるか否かが実は本当に重要な事で 野島とか北川とか、初期にはそれが秀逸だったおかげで今では著名な脚本家と呼ばれるようになった連中が いつの間にかそんなピュアさを忘れてしまい、「お涙ちょうだい」とか「数字稼ぎ」といった姑息な事ばかりを計算し、結果的に御破算にしてしまう部分と言えるわけで… この「プロポーズ大作戦」の脚本家や演出家が そういう方向へと変化しないで進んでくれるのを期待するばかりだ。
また、思いの外 良かった役者を一人だけ挙げるとすれば…

「榮倉奈々」の成長が驚きだった。^^




回を増す毎に目を引かれ続けたものだ。
さてさて…、
私は けっして、「プロポーズ大作戦」に対してケチをつける気持ちは無い。
で、これから述べようと思うのは「プロポーズ大作戦」のラストにまつわる物語の展開に関して いろいろとファンの間で意見が分かれていたり、議論が起きていたりするそうで そうなる(なっている)事に関しては 私も不思議に思わない一人である事と、以前 私の記事への御感想の中で「ブタネコだったら…」という問いかけもあった事から私見を披露してみたいと思っただけの事なのだ。
というのは、「プロポーズ大作戦」の第10話を見て それから1週間後の最終回までの間、私なりに「ラストはこんな風かな?」と 勝手に個人的に思い描いていたラストは いくつかあるが、最終的に私の中でいきついたのは…

第10話のラストの上の場面で二人が行った場所が小学校


そこで健は「小学生の時の怪我」の話と「亡くなった祖父」の思い出を礼に思い出させた上で告白をする。
そこから礼は多田との結婚に迷い始め、迷いながらも結婚式に臨むが 場内でスライドが映し出され始めると 一枚、また一枚とスクリーンに浮かぶのは健との思い出の写真ばかり…

そして、20歳の誕生日の写真 それがスクリーンに映った時に初めて礼は その写真の中のブラインドの向こうに 何かを伝えようとしている健が写っている事に気づく。
その瞬間、ちょうど この写真を撮影した20歳の誕生日に自分が心で決めた決意が間違いだったと気づき「もう一度 あの時に戻りたい」と強く願う。
すると、

妖精が健ではなく、今度は礼の前に現れて

礼を第6話の 手紙を持って健の部屋の前に立っている場面にタイムスリップをさせる…


タイムスリップした礼は 手紙を紙飛行機にして川に飛ばしたりなどせず、

実は その時、健が郵便局で土下座をしていた事を知り「擦れ違い」だった事実を知った上で あらためて健に告白する…。
と、私は そんな風に妄想していたのだ。
何故ならば そういう展開だと、すれ違いが解消する事ももちろん大きな理由だが、それ以上に多田が告る前に全てが解決するから 多田が悩んだり傷つかなくて済む…
私は そう思っていたのだ。
ただね、この私の妄想には いくつかの辻褄合わせの部分における問題点があるのも判っている。
中でも 特に大きな問題は

「DKNY」と「指輪」に関する辻褄合わせ^^;
ゆえに、その辺が巧く収拾出来れば 素敵なサイドストーリーが作れそうな気がするが、それは物好きな誰かに任せる事にする。^^
