● 砂時計 最終話
砂時計 最終話を見た。
失礼な言い方だとは思うけど、昼ドラにしてはクォリティが高かった。
原作漫画は これから読もうと思っているけど、原作との筋書きがどうこう…なんて話は棚に挙げておく。
いくつかのサイトで この「砂時計」について述べられた記事を読んだが、その中にTV版「世界の中心で愛をさけぶ」との対比を考察されている記事があり、興味深く思った。
たしかに、主人公である二人が中学生の頃の描写に

自転車に二人乗りで 背中に頬をあてるシーンや

主題歌が柴咲コウ(ひと恋めぐり)だったり…

「武野功雄」が 時折、渋い演技を見せるなど 「セカチュー」フリークには「世界の中心で愛をさけぶ」を想起させるシーンが少なく無かったと私も思う。
私も「セカチュー症候群」にヤラレている。
だから、その意見に反対はしない。(できない^^;)
ただ、ふと思った事は それは「世界の中心で愛をさけぶ」を基準というか中心に物事を見ている視点であって それで、このドラマの良し悪しを語るのは良くないなぁ…と。^^;
道路交通法や 歩行者へのマナーとして自転車の二人乗りは良い事では無い。
でもね、彼女を後ろに乗せて走りながら いろんな事を話したのは とても楽しい記憶として残っている。
それに、当時 彼女がいなかった私の友人達(某国立大学教授)などは
「学生時代に 一度で良いから女の子と自転車の二人乗りがしたかった…」
と、悔しそうに語るものだったりする。
つまり、「世界の中心で愛をさけぶ」の

こういったシーンのオマージュ云々と言及するのでは無く、学生時代の「二人乗り」に対する郷愁とでもいうべき部分 そこをもう一度、思い返す必要があるんじゃないのか?と、思うわけで…
例えば、この「砂時計」の中盤において ひとつの重要なアイテムであった

「ポケベル」
実を言うと 私は携帯電話がショルダーホンだった頃から利用しており、ゆえにポケベルを持った経験が無い。^^;
しかしながら ウチの娘達や、それよりもう少し年代が上の30代の人達には このポケベルって結構、思い出深いアイテムなんだよね。
友人間や恋人同士の間だけで通じる暗号を決めていたり… ポケベルに関する いろんなエピソードがあるわけだ。
まぁ、そういう部分が刺激されたからなのだろうか 娘達は この「砂時計」を録画して帰ってきてから夜中に二人で見続けていたらしいが…^^
ある時、娘が
「考えてみるとさ お父さんって 高校の頃から、ずっとママの運転手をしてるんだね?」
と、何気に言った。
たしかに、その通り^^;
昔は学校の行き帰り、今では スーパーの送り迎え 場所は違えど やってる事は一緒だ。 orz
でもね、その間の会話の楽しさは 今でも変わらないけどね。^^
さて、「砂時計」だが…



「佐藤めぐみ」が デキる娘なのが充分に判っていた。
ゆえに、これがさらなるステップアップになる事を願いたい。^^



「木内晶子」は このドラマの「椎香」という子へのキャスティングはミスだと思う感想は今でも変わらない。
けど、「木内晶子」への評価が変わったわけでは無い。
むしろ、今まで 暗めの大人し気な女の子の役が多かっただけに、違う姿が見れたのは嬉しかった。^^
で、「砂時計」に関する総体的な事を言えば とても見応えのある作品だったと思うのだが、そう感じる事が出来た大きな理由のひとつは


「伊藤裕子」の演じた母親が 実に秀逸だった事。
とうとう「伊藤裕子」も母親か…と、彼女のデビューの頃からTVで見て知っているモノとしては感慨深いが、今回の母親役は とても、良かった。^^
が、それ以上に

祖母を演じた「大森暁美」が素晴らしかった。


この祖母の出来が 作品全体のクォリティを相当引き上げたと思う次第だ。
と言うわけで、全60回、と言う事は12週間に渡り、昼下がりのひと時を楽しませて貰ったが、この午後1時という時間帯に見応えのある作品を放送されるのは 結構、その日の予定が狂いかねず、辛い事でもあった。^^;


