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2007年06月08日

● 第5章 トヨ○ vs ブタネコ PART-2


第4章 ○産の営業のE」の続きを語る事にしよう…




自室の机の上にある名刺ホルダーで Eの名刺を見つけるのは簡単だった。


その名刺を貰ってから かなりの年月が経っているが、「試しに…」と思って電話をしたら会社の番号は変わっておらず… 応対に出た女性が「Eは只今外出しております、もし、お急ぎでしたら…」と言うので


「急ぎでは無いです。

 昔、ジャパンで世話になったブタネコが連絡を取りたい…そう言ってたとお伝え下さい

 電話番号は… 」


伝言を頼んで電話を切ると それを待っていた様に、今度は「二代目開業医」の弟 病院の事務長から電話が来た。


「ブタネコさん 聞きましたよ、トヨ○が馬鹿な事やっちゃったんですって?」


「おう、カローラなんたら欲しけりゃ、シーマかアウディを寄こせ(意味は違うが^^;)…だと。(-.-")凸」


「それってね、

 独身で遊び回ってたアンチャンが結婚を期に…みたいな話ぐらいでしょ そんなの?

 もうね、我が後輩ながら情けなくて怒鳴りつけてやりました。^^;」


「いいよ、オマエが怒らなくても^^; 俺がキッチリ怒るからよ


「いや、実は 今、ウチの病院の救急車と介護車両を買い換える話をヤツとしてたんだけど、

 今回の件で理事(ブタネコ)が怒る可能性が…って脅しておきましたから^^;」


「ふぅん… そんな話があったの?


 だったら、院長に言っておけ どうしてもトヨ○から救急車や介護車両買うなら

 院長のジャガー 下取りに出さなきゃ駄目だろ?…って^^;」


「勘弁してくださいよ^^;

 そんな事言ったら兄貴、あ、院長がブチ切れますよ^^」


「オマエの後輩(トヨ○の営業課長)が言ってたぞ…

 ***病院さんからは いつも”値引き”や”サービス品”に関して厳しく御指導を貰ってる…って」


「え?」


「これ、判り易く翻訳すると”***病院はセコイ”って事 判るか?」


「あの野郎…(-.-")凸」


「さっき、院長が俺に”セコイ真似すんなよ”って言いやがったんだけどよ

 ”どっちが、セコイんだ?”って これも、院長に必ず言っとけ^^」


「わ・判りました…」


という様な会話をしてるところに 私の目の前にスッと嫁が現れ…


「玄関に この名刺の人が来てるけど、どうする? 入って貰う?」


と、嫁が差し出す名刺を見ると なんと、トヨ○の営業課長である。


「うん、中に入れて」


嫁に、そう言い、電話相手の事務長に


「おい、噂をすれば その営業課長が今、ウチに来たから 電話切るぞ」


と言うと


「あ、そうですか、じゃ、ブタネコさん

 そのバカに ブタネコさんとの話が終わったら

 必ずウチの病院に寄って、僕のトコに顔を出せ…って

 伝えていただけませんか?」


「うん、判った。 必ず言っておく^^」




嫁に案内されて入ってきたのは ネズミがスーツを着たような男だった。


「どうも、この度は行き違いが…」


「ん? 行き違い?」


「はい、いろいろと御不快な思いを…」


「おい、言葉を間違えるなよ?

 ”行き違い”ってのは 双方に誤解が…って意味よ?

 俺、なんか勘違いしてるのか?」


「あ、いえ、スイマセン 言葉のアヤで…」


「ん? アヤつけてんのかコノヤロウ?」


先制攻撃でアタフタするネズミ。


長い事、不良債権の処理だとか 債権者会議だとかに場慣れしてしまうと、こういう席での交渉に つい、影響が出てしまう私。^^;


「けっして、ウチの部下も悪気があったわけじゃ無いんですよ…」


「そりゃ、そうだ。

 最初から悪気があったら確信犯だもんな 罪は重いよ。^^


 でもな、事件を起こしておいて 後から”悪気は無かった”って言っても情状酌量にはならんわな?


 ま、今回は 事件って話でも無いから どうでも良いけどさ^^


 いずれにせよ、今回の件は そもそも俺が君の処に車の相談をしなければ

 こんな事にはならなかった訳で、そう考えたら キミのところにとっては至極

 不運な話で迷惑だったろうから その点は深く詫びる。


 で、その反省も込めて 車の話は白紙に戻す…って事で どうだい?」


「え?」


「だって、ホラ いい歳かっ喰らった大人がだ こんなんで血圧上げても仕方無ぇべ?

 話を振り出しに戻して仕切直した方が良いだろう?」


「そうですか… たしかに、そうかもしれませんねぇ…」


「で、キミは ウチに何しに来たの?」


「先程の御電話で伺いました件で…

 まず、お詫びを申し上げさせて頂き、その上で車の件をと思っておりましたが、

 白紙にして仕切直しと伺いましたので あらためて御話があるのをお待ちしようか…と。」


「ん、じゃ そう言うことで***病院には俺の方から電話をしておくから…

 あ、そうそう 事務長がキミに ここ出たら会社に帰る前に必ず寄ってけ…って

 そう伝えてくれって言ってたから、伝えたよ? いいね?」


「はい、承知しました。 ですが、あの?…」


「ん? なに?」


「先輩(事務長)は どういう話を…」


「あ、車の話は白紙って事じゃないか? 救急車とか介護車両」


「えぇっ?!」


「あれ? キミ、たった今 承知しました…って言ったじゃん? 何を承知してたわけ?」


「いえ、こちらとの車の御話を白紙…」


「なに、とぼけた事を言ってるの?

 俺は全部をひっくるめて車の話って言ってんのよ?」


「で・でも 病院の車の話は こちらとは…」


「ありゃ? まだ、よく判って無い様だね?

 いいから、とっとと***病院に行って事務長と会った方が良いんじゃねぇの?

 事務長はね 俺に「救急車や介護車両の件は 理事としてどうか御承認を…」って懇願してたよ
 (嘘です。^^; そんな話はされてません。^^;)

 でも、俺がね”だったら院長のジャガーを下取りに出さないのは何故だ?”って言ったら

 院長と相談します…って 言ってたのよ。


 俺もさぁ…、言っちゃってから 落ち着いてよく考えたら

 院長のジャガーってアイツの宝物だからね

 ちょっと言い過ぎたなぁ…って反省してるわけよ

 だ・か・ら… 車の話は白紙にしようって言ってんの」


「ちょ・ちょっと待ってください!! それは あのう… 話がアレで…」


「グダグダぬかしてんじゃねぇぞ コラ!!

 たかが、カローラなんたらが欲しいかも?…って言ったら シーマかアウディを寄こせだと?

 それが嫌なら 仕方無いからローン審査してやっけど、通るかどうかはワカンネェ…ってか?


 バカにするなよコノヤロウ?

 なんだったら、ベンツでもBMWでも もっと判り易く言えばオマエんとこのレクサスだって

 現金で買って ウチの玄関先に飾ってやるよ


 しかしなぁ… 大学出たての新人の娘が そんな車に乗っちゃイケナイだろ?

 だから、身分相応の…って事で カローラなんたらとかパ○ソあたりか…ってのが

 ウチの内実なんだよ。


 それを、どう勘違いしたら親父が愛車を叩き売って…って話にスリ変わるのかね?

 挙げ句の果てに消しゴム(スタッドレスタイヤ)4個プレゼントしてやる…だぁ?


 そんなもん、シーマのタイヤとホイール1本ぶんで○ートバックスやハ○ーズ行ったらお釣りがくるぞ?


 だから、事務長に言ってやったんだわ…

 オマエんとこの病院セコ過ぎて ローンも通るかどうか判らねぇらしいぞ…って

 そんな社会的信用の無ぇ病院は考えモンだなぁ…とな


 それよりもだ、俺はこれでも 自分の会社を持って社長の肩書き張ってんだわ

 ウチの会社も その程度の信用か?って ウチの社員に言ったら泣くぞ?

 おい、俺の言ってる事 何か変か?」


「いえ…」


「だいたいなぁ… 昔っからそうなんだけど

 車ってのは どうして、最初から販売価格を高めに設定して 値切られるのを含みにしてるんだ?

 だったら、最初から適正な販売利益のみのカツカツの値段を公表して

 ”これ以上は ビタ一文まけられません”って堂々とした商売をしないのかね?

 マヌケな成金から 言い値でボッタくるのは良いよ

 でも、庶民に”買い得感を与える”なんて体の良い事を言って誤魔化して

 黙ってるお人好しからは多く利益を取りましょう…じゃねえの? やってる事は

 値切って買い得感、ある程度の値切りで納得させれば営業の勝ち…

 そんな駆け引きが当たり前…って方が セコイんじゃねぇのか? おい!!」


「はぁ…」


「そんな考えで商売やってるから

 相手をちゃんと理解して ”ああ、良い買い物だった”って

 本当の意味で相手を喜ばせる事を忘れちゃうんだ 違うか?」


「…」


「病院の車は 病院のスタッフが一番満足する事が大事でよ

 どこから買うか、どうやって買うかは 二の次だと俺は思うよ

 だから、基本的には口を挟んだ事は 今まで只の一度も無い。

 でも、トヨ○の正体が判った以上、それでもトヨ○から買おう…

 って事務長やスタッフが言うのなら 徹底的に口を挟んでやるから覚悟しとけよ」


「…」


スーツ姿のネズミ男は うなだれて我が家を後にした。


玄関で見送った嫁が居間に戻ってくると…


「なんか、随分 楽しそうね^^」


と、静かに笑う。


「そう?」


と、私が応えると


「うん、楽しそう。^^

 それにしても、娘達の車を買う…ってだけなのに どうして、そんなに話が大事(オオゴト)になっちゃうの?」


「そりゃ、二代目や弁護士が… もちろん俺も含めて暇だからさ^^」


                                            第6章 ○産のE vs ブタネコ に続く…

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