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2007年06月06日

● 第2章 友人 vs ブタネコ


第1章 車屋 vs ブタネコ」の続きを語る事にしよう…




興信所員が帰ると 私は再びコードレスホンの子機を取り上げ「気の弱い弁護士」に電話をかけた。


「よぉ、さっきの あの営業マン どうした?」


と、私が聞くと弁護士は笑いながら


「やっぱ、小生意気だったか?」


と言う。


「久しぶりに ”買っていただく”じゃなくて”売ってやる”営業マンを見たぞ」


「あの野郎さぁ…

 前に、ウチの顧客を紹介したら その顧客が俺に頭が上がらないのを良い事に

 ずいぶんと調子に乗った真似したらしいんだよ

 いつか、シッポを捕まえてお灸を据えてやろうと思ってたんだよ


 だから、今朝 オマエ(ブタネコ)を紹介する時に 調子に乗り易いように

 ”このブタネコって奴は 俺の言う事をナンでも聞く奴”

 って わざと強調しておいたんだけどさ…」


「だろうな^^ 判りやすい奴だったぞ

 本当にオマエと懇意なら 俺や二代目開業医との関係を噂ぐらいは知ってる筈だし

 第一、オマエが”買わなくていいから商談だけ”って言った時に

 なんか企んでんな…って判ったもん^^


 しっかりと脅かしておいたから あとは好きな様に料理してくれ^^」


「悪かったな^^

 余計な予備知識を先に言うと オマエ、ネタバレ嫌いだから怒るかと思ってさ…

 ま、あの営業の上司 本当に俺に逆らえない奴だから

 そいつがさっき電話を寄越して”何かあったんですか?”って聞くからさ

 ”とんでもない事してくれたおかげで大変だ”って言っておいた


 とりあえず、今晩 ***(二代目開業医や弁護士が入り浸っている高級クラブ)に

 呼びつけておいたから 今夜はそいつの勘定持ちで豪遊だ あ? オマエも来る?」


「行かない。

 それどころじゃ無い。」


「で、興信所の連中 行ったか?」


「おう、来て ちょっと前に帰った。」


「連中使って 何するの?」


「娘達の通勤に こっそりとガードさせて痴漢野郎を懲らしめる」


「ブヒャヒャヒャ(笑い) パパ 激怒状態なんだ^^」


「あたりまえだろ」


「嫁は? その事 知ってるの?」


「知ってるよ」


「へ? 何も言わないの?」


「言わない。」


「うわっ! 嫁さん黙認…って事は 嫁も激怒状態だ^^;」


「うん、たぶん。

 だから、俺は車を買わされる^^;」


「そりゃ、相当アレだ^^」


「そうだよ、だから 例の営業マンにトドメ刺したのも嫁だよ」


私が その顛末を気の弱い弁護士に話すと


「ブヒャヒャヒャ(大爆笑)

 そっか…、あの上司のビビリぶりには そういう裏があったのな…

 判った、今晩 キッチリと料理しておくから^^」


弁護士との電話を切ると 入れ替わりに「二代目開業医」から電話が入る。


「さっき、”気の弱い弁護士”から電話が来て

 今晩 ***(二代目開業医や弁護士が入り浸っている高級クラブ)で

 面白いショータイムがあるから付き合え…って言って来たんだけど

 オマエ(ブタネコ)も行く?」


「行かない。

 それどころじゃ無い。」


奴らも 相当、暇なんだな… orz


「で、車屋からも電話が来てさ… なに、娘達への車を買うんだって?」


「あぁ、そうだよ」


「で、弁護士からも聞いたんだけど…

 娘達が痴漢に遭ったから 痴漢除けに車は買うわ、

 興信所の人間使って痴漢狩りしようとしてるんだって?」


「とりあえず、ガードだよ。

 間違って捕まえた日にゃ そん時はアレだ」


「相変わらず、度の越したバカ親父だな^^」


「ん? なんだ、コノヤロウ 八つ当たりされたいのか?」


「いらねぇよ そんな八つ当たり^^;」


そんな話をしている最中に FAXが受信状態になり、数枚 吐き出したので取り上げると それはトヨ○からの見積書


で、二代目開業医と電話で喋りながら 文面に目を通していたら ある部分の記述に私の目が止まる。


「なぁ、オマエ(二代目開業医)が紹介してくれたトヨ○の営業なんだけど…」


「ん? どうかしたか?」


「これ、オマエと どういう付き合いだ?」


「あぁ、そこの営業課長が弟(二代目開業医の弟で病院の事務長)の後輩なんだ

 その関係で病院で使ってる車の殆どは そいつから買ってる… それが、どうかしたか?」


「今、見積もりのFAXが来たんだけど ちと、気に入らない これ、締め上げてもいいか?」


「別に構わんよ オマエがやるぶんには 何やっても事務長(弟)は文句言わないだろうし…

 ただ、オマエは絶対にしないだろうけど、セコイ値切りだけは勘弁な^^;」


「うん、値切ってどうこう…って気は無い^^;

 …って 値切り魔王のオマエ(二代目開業医)に言われたく無いけどな」


「何、言ってんだよ 俺は院長として病院の経費節約をだな…」


「値切って業者を泣かせた金で 看護師の美容院代やコスプレ費用を賄ってる…てか?」


「それはオマエ、福利厚生として当たり前の事をだな…

 基本的にアレよ、ウチの病院のスタッフは家族同然だから…」


適当なところで電話を切った私は 腰を据えてトヨ○からの見積書をジックリと確認し、あらためて思った。


「なんだコレ?」と。


                                         第3章に続く


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コメント

盛り上がってまいりました。
しかし、下手な小説よりも面白い日常ですよね。

★ あるこん さん

事実は小説より奇なり…

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