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2007年06月17日

● 正義のミカタ ~ I'm a loser ~


本多孝好』の新刊「正義のミカタ」を書店で見つけたので 早速、買ってきて読んだ。




正義のミカタ

双葉社 ISBN978-4-575-23581-4


「本多孝好」は 若手の作家の中で 私としては大好きな1人だ。


ところが、なかなか新刊が出ないので「どうしたのかな?」と思っていたのだが、ようやく発表されたので入手した。


今までの「本多孝好」の作風は「ファンタジー」の様で「サスペンス」のスパイスも効いている…というものだったが、今回の「正義のミカタ」は 青春小説というか、群像劇であって 今までの本多の作風とは随分と異なる。


題材は「いじめ」だが、暗く思い話にまとめられているわけではなく、かと言って、おちゃらけて描いているわけでも無い。


本多孝好って作家の作品は ホント、説明するのが難しい。^^;


けどね、以前の作品とも共通している事は 作家「本多孝好」の「感性」というか視点は 物語のスタイルが変わっても斬新だという点。


読後は やはり、不思議な気持ちに包まれるんだな。^^;


この4~6月期は TVドラマも「いじめ」をテーマにしたものがいくつかあったが、まだ 最終回を見終えて無いので 安易に総論を述べる気は無いが、結局は 時事ネタとして「いじめ」を「流行」扱いしてるだけの制作者の軽さに「なんだかなぁ…」と思うばかりで 本質に触れるものやテーゼになる様な心を動かす内容では無い。


しかしながら、この「本多孝好」の「正義のミカタ」は「何か」を考えさせられる「何か」がある。


少なくとも 私はそう感じた。^^


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