● 虹の女神
映画「虹の女神」のDVDを入手したので見た。
いきなり悪口で申し訳無いが、私は「虹の女神」という映画で いちおう主役とされている小僧が大嫌いだ。
理由を挙げると それだけで一本の記事になるが、それはいろんな意味で無駄な事。
だから、ブタネコは その小僧が嫌いなんだ…とだけ、御理解頂ければ幸いな事あり、その小僧のヒャッホイ系ファンの方におかれましては 今後、ブタネコはその小僧を記事内で再び露骨には貶さないと約束する代わりに 御不快であれば二度と このブログにお越し頂かなくて結構です。^^;
つまり、それだけのパワーを秘めた小僧だけに キャスティングの先頭に名前を見た瞬間に この映画を見る気が大幅に失せた…というのが 正直な話。
ところが、「あらん」さんが 見よとお薦めになるし、冷静に他のキャスティングを見ると
「上野樹里」「蒼井優」「田中圭」「尾上寛之」 そして「小日向文世」とあっては無視するわけにはいかないわなぁ…^^;
というわけで見た。
ゆえに、感想を述べたいと思う。
「岩井俊二」が制作に関わっているせいか 全編に渡って、岩井映画の雰囲気が漂っている。
それは けっして嫌いでは無いが、見終えた時に「この映画の主題って何?」と疑問を感じてしまう雰囲気も「岩井俊二」らしい。^^;
思うに 一人の女の子が不慮の事故で死亡し その喪失感…って事なんだろうな
よくあるパターンとしては 彼氏が「あの時、俺が…」なんて打ちのめされて そのまま凹んだ人生を何年間か過ごす…とか、凹みから脱却する再生の物語…なんてストーリーが最近 妙に多いけど、そういう趣向とは違い 喪失感に気づけない小僧に気づかせる…という顛末なんだと思えば 成る程なぁ…と思う。
でもね、誰が悪い…ってわけではなく、主人公の一人である小僧が後になって気づいても それは時既に遅しなわけで 私は同情を感じないし、感情移入も出来ない。
ゆえに、小僧が主人公の物語として描かれた作品なのであれば駄作と言う他無いのだが…
例えば、「蒼井優」が主役…という視点で見たらどうか?って私は思うのだ。^^
こう言うと、「あぁ、ブタネコは蒼井優ヒャッホイだからな」と短絡的に誤解される様な気がするけど、そうじゃない^^;
蒼井が演じる妹は
「普通の人には見えるモノが見えないぶん、普通の人には見えないモノが見えている」
って解釈で見ると この映画は駄作とは言えないと思うのね。
さて…
「小日向文世」は また良い仕事をしたなぁ…
しかも、「蒼井優」とのツープラトンは強烈だった。
「尾上寛之」や
「田中圭」が どこまで「小日向文世」に近づけるか それが楽しみで仕方が無い。^^
「上野樹里」も 淡々と役柄設定を巧く演じたと思うけど…
今回は役柄設定の効果もあって「蒼井優」の方に目がいってしまったが、
この様なツーショットの場面を見た時、
『亀は意外と速く泳ぐ』での共演を思い出し、「上野樹里」と「蒼井優」 それぞれが全く違う女の子を演じている様を思うと 二人が如何に芸達者な女優さんかがよく判る。
そういう確認が出来た事を思うと 意味は違うかもしれないが、良い作品だったと思う。^^


