● 戦国自衛隊 今昔
ふと気が向いたので1979年公開の「戦国自衛隊」と2005年公開「戦国自衛隊1549」をあわせて語ってみる。
いやぁ… 良い時代になったもんだと思った。^^
それは 2005年公開の「戦国自衛隊1549」を見て感じた事。
「AH-1」も さる事ながら…
「OH-1」が こういう画面に映るのを初めて見たし…
「90式戦車」も さる事ながら…
「87式偵察警戒車」(中央)や「89式装甲戦闘車」までもが画面に映る時代なんだなぁ…と。
「96式装輪装甲車」(左)の後部 ナンバープレートの上に書かれた「3特実-4」という表記は 今までは撮影に協力した部隊の表記がそのままだったのだけど この映画で初めて 映画の設定に合わせて「3特実-4」と架空の表記にしてあるのを初めて見た。
(道路交通法とはいえ、戦闘車両にウィンカーは いつ見ても複雑な思いがするが…^^;)
しかも、こんな場面まで見れるとは^^;
かつて、1979年公開の「戦国自衛隊」では
自衛隊の撮影協力を得られず、当時 主力だった61戦車をトラクターを改造して造り上げた角川春樹の心意気を高く評したもので…
今、見ると予算の関係で小ぶりなのは否めないが 制作にかける情熱は画面からも溢れて見える。
で、野暮だとは思うけど ストーリー的な部分に踏み込んで触れるけど
時代をスリップする際に その衝撃で電子装備がダウンする…
それを利用して爆弾の爆発を止め 安堵する江口だが…
爆弾の電子回路が停まったのは良いけど ヘリの電子機器が無事な事に大きく全体の説得力が欠けた事に気づけば 呑気に安堵なんかしてらん無ぇんじゃないのか?^^;
ま、私の場合…
着物で胡座 とか、
「綾瀬はるか」が見れたから それだけで満足ではあるのだが…
半村良の原作は中編小説としては小ぶりだが、内容のスケールは大きく面白いものではあったが、自衛隊についての予備知識が乏しいと言わざるを得ない描写が多かったのも事実。
ゆえに、原作の描写と1979年公開の「戦国自衛隊」の設定が色々と異なる点については違和感を抱くよりも別作品として楽しむ事が出来たのだが…
2005年版「戦国自衛隊1549」に関しては「福井晴敏」が制作に関わった事で リアルっぽくなった様に受け止めた評価をいくつか耳目にしたが、それは 自衛隊に関する知識不足と断言しておく。
部隊構成や登場する自衛隊員の階級構成等 自衛隊の設定がグチャグチャな点は 原作や1979年版でも露呈しているにも関わらず、そこに何も疑問を感じないかの如き「福井晴敏」には 私が大いに疑問を抱く。
というのは、最近 「福井晴敏」が軍事評論家の如き扱いでメディアに登場しコメントを述べるのを耳目にする機会があるのだが、上述のような状況で 彼の言う事を「正確」と受け止められるのは如何なものかと思う事があるからだ。


