● ブタネコの「三日月」
数日前の事…
先日の、世界フィギュアのエキシビジョンで「絢香」の曲に乗せて滑る「安藤美姫」を見て 私は すっかり、シビレている。^^;
だからという理由だけでは無いのだが、家族揃って食事をしている時に 娘と姪に
「なぁ? ”絢香”のCD それも”I believe”と”三日月”の入ったヤツ (娘と姪の)どっちか持ってないか?」
と、聞くと
娘「@@(姪の事)が持ってるよ。
なに? お父さん 今度は歌手にまで触手を伸ばし始めたの?」」
私「いや、ホラ フィギュアで歌ってるのを聴いて 良い曲だなぁ…と思ってさ」
食事が終わり、一服してるところに 姪が部屋から「First Message」というタイトルのCDを持ってきてれて…
嫁「”三日月”って良い曲よね 私も好きだわ」
私「なんかさ、歌詞がさぁ…
チラッと聴いただけなんだけ 良さそうでさ、ジックリと聴いてみたくなったんだ」
嫁「遠距離恋愛してる彼に”頑張っているからね”ってとこ?」
私「オマエ(嫁)がさ、(娘を)妊娠した…って言って、とっととオマエだけ札幌に帰っちゃって
俺だけ、しばらく東京に居た時に この曲聴いたら爆泣きしてたな^^」
嫁「へぇ あの時、そんなに”頑張って”たんだ…^^」
「三日月」という曲を ラジオや有線で今までに何度も聞いた事はある。
もちろん 歌っているのが「絢香」だという事も知っていた。
けど、実を言うと 今まで私が「三日月」を聴いたのは いつも途中からで、出だしの部分を先日の世界フィギュアのエキシビジョンで初めてちゃんと聴いたのだ。
ずっと一緒にいた 二人で歩いた一本道
この部分を聴いた時、TVで「安藤美姫」が演技しているのを見ていたけど、頭の中では ふと、嫁と私の事を思い浮かべていた。
思えば、中学の時からの付き合いである。
まさに、「ずっと一緒にいた 二人で歩いた一本道」だなぁ…と。
まぁ、時々、私は”単身赴任”とか”長期出張”状態だったけど そんな時には、
つながっているからねって 愛しているからねって
みたいな事を想ったものだ。(キッパリ^^;)
歳を取ったせいなのかな、なんか その頃の事を懐かしく思い出させられたんだな「三日月」を聴いて。(遠い目)
自室に入り、先日 嫁や娘達が留守中に改装を施したオーディを利用してCDを聴いた。
「”I believe”や”三日月”以外の曲も なかなか良い曲があるじゃないか」
なんて感じながら聴いていたわけだが…
14曲目の「三日月」を聴いていた時の事だった。
曲の最後の部分で レコードで言えば針が跳ぶように プッと少し前に戻って繰り返してしまった。
「あれ?」と思って もう一度、その部分をかけると やはり音が跳ぶ
CDプレイヤーからディスクを取り出してみると データーが焼き付けられている鏡の様な面が 細かい傷が無数についていて、ディスク全体が曇っているのだが、特に 一部分のところだけ 数ミリの幅で曇りの濃い筋が輪の様になっている。
どうりで、音が跳ぶわけだ。^^;
その後、私は所用があって外出したのだが その帰り道に、馴染みの大手レンタル・チェーン店に立ち寄り、店長に
「”絢香”の”First Message”ってアルバムの”貸し物”じゃなくて、新品の”売り物”あるか?」
と、聞き 有ったので買って自宅に戻った。
で、パソコンでバックアップCDを2枚作り、その1枚と原盤と借りたディスクを 居間でのんびりしていた姪に渡し
「オマエ、どんなCDプレイヤー使ってんだ? カー・コンポなら判るけど
こんなに傷がつくようじゃ ノイズも多いんじゃないのか?」
と、言ったところ… 姪は、ちょっとだけ恥ずかしそうな顔をしたけど、直ぐに
「え? 新品買ってくれたの? え? バックアップCDまで作ってくれたの? うわぁ、ラッキー」
と、喜んで その品々を持って居間を出て行った。
その後ろ姿を見ていたら、やはり居間でのんびりしてた娘が
「@@(姪の事)ちゃん 凄い”絢香”のファンで カラオケボックスで”三日月”を歌っていて 泣き出した事があるんだ」
と、ポツリと言う。
それを聞いた途端、私は娘に
「ん? なんだ? アイツ、遠距離恋愛でもしてんのか? そんで”三日月”の歌詞に自分をカブらせて泣いてんのか?」
と、つい激しい剣幕で娘に聞く私。^^;
「違うよ、遠距離恋愛なんかしてないよ^^; もっと、別の理由だ…って言ってたもん」と、娘。
「ホントか? ホントにか? もし、遠距離恋愛で彼氏が…とかだったら 今すぐブッ飛ばしに行くぞ俺は!!!」
吠える私に 苦笑いしながら嫁が
「彼氏の事じゃ無いわよ 単身赴任の本当のお父さん(私の義弟)をカブらせてるのよ」
と言う。
思わず、「あ!」となる私。
そうか…、そうだったのか… やっぱり離れ離れだと 寂しい事もあるんだろうなぁ…
つい、言葉を失う私。
嫁「なにげに聞いてたんだけど、アナタ さっき、ちょっと酷いこと@@に言ってたわよ」
私「え? 俺が? え? どんな事?」
嫁「”オマエ、どんなCDプレイヤー使ってんだ?”って聞いてたじゃない?
あの子、大学の入学祝いにお父さん(義弟の事)から買って貰ったCDウォークマンで聴いてるのよ
ちゃんと、私(嫁)と この子(娘)と 3人でお揃いのiPodを買ってあげたのよ?
でも、壊れるまで使うんだ…って CDウォークマンで聴いてるのよ」
成る程なぁ… それじゃ、CDも傷だらけになるよな… って、そんな事を言ってる場合じゃ無い。^^;
遠く離れた父親が買い与えたCDウォークマンで CDが傷だらけになるまで聴き、
「頑張っているからねって 強くなるからねって」
と唄い つい、泣いてしまう姪を思うと たしかに、そのCDウォークマンを馬鹿にするのは酷い発言だったなぁ… と、反省する私。
そんな会話がなされていたとは知らず、ニコニコしながらCDを自室に置いて戻ってきた姪を 思わず私は抱き締め
「悪かった、本当に俺が悪かった」
と、謝る私に
「え? 何? なんなの?」
と、怯える姪
思わず泣きそうになったので そのまま誰にも顔を見られないようにして自室に篭もり、1人でしばらくシクシクしたわけだが…
父親が買ってくれたCDウォークマンだから…と、それをずっと使い続ける姪
良い娘に育ったじゃねぇか… そう、思ったら泣けてくる。(ToT)
嫁と娘と3人でお揃いのiPod…と 嫁から買って貰っても使い続ける… それを思うとさらに泣けてくる。(ToT)
でも…
「なんで 俺には お揃いのiPodを買ってくれなかったの? > 嫁」 orz
それに気づいたら もっと泣けたよ。(ToT)
