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2007年03月25日

● 出口のない海 追記


2006年10月13日に『出口のない海』として映画を見た感想を述べた。




今回、間違ってDVDを入手してしまったので 少し、追記(補足)をしておこうと思う。


で、先に申し上げておくが この映画がクソ映画である…という私の認識はDVDを再見した今、評価は下がるばかりで上がる要素が見つけられなかった。^^;


では、何故、追記(補足)するのかというと…


前述した記事を掲示した後、数人の方から違う内容のメールを頂戴し、それぞれに対して


「もし、DVDを再見する機会があれば その時にあらためてキチンと御説明申し上げる」


という様な旨の返信をした事を思い出したからだ。^^;


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で、「海老蔵の敬礼は噴飯物」と述べた件から申し上げると…


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海軍式の着帽時(帽子を被っている時)の敬礼は 概ね、上の画の感じだが…


これでも人によっては「右肘から指先まで一直線になっておらず、手首が曲がっているのはイカン」とか「右手の親指が人差し指から離れているのはイカン」と指摘する人もいる筈だ。^^;


よく「陸軍式と海軍式がゴッチャに…」というのが 日本映画の考証を重視しない典型的な表れなのだが、その違いの最も大きな点である右肘の位置は 映像内に登場する兵達の敬礼は全般的に良好ではある。


で、海老蔵の敬礼のどこが「噴飯物」かと言えば


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(中央の茶色が海老蔵)


ここで、指摘される点は 敬礼する海老蔵の右手のひらの角度、左右の兵の角度と比較すれば明らかな様に 海老蔵の右手の掌が永島敏行から見えてしまっている。


これはイギリス陸軍だったら文句は言われないだろうが、帝国海軍ではダメ^^;


その上、最もイタダケ無い点は この敬礼を直る(終える)時


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ピョコッと敬礼していた右手を跳ね上げるところ


まるで、酔っぱらったサラリーマンが「ヨッ!」と挨拶するかの如き動きをする。


こんな敬礼を上官にした日には おもいっきりブン殴られても文句は言えない。


海老蔵の敬礼は 上の画のシーン以外にも何回かあるが、その全てが同様に「ヨッ!」で終わる。


ゆえに、たまたまワンカットを編集で見逃した…という問題では無い事が明かで 制作者の戦争映画を作る姿勢に 大いに疑問を感じる次第。


ただね、どうでも良い事を合わせて述べれば…


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海老蔵が手帳に遺書を書くシーン 


これを見て 私は「あぁ、成る程な」と勝手に悪い方に納得出来たのだが、それは「鉛筆の持ち方」である。


申し訳無いが、鉛筆の持ち方や 箸の持ち方には、行儀や躾が如実に出る。


つまりは、


「こんな行儀も躾もなってないアホなら 敬礼も満足に出来無いわな」


と、私は悪い方に納得する。


もし、万が一 海老蔵がそういう人物で無いのなら そんな誤解を招く所作をした事を反省の上、この映像で良しとして編集を行った監督を呪うべき。


で、この映画の監督である佐々部清に対して 戦争映画を撮る姿勢や資質を問うべき重要な点が 他にもある。


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上の画に 敢えて赤く囲み示させて頂いた三隻の船の画に注目して頂きたい。


沖縄への水上特攻に出撃する戦艦「大和」と随伴艦…


上の画を見て「フザケンナ!!!」と怒り呆れるのは 赤枠内の三隻の艦艇のシルエットは史実に明記されている随伴艦のシルエットでは無い。


しかも、あろう事か左と右の艦艇は 現代の海上自衛隊の艦艇のシルエットであり、例えば左側の艦は 


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おそらく「はるな」型か「しらね」型(上の参考画像は「はるな型」の「ひえい」)である事は明白。


右側の艦も艦橋の形状や艦橋後部のマストのシルエットから どの艦形は断定できないが、現代の海上自衛隊の艦形である。


ちなみに中央の艦に関しては 当時の旧式軽巡洋艦かな?と思えなくも無いが 沖縄への水上特攻に随伴した軽巡洋艦は阿賀野型の「矢矧」のみで その他は八隻の駆逐艦であり…


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「矢矧」とは明らかに艦影が違うし 遠近法を考慮した艦の全長を考えると当時の駆逐艦の全長サイズでは無い。


知らない人には どうでも良い話なのであろうけどね、ミリタリー・オタク的に見れば これほどナメた考証は無いのだ、というか こんなので「考証した」と言うのは片腹痛い。


そして…


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現代に至り、老いた整備兵が記念館を訪れ… 戦争物ではベタな構成だが、それじたいを批判する気にはならないが


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遺品のボールを海に投げるのは 理解出来ないし、許せん。


ま、それもクソ映画であれば 細々、言っても仕方が無いけどね。


通常であれば


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「上野樹里」PVって事で… なんて解釈で終わらせるとこなのだが


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この映画のフィルムパートナーズにクダラナイ輩が数社参加してるのが 今回、初めて判ったから大目に見るのも止めた。


ただ、一点


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「三浦友和」の父親役は 見ただけで泣ける。


それが確認できた事だけは収穫だった。




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