● へそ曲がりなニュースの受け止め方
最近のニュースを見ていて 個人的に思った事をいくつか述べてみる。
【「女性は子供を産む機械」発言】
この題を見ただけで「あぁ、ここでもか」とか「ブタネコよオマエもか」とウンザリする方も多いだろう。^^;
私も 実際、テレビで この話題が流れるたびにウンザリしている。
大臣とか国会議員とか その辺の連中の失言により、大騒ぎするのは今始まった事じゃ無いけれど 相変わらずの体たらくに まず、ウンザリする。
が、それと同時に「問題だぁ」と騒ぐ連中の姿勢というか本質にもウンザリする。
誤解の無い様に先に申し上げるが、「女性は子供を産む機械」と この言葉を見聞きして女性がムカッとくるのは 私の様なオッサンにも判る事だし、もし この言葉を間違って私が嫁に言ったなら 相当の目に遭う事は容易に予想も出来るから いくら「物の例え」にしても見識ある表現じゃないのは明白だと私も思う。^^;
ただ、それに対して感情的に怒るのでは無く、冷静に考えてみる必要があるんじゃないの?とも私は思うのだ。
元々、この発言は「少子化問題」について語る上でなされたもの
では、日頃 よく耳にする「少子化問題」とは何ぞや? と、問われたら一般人は何と応えるのか?
「出生率が減り、人口が減り、高齢化社会になるのが問題」
そう応える人が多いのだが、実は それは答えになっていない。
根本的な問題は
「今の税制を20年後、30年後にあてはめて計算した税収では
今の様な国家予算規模は維持できない。
同様に、今の年金負担では 年金は破綻する」
って事。
人口が減れば 税金の負担者が減るぶん、税収入が減る。
税収入が減れば 今の国家予算の規模は維持できないのだから公共事業や福祉などの現状を維持できない。
その端緒な例が 老齢年金を支えているのは若年者なのに 若者が減って老人が増えれば、今以上に若者達の負担が増すか、老人達への支給額を減らすしか無い…って事になる。
判りやすく言えば、
「最低限、現状の年金受給を期待するならば 頑張って子供を増やさないと」
って事。
【柳沢厚生労働相発言要旨】
なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15~50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。
『ネタ元』
それを話す上で柳沢氏は「子供を産める年齢層の女性」を「機械」に例えたわけだ。
さて、上に引用した要旨を読んで「あれ?」と感じた人も少なく無いのではなかろうか?
「女性は子供を産む機械」
という見出しで 柳沢氏は女性差別発言を行った…のだよね?
なんか、ニュアンスがおかしくないか?
そう、この騒動が報じられるのを耳目にする度、しかも 日が経つにつれ いろんな部分に疑問や違和感が増すばかりなんだな^^;
まず、この報道の端緒、マスコミが「女性差別発言」と決めつける様な報道の根拠って、何処にあるのだろう?
そう考えてネット上を探してみたところ…
柳沢厚労相:女性を「出産する機械」とも例える発言毎日新聞 2007年1月27日 22時32分 (最終更新時間 1月28日 0時36分)
柳沢伯夫厚生労働相は27日、松江市で開かれた自民党県議の集会で講演した。講演は年金・福祉・医療問題に関するもので、出席者によると、柳沢厚労相は少子化対策に言及する中で「15から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、機械と言うのは何だけど、あとは一人頭で頑張ってもらうしかないと思う」などと述べたという。少子化対策にかかわる閣僚による、女性を「出産する機械」とも例える発言だけに、今後批判を強く受けそうだ。
『ネタ元』
「女性は子ども産む機械」柳沢厚労相、少子化巡り発言asahi.com 2007年01月28日00時33分配信
柳沢厚生労働相が27日、松江市で開かれた自民県議の後援会の集会で、女性を子どもを産む機械や装置に例えた発言をしていたことが分かった。集会に出席した複数の関係者によると、柳沢厚労相は年金や福祉、医療の展望について約30分間講演。その中で少子化問題についてふれた際、「機械と言って申し訳ないけど」「機械と言ってごめんなさいね」などの言葉を入れながら、「15から50歳の女性の数は決まっている。産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」などと述べたという。
会場では発言について異論はなく、主催者からの訂正などもなかったという。
『ネタ元』
毎日新聞 そして、朝日新聞の上記記事が発端のようだ。
で、私なりに もう一度、柳沢発言の要旨を読んだ上で 上記の二つの記事を読むと…
これって、故意的に「女性差別」へと誘導する つまり、ミスリードの匂いがプンプン感じる。
つまり、柳沢氏が女性差別論者か否かは 上記の柳沢発言要旨からは私には断定できない。
不適切と誤解されやすい例え方だとは思うが、少なくとも 柳沢氏は女性差別をテーマに話したのでは無く、「少子化問題」に関するなんらかの説明の中で出生率について触れた発言での「例え」と私には受け取れるんだけど…
『「女性は子ども産む機械」』
『女性を「出産する機械」とも例える発言』
という見出しをつけて その部分だけに批判の目を向ける報道で良いのかね?
そう違和感を 私は覚えるのだ。
しかも、前面に立って 柳沢批判をブチあげる辻元も如何なものか?と。
辻元自身、拉致問題に関しての失言や 秘書給与詐欺で執行猶予中の身だと言う事は棚に上げ、「私は女性の代表」なんてぬかすのは ただ々々片腹痛い。
もし、仮に 柳沢氏が「少子化問題を解決するには 女は機械の様に頑張って子供を産め」みたいな考えで発言してたのだったり、担当大臣として それぐらいの見識しか持ち合わせていないのなら とっとと辞任させた方が良い。
問題の本質は
「もっと 子供を産み、育てやすい社会にするには どうしたら良いのか?」
という事が最初にあり、「働く女性」と「子供を産み育てる女性」が連動しにくい物事の中で 如何に、両立できるかを考える事であり、
「少子化によって減少する税収や 破綻する年金」
については「税金の無駄使い」を如何に減らすかを考えるべきであり、年金に関してはシステムそのものを 一度は御破算にするぐらいの覚悟で考え直した方が良い。
それらを行う場が国会であるはずなのに 今の現状は柳沢発言のあげあし取りによる審議中断…って、国会議員の役目って いったい、何なのだろうね?
盛んにマスコミに露出して柳沢批判を述べる鳩山や桝添にしても 自身の女性問題は棚に上がっているわけだし…
福島に至っては… まぁ、いいや^^;
【あるある「納豆」捏造放送】
納豆でダイエット…
それに踊らされた人が納豆を買い求め、製造が追いつかなくなって増産した途端に 放送は捏造だった…と報道され 店舗に山積みの納豆。
これって、捏造放送の一番の被害者は 消費者より納豆メーカーの様に私には映る。^^;
基本的に 捏造放送は許される事では無い。
今回の事を見ても メディアは「被害者は視聴者であり消費者」とばかり言うけれど、目に見えない… というか、メディアでは報じない被害者が沢山居るのだ。
でね、へそ曲がりな私は放送を行った関西テレビ(もしくは番組の制作会社)を擁護する気は全く無い。
同時に「納豆」についてを語る気も無い…と先に申し上げておきたい。
で、何を言いたいかと言えば
この「捏造放送」の報道を最初に耳目にした時に「ほぅ」と思った事がある。
それは、たまたまなのかもしれないが この「捏造放送」の報道を最初に目にしたのが 番組を全国ネットしているフジ系のニュース番組だったからだ。
つまり、自分のとこの系列の問題を自ら報道した…という点に「ほぅ」と思ったのだ。
以前から いくつかの記事でも述べたのだが、マスコミに対して私が今まで不愉快に感じている大きな理由のひとつに 余所の事件には苛烈な報道を行いながら、自社や自社系列の問題には ピタッと報道しない姿勢がある。
例えば、A新聞社の記者が何らかの事件を起こして逮捕された…とする。
B新聞やC新聞は それを紙面で報じても、A新聞には その事件が載ってない…なんて事が日常茶飯事なのだ。
これはTV局も同様で Aテレビの事件は Aテレビでは報道されず、AテレビとA新聞社が系列会社であれば A新聞でも報じられない事が多い。
さすがに、ライブド○の様な話の場合は フジ系も自社の話題を報じたが、全体量の中では そういうのは希なケースと言って良いほどなのだ。
でね、今回の「納豆捏造報道」に関し 例えば、時日の過ぎた今でも熱心に日テレ系のワイドショーや報道番組で 殆ど批判同然の報道がなされている。
「レタスにも…」と 新たな捏造を報じるのは別に悪い事では無い。
だから、「納豆捏造報道」関連として 報道する事にケチをつける気は全く無い。
で、私が注目を喚起しておきたいのは 今後、日テレ系で何かの問題が生じた時 日テレは自局や系列新聞社の問題を 今回の「納豆捏造報道」と同じ様に熱心に報道してくれるんだろうね?…って事
もし、自局や系列に対してはそれをしないのであれば 二度と「公正中立なメディア」ですなんて私は認めない。
既に、TBSや毎日新聞、テレ朝や朝日新聞、に対しては「自称:マスコミ」であって「公正中立なメディア」だとは 私は信用していない。
読売系は その辺、どうなのか今後の推移を眺めてみようと思っているのだ。
【ジンギスカン店「だるま」脱税】
まぁ、私も札幌市民の1人として「だるま」というジンギスカン店の存在は知っていたし、何度か食べに行った事もある。
「タレは大事に使え」「最期に残ったタレに出汁を加えてスープとして飲め」等々、興味深い食べ方を 小五月蠅く押しつける店だったが、確かに美味い店ではあった。
(注:私が最期に”だるま”に行ったのは4年前、だから それ以後の事は知らない)
経営者が朝鮮人だった…と今回の報道で初めて知ったが、それで差別的発言をしようとは間違っても思っていないし、どこの国籍か…なんてのは どうでも良い。
で、何が言いたいかというと…
朝鮮総連が関与して「脱税の手引きをした」という部分で 事件が報道され、今日に至っては立ち入り捜査を受けた朝鮮総連が「弾圧」だと抗議してる件。
これに関して 私は朝鮮総連に対し「ふざけんな」と言っておきたい。
昔から、総連系以外にも、民○系、同○系や 宗教絡みの学○系の中の 一部の性悪な連中が「助け合い」と称して「経営指南」を行ってきたのは有名な話であり、そこに捜査の手をなかなか入れない警察や検察、それに国税の方がアホだっただけの話だ。
制度融資や税申告に関し、コンサルティング的に関与して報酬を受け取り、それが問題視されると「人種差別だ」「人権侵害だ」「宗教弾圧だ」と別な問題にかこつけて煙に巻いてきただけの話でもある。
六カ国協議のこの時期に…と 関連性を述べるマスメディアの連中よ、時期がどうこうという事よりも アンタッチャブルみたいに扱われている部分への踏み込みの方を もっと重視して報じたら如何なものか?と問いたいね 私は。


