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2006年11月26日

● タイヨウのうた 映画版


映画版「タイヨウのうた」のDVDがリリースされたので見た。




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以前、私は この映画が公開される前にリリースされた『タイヨウのうた×YUIと薫のうた』という『タイヨウのうた』の映画版の予告編・メイキングDVDを見た際に



   『タイヨウのうた×YUIと薫のうた』を見た結果…

   やはり、私は『タイヨウのうた』を見ない そう決めた。

   この作品には 物凄く「打算」の匂いがプンプンと漂うからだ


  参考記事:『タイヨウのうた×YUIと薫のうた


と記した。


だから、DVDは見たけれど 記事を掲示するつもりは基本的には無かった。^^;


が、今回 やっぱ記事を書いておこう… 私が そう思ったのは 南国の盟友「Wen」さんが YUIヒャッホイに冒され、遠回しに「記事を書け~」と怪電波を送ってくるのと 先に述べた記事に「まさ」さんが寄せられたコメントに敬意を表して そのレスも込めて… という気持ちが強くなったから。




映画版「タイヨウのうた」の本編DVDを見て 私が感じた事をそのまま言えば、


「やはり、”XP”を単なるアイテムに使っただけだな」


って事。


誤解の無い様に 断っておくが、ドラマ単体の出来云々については後述する、ここで 先に申し上げておきたいのは やはり、この映画の製作者は「クソ野郎」共だった…って事。^^;


専門的な内容については 私がどうこう述べるより、


  参考記事:『タイヨウのうた 出典: フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」


上記サイトの記述の方が判りやすいいと思うので そちらを御一読頂けるとありがたい。


で、上記サイトを読んで判った事と 私自身の感想を言えば…


香港映画の「つきせぬ想い(1993年公開)」は名作である。


何気ない日常が 実はどんなに幸せな日々なのか、かけがえの無いモノを失って気づいた時には 後悔にも似た感情でいっぱいになる…という事を痛感させられたものだ。


そのリメイク話から、この「タイヨウのうた」というオリジナル・ストーリーに至る…という顛末が もし、本当なのだとしたら やはり、私は そこに制作者達の安易な打算にウンザリする。^^;


主人公が死ぬ… それに纏わる悲劇…という設定でしか「悲しい話」って描けないものなかね? その上で、死ぬ為のアイテムとして 何故、「XP」なのかね?


難病モノに対して その殆どに私が怒るのは 常にその部分への制作者達の考え方や配慮の無さなのだ。


判りやすく言えば


「難病モノのドラマを描くのならば、その難病と実際に闘っている患者や

 その周囲の人々が見た時に、どう思うか? そこを考えているか?」って事。


「XPって病気は 太陽(紫外線)を浴びると死んじゃうんです」


単に そう描く事じたいが間違いであり、結果的に誤解すら招いている。


それによって苦労させられるのが 映像の制作者では無く、実際の患者や その周囲の人々…という事が 私には我慢できないからこそ罵るのである。


百歩譲って どうしても病気を放り込みたいのならば「原因不明の病気」って事で「架空の病」じゃダメなのかね?


実際に苦労している人が存在する病気を「世に知らしめる為」なんて言っても、誤解ばかりを撒き散らすぐらいなら そもそも、設定の病名を架空にすりゃぁ良いじゃん…なんてさえ思う。


というよりも、そもそも そこまでしてでも「お涙頂戴」を夢見る事が 正しい制作者なのか?と 問い詰めたい気持ちの方がはるか大きいわけだが。


そういう考えが私の基本であるから 『タイヨウのうた×YUIと薫のうた』という『タイヨウのうた』の映画版の予告編・メイキングDVDを見た際に その中で羅列される映像PRのメッセージの中に込められた打算だけが鼻につき「なんだかなぁ…」とウンザリしたから 先に述べた記事の内容となった。




さて、「まさ」さんから頂戴したコメントを先に引用させて頂くと…



   タイヨウのうた、観て来ました。

   少なくとも俺にとっては映画版セカチュウを超える作品でした。
   ドラマ版はやはり超えられない名作、と言えますが。

   宣伝はともかく、映画を作った方たちが言っている
   「ハッピーになって映画館をでてもらえる」
   と言う気持ちは十分に伝わりました。

   泣ける映画ですが、そこには「死」の悲しさよりも
   「生きたこと」「生きること」の希望やすばらしさが
   とてもよくかかれていました。

   何よりも、YUIの歌のすばらしさ。
   そして、上手くはないけど、その魅力はスクリーンで
   十分に描かれていたと思います。

   正直、ドラマ版ではこの輝きがだせるのか、
   心配になってしまいます。

   ここにいらっしゃる皆さんも、騙されたと思ってDVDででも
   いつかご覧になってくださればと思います。
   とても、いい映画を観たと言う気分で映画館を出られました。

   宣伝のことであまりにばっさり切られてしまっていたので、
   とても勿体無いと思い、熱く書いてしまいました。

   乱筆乱文失礼いたしました。



上記引用文中の


   >宣伝はともかく、映画を作った方たちが言っている
   >「ハッピーになって映画館をでてもらえる」
   >と言う気持ちは十分に伝わりました。


私にはこの作品を見て「ハッピーになって映画館をでてもらえる」という意味が判りません^^;


だから、もちろん伝わりませんし、そんな気分にはなり得ません


というか、もし「映画を作った方たちが言っている」のであれば「何言ってやがる」と思うし、そんなのが伝わったのなら「お目出度いな^^;」と苦笑せざるを得ません。^^;


と言うわけで 決して「騙されて」見たわけではありませんが、事前のプロモーションで抱いた悪寒が予感では無かった… そう感じた。


でもね、この「タイヨウのうた」という映画のストーリーにおける「XP」と言う部分を排除して この映画を ひとつのラブ・ストーリーだと視点を変えて見た場合、なかなか良く出来た作品だと感じた事も述べておきたい。


特に 父親役の


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「岸谷五郎」が とても良い。


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娘の親友を密かに呼びだしての 上の会話のシーンは 娘に対する親バカを自認する私には 物凄く感情移入できるシーンに映り


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このシーンが 私には一番泣けたシーンだった。(ToT)


で、この親友の女の子


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「通山愛里」 どこかで見た子だなぁ…と思ったら


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 参考記事:『雨と夢のあとに 第1-2話


この娘も良い。^^


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主人公である「YUI」の演技がどうこうという話を耳目にしたが そんなのはどうでも良いと思うほど


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彼女の歌が素晴らしい。^^


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惹かれて人が集まる歌… そこに凄まじい程の説得力を備えている表現を 否定出来る程 私は傲慢では無いし、この一連のシーンには感動すら覚えた。


特に

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この合間に挟まる「塚本高史」が 実に秀逸な表情の変化を見せているのが素晴らしい。


「バトルロワイアル」以来、彼の出演作を見続けているが 雰囲気やルックスから ちょっとやんちゃな役が多いけど、この作品の様な役柄を そつなくこなしてる様が実に嬉しい。^^


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だからこそ、上のシーンでは ぎこちない二人が実に微笑ましく とても良かった。^^


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というわけで、出演者は 皆、素晴らしく シーンも局所的に限って見れば 実に良いシーンが多い。


にも関わらず、というか 摩訶不思議とでも言うべきなのは 制作者達における「純粋」さの足り無さだ。


「作品の一部を局所的に認めて誉めたい」という気持ちは確かにあるけれど、それが作品「そのものを認めて制作者達を誉める」という風に受け止められるのは 私にとっては心外だ。


だから、そこをハッキリさせた上で


「YUIの歌は良かった」


そう申し上げる次第だ。^^ (へそ曲がりなんでゴメンネ^^;)




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コメント

|゚Д゚)))コソーリ!!!!どもw

以前、ブタネコさんがタイヨウのうたの宣伝DVDを御覧になられた際

>やはり、私は『タイヨウのうた』を見ない そう決めた。(現にドラマ版では一言もなかったですもんね)

と断言されていたので、やはり映画に関しても一言もないのかな~?と密かに思っておりました。

だったら、こりゃ~私がYUIヒャッホイに冒された映画を是非御覧頂いて
ブタネコ流のコメントを頂戴(拝読)したく、南の地より怪電信分を暗号?にて発信した次第です。

で早速書きたくもないのに?、書いてくださって、その懐の深さに改めて謝意を表します。

その前に「桜井幸子 考」に於けるブタネコさんの、映像製作サイドの配慮がないとの御意見を拝見し
これはタイヨウのうたにも向けられた言葉なのだろうと感じておりました。

正直私も、「今現在難病で苦しんでいる方々の事を考えたことがあるのか?」と問われれば
俯かざるをえない状態だといえましょう。

やはりテレビ、ラジオ・映画等々、公共の場にでるものは、それだけの影響力を考慮し
また配慮するのがプロの仕事なんだなと、今回改めて考えさせられました。

しかし、映画全体(特に制作サイド)に関しては、予想通りの辛辣な(まぁ納得ですが)コメントなのに
最後に出演者で持ち上げてくれる・・・
ブタネコさんってやっぱ優しいなぁ~なんて、勘違いでも私思ってしまいましたからヾ(´▽`;)ゝ

まぁでも、YUIの歌いいでしょ(´∇`)

最後になりますが、早速の記事、ありがたかったです。どうもアリガト!(´▽`)

・・・で、たった一つの恋の記事はまだですか?

裏では大好物の「さとみちゃん」も好演されてましたが・・・どっちの記事が先かな~なんて^^;

(;・∀・)ハッ?

|彡サッ

★ Wen さん

>で早速書きたくもないのに?、書いてくださって、その懐の深さに改めて謝意を表します。

いえいえ、「嫌々」書いたのではありませんよ^^


>ブタネコさんってやっぱ優しいなぁ~なんて、勘違いでも私思ってしまいましたからヾ(´▽`;)ゝ

ええ、是非 そう思い込んで 余所で宣伝してください^^ (懇願)


>まぁでも、YUIの歌いいでしょ(´∇`)

良いねぇ… 良かったです。^^


>・・・で、たった一つの恋の記事はまだですか?

もう、どうでも良いですね それ^^


>裏では大好物の「さとみちゃん」も好演されてましたが・・・どっちの記事が先かな~なんて^^;

御覧の通りです。^^

私は、この映画、大好きなんです(^^)。
でも何か1つだけ心に引っかかっていたものがあったんです。
そうです、前回のこのプロモDVDに関するブタネコさんの記事なんです。

常日頃、私はブタネコさんの記事を愛読しておりまして、私の心の中でのブタネコさんの影響力は図り知れません(^^;。もちろん、何でもかんでもウンウンそうそう、とうなずけるものばかりではありませんが、それよりもはるかに多くのことで納得させられる、また感心させられる記述がほとんどなので、その記事を読んだ時は、ちょっと個人的には残念に思っておりました。

でも、この記事が掲載されているのを見て嬉しくなりました(^^)。

いや、もちろん映画やドラマにおける「病気」の扱い方には、当事者への配慮が必要だなと思いました。
なんでもそうですが、冷静に相手の立場に立って物事を考えるのは大事なことです。
ましてやこの映画において「XP」という病気を題材として使わなければならない必然性はあったのか?
これが一番重要なことだと思いました。

でもやっぱり、私はWenさんと同じくこの記事にブタネコさんの優しさを感じますよ(^^)。
ダメな所はダメ、いい所はいい、とその歯に衣着せぬその物言いにはいつもスッキリさせられます。

ところであの横浜でのライブシーン。塚本高史のあの表情の変化は映画を観ている人間とシンクロさせるような素晴らしいものだったと思います。私はその後の「結婚できない男」でますますファンになりました(^^)。


最後に香港映画の「つきせぬ想い」、見てみたいと思いました。

★ roadrace さん

>でも何か1つだけ心に引っかかっていたものがあったんです。
>そうです、前回のこのプロモDVDに関するブタネコさんの記事なんです。

すいませんでした^^;


>でも、この記事が掲載されているのを見て嬉しくなりました(^^)。

へぇ… そう仰って頂けると書いた甲斐がありました^^

>でもやっぱり、私はWenさんと同じくこの記事にブタネコさんの優しさを感じますよ(^^)。

是非、その誤解を世に広めて頂きたい(懇願^^;)

>塚本高史のあの表情の変化は映画を観ている人間とシンクロさせるような素晴らしいものだったと思います。

ええ、そのシーンは ホント良かったですね^^

>最後に香港映画の「つきせぬ想い」、見てみたいと思いました。

私は個人的には香港映画は好きでは無いのですが、この「つきせぬ想い」は なんとも言えないラストが余韻を引き考えさせられましたよ

ブタネコさん ありがとうございます^^
エントリーされた内容(言葉)を見逃すものかと
ひとつずつかみ締めながら読ませていただきました(^^;)
で、最後まで読み終えて 熱いものを感じます。
なんだかんだと言いながらも、ブタネコさん 最高です^^
いいものはいい、悪いものはだめ、それで全然OKです。

私は自ブログでもこの映画を取り上げましたが、
まず最初にYUIの♪Good-bye days のPVを見たことからこの映画と出会いました。
娘と同世代の彼女が映画のために書き下ろしたこの歌に深く感動しました。
PVには映画のいわゆる美味しいシーンがちりばめられており、
そういった意味では制作側の思惑にまんまと乗せられたのかもしれません。
で、やっと時間を作り映画館に足を運びました。
周りを女子高校生に囲まれ最悪の状況下の鑑賞となりましたが(^^;)
見終えた後 何とも言えない爽やかな涙を流しました^^

ドラマや映画で度々題材として使われる難病やその他の病気・・・
私もその都度不快に思っています。最近ではひと恋などもそうです(^^;)
制作側がどれだけそれらを理解した上で取り上げているのか
疑問に思うこともしばしばあります。
実在する病気であればあるほど、もっと配慮が必要ではないか、
いつもそんなことを思っています。

この映画 実際にはXPという難病を背景にする必要がはたしてあったのか、
それは私も正直疑問に思いました。
単純にラブストーリーとして描いていてもよかったのではないか・・・そんな風にも思いました。

私は自ブログで二人を素朴という表現をしましたが、
ぎこちないぐらいの塚本君とYUIがよかったです^^
特に今ではWenさんと同じくYUIヒャッホイの私は彼女の歌のシーンに嵌りました(^^;)

長々と長文になってしまいました(笑)語りだすと止まりません(^^;)
まとまりがありませんが、この辺りで終わりにします。
以前のメイキングに対しての感想を読んでいただけに心配しておりました^^
今回のエントリー ブタネコさんの優しさが随所に感じられお礼を言いたかったです。
どうもありがとうございましたm(_ _)m

★ Nob さん


過分なまでにお褒めのテレ臭いコメントありがとうございます。^^;

YUIは良かったですね

>特に今ではWenさんと同じくYUIヒャッホイの私は彼女の歌のシーンに嵌りました(^^;)

それ よく判ります。^^

(私も早速、CD買おうと思ったら 娘が買ってました^^;)


>ブタネコさんの優しさが随所に感じられお礼を言いたかったです。

是非、その誤解を世に広めて下さい(熱望)^^;

間も無く、私のボロが出ますので…^^;

【※注意!!】

この記事は『ブタネコのトラウマ』の倉庫に保管されている記事なのでコメントの投稿は出来ません。 2015年2月10日以降 このクソブログは『ブタネコのトラウマ・リニューアル版』に移転しましたので新規記事更新及び、過去記事へのコメントの受付もそちらで行っておりますので お手数ですが、そちらへの移動をお願い申し上げます。