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2006年11月21日

● 東京タワー


「東京タワー ~ オカンとボクと、時々、オトン」を見た。




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正直に言って 私は このドラマが映像化される以前の 原作が「素晴らしい」と騒がれている時点で 一度、本屋で原作を買う寸前までいきながら 気が変わって購読せず現在に至るので 原作を読んでいない。^^;


と言うのは、その時点で「この本は近い将来、映像化される」と予想が付いたのと いろんな雑誌の書評で「泣ける一冊」であると評されていたのを読んだから、


「それなら、まず映像を先に見よう」


そう思って 本を買うのを止めたのだ。


で、今回 諸般の事情で延期されていた放送を ようやく見たので、近々 本屋に行ったら原作を買って来ようと思っている。


映像では 


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ボク(大泉洋)の回想シーンが殆どで 時折、合間に マー君とマーちゃんの(現在の)会話が挟まれる構成になっているのだが…


以前、『ALWAYS 三丁目の夕日』を観た後にも感じた事だが、今から ほぼ30年前の時代に 私はノスタルジィを感じる世代である。


だから、


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空き地で野球に興じる子供達の姿や…


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因業な爺ぃや婆ぁが店番している駄菓子屋… なんて光景を見せられるだけで 遠くを見つめてしまう私である。^^;


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「蟹江敬三」の こんなオッサン姿は久しぶりに観たが、実に「オトン」を見事に演じており、渋さが増したなぁ…と(ToT)


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「田中裕子」の「オカン」も実に見事で…(ToT)


会話が博多弁であるのも 方言好きの私を…(ToT)


だから、回想シーンに関しては一点を除き 文句を言う気はサラサラ無い。


で、その一点とは


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放送延期になった原因の、上の画の役を今回、代役で演じた役者に罪は無い。


元々、演じた者についても どうでも良い。


私が言いたいのは この役を「撮り直し」て入れ込む意味が 映像からは判らなかった…という点。


もしかしたら、原作では重要な意味のある役なのかもしれないが、映像では 別にコイツがいなくても構わないし、むしろ尺を考えると もっと、ふくらませて欲しいシーンがいくつかあったから、そう感じた…という事。^^;


例えば、


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オカンがマーちゃんに指輪を譲るシーンは とても胸に染みたのだが…


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ここに至るまでの マー二人の会話のシーンがもっと欲しかった。


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「大泉洋」と「広末涼子」も悪くなかったが…


演技がどうこうと言う問題では無く、二人の会話の部分の脚本的に もう少し、ふくらましが欲しかったなぁ…^^;


でもねぇ、一人の母親の半生という視点で このドラマを眺めた時、自分の人生を考えると いろんな事を思い出し、とても複雑な気分になった。


ま、「複雑」と言っても それは決して作品に対する不快感というものでは無く、自分の今までの生き様への雑感に対する いろんな気持ち…という意味でだ。


ちと、私事だが…


何人かから頂いたメールにおいて このブログに書き綴ってきた我が家(ブタネコ家)の話を記す際、ウチの娘は 私を「お父さん」と呼び 娘は私の嫁を「ママ」と呼ぶ その点に関して たいていの家庭では「パパ、ママ」という洋風か「お父さん、お母さん」という和風の いずれかに片寄るのに ブタネコ家は奇妙だ…という話を頂戴した事がある。


実は 私は娘が産まれて間も無い頃、娘には私のことを「父上」と呼ばせたいと思っており、嫁は娘に自分の事を「@@さん(例えば、”はるかさん”とか”まさみさん”」という風に 自分の下の名に「さん」付けで呼ばせようと考えていた。


しかしながら、娘が成長し小学校に入る頃には「パパ、ママ」になってしまっていたのだが、それに対し私は


「オマエは日本人なんだから”父上”と呼べ、さもなくば百歩譲って”お父さん”と呼びなさい」


と、言い続け 現在の「お父さん、ママ」に至ったのである。^^;


まぁ、娘も大学生になると いろんな知恵を身に付けたもので…


時折、「父上」と私を呼ぶ事があるが その場合、必ず その後に


「折り入って、御願いの議が…」


と、続き


「お小遣いを頂戴?」か「~を買って?」


と、おねだりになる。^^;


でもねぇ… 娘から「父上」と呼ばれるのは 実に心地良い。^^;


先日、『バースデー・ウェディング』を見て以来、私が死んだ後 遺った嫁や娘達へのサプライズ…について いろいろ考えさせられ、ビデオ・レターも密かにようやく完成した。^^;


そんな時に この「東京タワー」で


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こんなシーンを見て 嫁や娘が私の死後、どんな風に過ごすのかに思いが馳せる。^^;


「良いお父さんだったねぇ…」


そんな風に言って貰えるとは思っていないし、私も願っていない。^^;


それより…


「あの、クソ親父ぃ…」


そう苦笑して貰えれば幸せだなぁ…


ついつい、そう思う今日この頃 もう少し、サプライズを遺しておこう…と思うばかりだ。




【追記】

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樹木希林の さりげない仕草ではあるが、「カネダ」を「カネタ」とこだわって言い直させたり、「ジュリー」と身を悶えさせる様は… 30代後半以上の 往年の「ムー一族」を知る者じゃないと判らないだろうけど^^; 懐かしかった。^^




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コメント

こんばんは。
私はまさに、世間での“原作が素晴らしいよ”に「ホントかよ?」と思いつつも購入→読了で、半ばくらいから怒涛の如く涙を流しつづけた読者です。賛否両論あるんだろうけど、私は“オカン”の聖母のような言動に感情を揺り動かされ続けでした。

ですから、このドラマ、すごく楽しみにしてました。大泉洋さんもすごく好きだし。
でもね・・・。私は正直、あまり面白いと思えませんでした。役者さんは皆さんとてもよかった。田中裕子さんの物腰や表情や声なんか全部いい!と感心したし。
でも、脚本・演出が果てしなく甘い。それこそ、塚地くんは別にいなくてもいいような・・・。マー君、オトン、オカン、マーちゃんの関係性の部分にもっと語らせる部分、膨らませる部分があるだろ! と。色んなシーンがブツブツ切れている感じで余韻もなかったし。
オダギリジョーで映画化もされるみたいですけど、是非とも観た人に「親孝行したい!」「こんな母親になりたい!」と思わせて欲しいと思っています。私、原作読んでそう感じたから。もう、ホントに原作厨って言われる人の気持ちが分かりました^^;

★ しき さん

そうですか… やはり、そうでしたか^^;

では、早速 原作を買ってきて読んでみる事にします。^^

あ、そうそう 「東京タワー」 今度は来年の1~3月期の月9で連続ドラマ化だそうです。

ボク=速水もこみち、オカン=倍賞美津子、オトン=泉谷しげるだそうです。

こんにちは、初めまして!
樹木希林さんといえば、映画「東京タワー」でオカンを演じますね!
ちなみに、ボクは「オダギリジョー」です。
SPドラマ、連ドラ、映画。東京タワー続きますねぇ~。
でも、もこみちの「ボク」には違和感が(@へ@)ウ~ン

★ 秋日子 さん

こちらこそ、はじめまして 御来訪ありがとうございます。^^

実は、我が神ブロガー「kuma6663」氏のブログで よくコメントを拝読し、秋日子さんのブログにも
時々、拝読に参上しておりました。^^

「もこみち」はねぇ… 如何なモノかと私も思います。^^;

オカンはともかく オトンの泉谷…ってのも当たり前すぎるし^^;

今後とも どうか宜しく御願い申し上げます。^^

【※注意!!】

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