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2006年10月08日

● ウィニング・パス


2003年公開の映画




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内容的には バイクの自損事故で下半身が不随になった少年(松山ケンイチ)が 車椅子バスケに出会い、自分を取り戻していく… ってな お話。


私は「無用に哀れむ事」は 時に「馬鹿にする」のと同じ事だと考えているので、身障者に対して安易に「可哀相」等とは思わない。


が、少しだけハンデを持ってしまった方として段差の上がり下りなどで苦労している様を見かければ 出来るだけ手助けする事にはしているつもり。


知人にも車椅子生活を余儀なくされた人もいるし、私自身も 入院中、短い期間ではあったけど車椅子の生活を過ごした事もある。


入院中、車椅子で 喫煙コーナーやロビーで一服している時に


「やぁ オタクもですか^^;」


ってな感じで 車椅子同士が仲良くなって雑談を… というのは、大きめな病院では よくある話なのだが…


ただ、ちょっと、批判を浴びる覚悟で持論を言えば こういった身障者のストーリーを映画やドラマに限らず、ドキュメンタリーで見る時 私は ふと思う事がある。


たとえば、分類分けするのは良い事では無いかもしれないが…


・生まれつき先天性の要因で身障者となってしまった


・第三者が原因による 事故や薬害などに遭って身障者となってしまった。


・自殺未遂、酒気帯び運転、覚醒剤等の服用による自損事故で身障者になってしまった。


という風に 単に「車椅子使用者」という限定で 3つの起因に分けられる。


でね、「生まれつき先天性の要因で身障者となってしまった」の場合、簡単な言葉で申し訳無いけど「お気の毒」と思う。


「第三者が原因による 事故や薬害などに遭って身障者となってしまった」の場合は 本当に心中を察して余りある。


ただ、「自殺未遂、酒気帯び運転、覚醒剤等の服用による自損事故で身障者になってしまった」の場合に関しては 大変、申し訳無いが同情する気にはなれない。


だからと言って「ザマァミロ」なんて思ったりはしない。


「自分の起こした失敗」もしくは「間違い」に対する重い罰なのであり、それは他人がどうこう言う前に 本人が身を以て痛感している事だから、無用の同情は必要無いと思っているだけの事。


しかしながら、世の中では「身障者を見たら 可哀相と思うのが美徳」みたいなのが風潮なのか 殊更、「可哀相に…」と口にする人の多い事。


しかも、「可哀相…」と口にはするけど 手を貸すわけでも無く、ともすれば好奇の眼差しで見たり…


そう言う輩からの「同情」とは 受け取る側には「蔑み」に近いのだと思った方が良い。


この作品の主人公は 健常な頃は バスケット部に所属し、それなりに優秀なプレイヤーではあったが、自我が強く チームプレイを全く考えない独りよがりな少年だった。


それが バイクで自損事故を起こし、身障者となり…


車椅子バスケットに出会い変わっていく…


そんなストーリーを上辺だけで見ていれば 感動的なお話なのかもしれない。


実際に、撮影には そういう方々がエキストラで参加し、特にバスケットの試合のシーンは「凄ぇ」と思うプレイが随所にある。


けどね、この作品の制作者は 何かが違うと思う。


大事な何かを忘れている、もしくは気づいていないと作品を見終えて感じたのだ。


例えば、息子が身障者となったので 両親は自宅をバリアフリーに改築する。


ただ、そこだけを見れば「あぁ、お金がかかって大変だったろうな」と 安易に思い、ちと調べてみると 多くの自治体では「バリアフリーに改築する」費用の一部を補助したり、全部を低金利で立て替えたりする…という 福祉政策をとっているので安心…なんて思わせる。


でも、実際に その福祉制度が手軽で安心なのか?と言えば そうじゃ無い。


お役所仕事で審査に時間がかかり、細かい条件が多く なかなか受理して貰えず、世帯主の収入状況は?とか バリアフリーにする場合の設備に対して「この程度まで基準的にOKだが、これとこれは過剰と思われ 自己負担で願いたい…」等と やたら規制が甚だしく、更に言えば「工事には 指定業者に依頼を…」等と 暗に官民癒着を目の当たりさえさせる自治体の方が多いのが現実なのだ。


「身障者でも 夢を持って明るく生きていくことが出来る」


そんな姿を ストーリーで描きたかったのだろうけど、あまりにも現実を回避した展開と言うか、真の意味での「苦しみ」を描こうとしていない点、それが 作品全体に欠けている大事な事なんじゃないか? あえて言うなら 私にはそう感じた次第。


が、そんなストーリーの背景的な部分はさておき…


寺島進寺島進

教師兼バスケット部監督役に ほんの僅か「寺島進」が登場し…


堀北真希堀北真希

堀北真希堀北真希

主人公(松山ケンイチ)の妹役で「堀北真希」が数シーンに出演しているけど…


佐藤めぐみ佐藤めぐみ

佐藤めぐみ佐藤めぐみ

佐藤めぐみ佐藤めぐみ

主人公(松山ケンイチ)の恋人役の「佐藤めぐみ」が なかなか良い。^^


佐藤めぐみ佐藤めぐみ

佐藤めぐみ佐藤めぐみ

佐藤めぐみ



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