● リトル・オニオン 翌日談
ま、昨夜の「ビストロ・スマップ」の中で、綾瀬はるか直々に…
「リトルオニオンを これからも食べ続けてください」って… 自分が言われたつもりになっている私(ブタネコ)^^;
朝も早々とした時間からスーパーにタマネギを買いに出かけたのは言うまでも無い。
ところがね… タマネギは山の様に積んで売っているのだが、「リトル」が無いのですよ「リトル」が
ま、私も いい歳をかっ喰らった大人だから ここは「やたらとゴロンとしたタマネギ」で満足すべきなんだろうなぁ…
山の様に積んであるタマネギの前で 腕を組んでしばし考える。^^;
で、ふと、ある事に気付き いったん店から外に出て おもむろに携帯電話を取り出し、札幌の郊外で農家をしている友人に電話
「なぁ、オマエんとこ タマネギ作ってるか?」と私。
「あ? 藪から棒に何言ってんだ? 今年は豊作すぎて困る程 ウチの納屋にあるぞ」と友人
「その中に、小さいタマネギ それなりの量あるか?」と私
「ああ、規格に通らない小さいのなら 納屋に一杯あるぞ」と友人
「そうか、判った これからオマエのとこに行くから 小さいタマネギだけ売ってくれ」と私
「はぁ? ちゃんとしたタマネギでなくて 小さいのが欲しいのか?」と友人
「そう、”リトル・オニオン”じゃないと駄目なんだ
今から行くから、20kgの袋に2つ 用意しておいて」と私。
私の家から車で45分ほど走ったところに 彼の自宅と畑はある。
秋晴れの下、ちょっとしたドライブ気分で彼の家に行くと 既に合計40kgの”リトル・オニオン”が「養豚用配合飼料」と書かれた頑丈な袋に詰められており、その袋が3つある。
「あれ? ホントは一つでいいんだけど 一つじゃ悪いと思って二つにしたのに なんで三つあるの?」と私
友人は 首を傾げながら、
「したってオマエ、まともなタマネギだって いっぱいあるんだから そっちの方も一袋用意したんだわ」
と言うので、仕方が無いから 私にとってはどうでも良いタマネギも20kg買い求める。
「なんで いきなり、”小さいタマネギ”なの?
もしかして、画期的な成分が発見されて 静かなブームなのか?」
と、訝しがる友人に
「綾瀬はるかが”食べ続けてください”って言ってんの」
と、応えると
「オマエ、心臓壊して死に損なったって聞いてたけど、頭の中も壊れたのか?」
と、友人
それに対して
「おい、俺の性格も壊れてるの忘れたのか? コノヤロウ…
ついでに、オマエの人生や家庭も壊すぞ バカヤロウ」
と応えると
最大級の笑顔で
「ま、お互い 健康が第一だからな…」愛想良く ”頼むから、とっとと帰ってくれ”と言わんばかりの友人。
それに対して、”今夜は これで嫁の手作りのオニオン・スープ ルン♪”と御機嫌の私は とっとと帰途につく。
やがて、家に着き 袋を三つ車から降ろして家に運び入れ
「おぉい~ タマネギ用意したから スープ頼むよ」
と、嫁に言うと
「え? 本当に買ってきたの?」
と、嫁
「だったら、ついでにピーマンや人参も欲しかったのにぃ…」
とも。
「ま、しょうがないわねぇ…
じゃ、私も買い物に行ってくるから その間にタマネギをちゃんと洗って
細かく千切りにしておいて」
と、言い置いて 娘達と出かける嫁。
今日は予定が無いし、「ま、いっか…」と台所で タマネギを洗って皮を剥き、千切りにする私。
やがて、大きなボウルに山盛りの千切りが出来た頃、嫁は帰宅し
「あら、そんなに千切りにしたの?
じゃ、調度良いから 今度はそれをフライパンで
キツネ色になってペースト状になるまで炒めてくれる?
その間に私は 洗濯しなきゃ… あぁ、忙しい…」
と、台所から立ち去る嫁。
しかし、数分後 再び台所に現れると 寸胴を出し、水を張ってコンロに据え 中に手早く鶏ガラやブーケガルニを放り込み
「アナタ、タマネギ炒めながら ついでに この寸胴の見張りも御願い
浮いてきたアクを こまめに取ってね…」
いつしか私は 台所のFMラジオから流れてくる音楽に合わせて鼻歌唄いながら オタマ片手にアク戦苦闘^^;
しかし…
気づけば いつの間にか 嫁は居間のソファに座ってコーヒー飲みながら 借りてきたDVDを姪と観てるし…
気づけば 娘は 部屋で昼寝してるし…
気づけば 私はスープカップに被せるパイ生地練ってるし…(ToT)
よおく気づけば「オニオン・スープ」を作ってるの俺じゃん!!! orz
まぁ、最終的な仕上げは嫁がやったわけだけど…^^;
夕餉の席で 娘や姪が
「ママのスープ 最高!!」
と言い、それに対し
「そう? 今日のはタマネギの炒め方と アクの取り方が ちょっと雑だったから80点ね」
なんて応えている嫁
いいんだ… これでいいんだ… ブタネコ家は… (ToT)
