● 雨と夢のあとに 第5-6話
この物語の場合、父親は既に死亡して霊となっている。
しかし、この物語を観ているうちに 独り娘を遺して、もし私が 今、突然死んだら…
そんな事を ついつい考えさせられる私になる。^^;
第5話は 登校の途中、野中マリアが待ち伏せしたかの様に 雨の前に突然現れ、プレゼントを渡す
が、その行動に不審を抱いた雨は マリアに返そう会いに行き…
マリアから 真実を聞かされる雨。
つまり…
マリアと朝晴は正式な夫婦であり、現時点でも 手続き上は離婚していない。
雨が赤ちゃんの時に マリアは雨を朝晴の元に置いたまま家を出て不倫相手の許へ行ったのだ。
「母親は1歳の時に死んだ」
そう聞かされて育った雨は混乱する。
しかし、雨は そんな偽りを言った父親には 何か理由があるはずと信じ続ける。
さて、そんな話は 物語全体の流れの一環で この第5話の話のメインは
たまたま公園で 朝晴が親子連れと知り合い…
その親子が火事で家を失ったと聞いて 居候を許したところ…
実は その一家が大家族で、皆 火事に巻き込まれて焼け死んだ霊達だった。
その霊の独りである娘は ある理由で父親に対して不信感を抱いており…
母親の事で嘘をついていた朝晴に不審を抱く雨とシンクロしてしまい…
戸籍謄本を手に入れて 事実を確認すると、朝晴の生年月日も それまで雨が朝晴から聞いていた産まれ年と違って 逆算すると 雨が産まれた時、朝晴は17歳の高校生だった事になり、辻褄が合ってない事が判り…
後のあらすじは ネタバレになるので書かないでおくが…
親子喧嘩の後 娘をなだめる暁子の台詞が心にしみる。(ToT)
そして…
この父親役の「佐藤二朗」にの演技にヤラれた(ToT)
お陰で しばらくは焼きソバ食べたら泣きそうになりそうなんで 食えなくなった。(ToT)
そんな大家族の顛末を目の当たりにして それぞれが家族の情にあらためて何かを気づく朝晴と雨
そんな朝晴と雨を 何とも言えない複雑な表情で見つめる暁子…
このカットが実に意味ありげで秀逸。
この回の終盤はホント泣けたなぁ…
さて、この第6話以降に関しては 極力、ネタバレになる記述は最低限に抑えようと思う。
それは、今回 私が記事を書き始めるに辺り、
「良い機会なんでレンタルしてきて一気見します」
とか、
「DVDを買って見ようと思います」
という内容のメールをくれた方が数人おられるので 最低限、その方々が見終わるまではネタバレしたくない…と、思うから。
で、この第6話は 物語全体の折り返しの回として 演出も1、2話を担当した麻生学があたっており、この人は 最終回の10話も演出をしているのだが、この作品では 実に良い仕事をしている。
つまり、全体の構成をまとめるにあたって キーとなる回をメインとなった演出家が自ら構成したと考えて良く、この第6話にはゲスト幽霊がおらず、5話までの様にゲスト幽霊のエピソードが回のメインとなるのでは無く、親子の情の部分を中心に据えた回となる。
マリアが雨を訪ね、重大な事実を語る事により、朝晴との親子関係にひびが入り始め…
悩む朝晴の相談相手は暁子。
やがて、そのひびは誤解に変わるが…
その誤解は 雨が朝晴を想えばこその誤解だった。
「黒川智花」 やってくれたなぁ…(ToT)
とても良い演技だったよ。
この「雨と夢のあとに」第5話と第6話が入ったDVD第3巻の特典映像は 上の画の通り。
この中で「杏子の変身 秘蔵映像」というのが 特に良い。
杏子が劇中で歌う曲のレコーディング風景や 役に入るための心構えなど、メイキング要素が盛りだくさんで 杏子ファンの私にはグッド^^
買い得感のある特典のひとつだった。
こんな「木村多江」の声が聴けて 表情が見れるだけでも嬉しいんだけどね。
尚、ネタバレ込みの記事に関しては 時期をみて掲示します。^^;
