● 女王蜂(岡穣二版)
1952年に公開された大映映画「毒蛇島奇談 女王蜂」の貴重なVTRを入手したので語る。
私が横溝正史の そして金田一耕助の熱狂的なファンである事は 今まで何度も語ってきた事だが…
市川崑が監督で 石坂浩二が演じた金田一耕助を「犬神家の一族」で初めて目にした時、
「コレだよ… コレこそが金田一耕助なんだよ…」
そう嬉し泣きした理由も何度か述べた。
ようやく、その理由を画像を基に主張できる。^^
まぁ、御覧頂きたい。
これが月琴島の遠景で…
これが島の近景で…
伊豆の下田沖の島なんだけど南国情緒が漂っていて…
何故か、この島はマムシ(蝮(蛇))が一杯いるそうで…
で、基本的に この映画の物語の冒頭は原作のストーリーに わりと準拠してはおり…
学生が二人 この島を訪ね…
ひょんな事から 当時の大道寺家の当主と懇意になり…
招かれた夕食の席で
もてなしの踊りを舞う 琴絵
琴絵(左) と 家庭教師(右)
学生の一人である日下部は 島で珍しい植物を採取しているうちに…
マムシに咬まれて
たまたま馬に乗って通りかかった琴絵に助けられ… 愛が芽生える。
もう、この辺で 熱心な横溝ファンならば少なくても苦笑している事だろう…^^;
さて、琴絵の娘(智子)が成長し 婚約者として島に迎えに行こうとする青年に「島に来るな」と脅迫状が届き その青年が先輩の探偵のもとを訪ねるわけだが…
立派なオフィスを構え、背広姿でダンディな金田一…
画面にチラッとしか映らないが 社員らしき人物が数名いる部屋が隣りにある。^^;
もうね、この辺で完全に原作からは乖離してしまい…
その後、青年が島に渡ると 恐ろしい事件がいくつか生じるのだが、金田一は島にいない。
で、この結末は どうなるのかなぁ…と眺めていたら
ある事件の被害者を 島の人々が荼毘にふしているところに
胡散臭い爺ぃが現れ 意味不明な事を口走る。
その爺ぃは
荼毘に付した人物の葬儀の席に乱入し 犯人を名指しする。
狼狽する犯人から「何を根拠に そんなデタラメを」と言われ
ズラを取り…
マユゲを毟り…
髭を取り…
入れ歯を取ると…
うわぁ~ 金田一だぁ~ って オイッ!!!
そんなの金田一耕助じゃない!!! ( ジッチャンの名にかけて… orz )
犯人は 家庭教師を拳銃で撃ち殺し、警官に撃たれて逃走し、警察犬に噛みつかれ、崖から落ちて死ぬ。
島から帰る船の上で 美味そうにタバコを吸う金田一(刑事コジャック?)
同じ船上で 月琴島を眺める琴絵と婚約者…
(まるで 中国共産党のスローガン・ポスターみたいな構図^^)
これだけ述べれば 御理解頂けると思う。^^;
何故、私が

この金田一像に執着し 嬉し泣きしたのか…を


