● 太陽は沈まない
2000年の4月~6月期に フジ系で放映されたドラマ。
主演は「滝沢秀明」だが、まぁ、そんな事は どうでも良い。
このドラマは ある日突然、
母親(竹下景子)が死ぬところから始まる。
何の前触れもなく 犬の散歩中に倒れ、身許不明のまま病院に搬送されたが、手術中に死亡。
家族には「過労死」と 搬送先の医師は告げる。
ところが、荼毘にふして 家族が お骨を拾っていたところ… 遺灰の中から焼けただれたメスが見つかり…
家族、特に主人公は不審を抱き
弁護士(松雪泰子)に相談し 母親の死の真相を知るための裁判を起こす。
医療裁判がベースなので 物語は重い。
裁判相手の搬送先の病院長(大杉漣)は 主人公の後輩で恋人(優香)の父親でもある。
恋人は 主人公と父親との狭間に苦しみながらも ひたむきに主人公を想う…
このドラマも あまり話題にはならないけど、なかなか秀作だったと私は記憶する。
特に この作品あたりから 弁護士役に扮した
「松雪泰子」が 女優として華開いた感がするぐらい 素晴らしい演技で
法廷シーンの終盤で 弁護士の立場を忘れたかの様に 泣きながら怒鳴りつけるシーンは忘れられない。
今回、たまたまDVDを入手したので あらためて通して見たのだが、この作品は やっぱり良い。^^
ひとつ発見した事は…
劣化する前の「佐藤仁美」が映像内にあった事。^^;
(上の参考画像は”白夜行”より)
それと… 特筆しておきたい事なのだが…
このドラマは TV放送時に ひとつ問題点があった。
それは 物語の本筋にあたる、突然死亡した母親が 犬を連れて元気に家を出てから、病院の霊安室で無言の対面に至るまでの間の詳細…
それが知りたくて裁判になったはずなのに 裁判劇や人間像の陰に隠れてしまって、最終回に 弁護士が ある当事者から聞いた話としてザックリと話すだけに留まった事。
おそらく、放送時間の枠という尺の問題なのだとは思うし、ある程度は描いていたから及第点ではあるのだが、どこか物足りなさを感じていた。
で、制作者側も その点に関して反省、というか問題意識を持っていたようで…
DVD化の際に
特典映像として
「4月13日の真相」として同梱してたのね。
今回、再見して 初めてその事に気づき その映像を見たわけだが…
という風に「何があったのか?」を克明に描いてある。
この特典映像は嬉しかった。
忘れていた事とは言え、物足りなく感じていた部分を補ってくれて 物凄くスッキリした。
こんな特典が入っているのなら もっと前にDVDで見直すんだったと後悔すらしたよ。


