● 佐藤めぐみ 考
女優「佐藤めぐみ」を考えてみた。
私が「佐藤めぐみ」に目を惹かれた最初のドラマは『H2』
石原さとみの同級生役だった。
物語冒頭は ありがちな脇役という感じだったけど、後半になるに従い わりと意味のある役として台詞やシーンが増え、そのぶん気を惹かれる事となる。
「佐藤めぐみ」は後に 舞台版「世界の中心で愛をさけぶ」の亜紀役を好演し、次に 私が彼女を目にしたのは『銀のエンゼル』という映画。

この映画では主人公の娘役として 殆ど主役に近い役であり、台詞もシーンも多いが 多感な年頃の女の子を好演している。^^
この後、TVドラマだと「花より男子」 映画では「天使」でも好演しており…
なんと言っても絶品は『ピーナッツ』という映画。
この映画における「佐藤めぐみ」は とても素晴らしい。
本人には心外かもしれないけど、「佐藤めぐみ」は主役より、準主役とか 重要な脇の時の方が輝くと思う。
ちょっと心配なのは 現在放映中のとあるドラマで
わりと重要な脇を務めているけど この作品での「佐藤めぐみ」はオーバーアクションを演出に求められている様で 本来のポテンシャルを発揮できずにおり、次への肥やしにもなりにくい、むしろ そのオーバーアクションを次の作品でも求められるような演技の幅が狭くなると危惧するばかりだ。
というのは あまり話題にはならなかったが、2006年4月5日にフジ系で放送された
『Cupsule~カプセル』という単発ドラマがあり、彼女は それで主役を演じている。
物語は洋画の「CUBE」やTVドラマ『極限推理コロシアム』と似た系統で
ある日、突然5人の男女が それぞれ4つのモニターといくつかのボタンが付いた操作パネルのある個室に閉じこめられる。
何故、そこに閉じこめられたのかは不明で そこから脱出する方法も最初は判らない。
しかし、他の4人とモニターを通じて会話をする事は可能で 情報を交換していくうちにそれぞれが自分の部屋のボタンを操作することで 別の人に投票する事が出来、本人以外の他の人達全員から投票されると
その人の部屋にはガスが放出され死亡する。
つまり、最期に一人生き残った者が脱出するチャンスを与えられるらしい…という事。
さて、この作品での「佐藤めぐみ」は
最初は元気なんだが…
物語が進むうちに…
生気を失い
疲れ果て…
やがては狂気さえ帯び…
この作品での「佐藤めぐみ」には全くオーバーアクションは無く、淡々と進む物語の中で徐々に変化していく様を見事に表している。
しかも、終盤の狂気すら浮かべる表情は なかなか見事で、以前、内山理名が「かまいたちの夜」というホラーで 見事な演技を見せたのを思い出す。
つまり、佐藤めぐみにも 充分に内山理名と匹敵するポテンシャルがある…
そう私は確信したのだ。
だから、願わくば つまらん演出家や脚本に汚されず、もっと幅のある女優へと成長して欲しい…と、願うばかりなのだ。


