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2006年08月06日

● The有頂天ホテル


映画「The有頂天ホテル」を観た。




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先日「ALWAYS 三丁目の夕日」を観た感想に


「久しぶりに 真の意味での「映画」を観た… そんな気がした。」


この「The有頂天ホテル」にも 同じ様に感じた。


実は、最近 もう一本(近々、記事にします)と合わせて この10日間に4本 久しぶりに映画らしい映画と感じられる満足すべき作品を堪能したわけだが、面白い事に その4本それぞれとも「映画らしい」という部分について意味合いが違う。^^


「ALWAYS 三丁目の夕日」では 映画ならではダイナミックさで 昭和30年代にタイムスリップした映像を味わい、観賞後「俺も頑張ろう」って気持ちにさせて貰えた部分が「真の映画らしい映画」という意味。


「シムソンズ」には ドキュメントたっぷりに、腹の底からの感動を味わえたし…


それに対して この「The有頂天ホテル」では鑑賞中、時が経つのを忘れ 映像の中のバーチャルな空間で あたかもホテルの客の一人になり、ホテル内を徘徊していた錯覚におち、一緒に年を越し 新年を祝った気分になれた。


だから、観賞後は ほのぼとした、実に心地の良いまったり感を味わった。




さて、この「The有頂天ホテル」だが…


私は基本的に 三谷幸喜の脚本が好きだ。

1988年の「やっぱり猫が好き」以来、彼の脚本 特にコメディは なにかしらの温かみがあり、「ラジオの時間」「みんなのいえ」なんて映画も面白かったし…


  ・1993年「振り返れば奴がいる」


  ・1995年「王様のレストラン」


  ・1997年「総理と呼ばないで」


に、至ってはどれも とても面白かった。


だから、この「The有頂天ホテル」にも 個人的に期待度大だったのだが、充分に満足させて頂いた出来だった。


では、なんで、この「The有頂天ホテル」が面白いと私が感じたのか?だが…


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総勢23人が 皆、主役なのだという。


まぁ、それは どうでも良い。^^


観ていて 私が思ったのは、それぞれの役者が、それぞれの個性にあった役柄を演じていた様に思った事。


で、中には「え? この人がこんな?」と 他のドラマではなかなか見る事の出来ない役柄設定を 実に好演していた事。


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「唐沢寿明」は 最近、「白い巨塔」の財前役以来、妙にシリアスな役が続いているけど、本来は コメディが実に巧い役者なんだって事を思い出させられ…


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「伊東四郎」は 本来、コメディアンの重鎮なんだって事を再確認し…


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「浅野和之」は 純愛ドラマの医者や父親役が多いけど 彼も本来、コメディ系の俳優なんだって事を再確認し…


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「篠原涼子」は やっぱ、情婦や娼婦が よく似合い…


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「上島竜平」… あ、失礼^^; 「西田敏行」は やっぱ、喜劇役者なわけで…


そんな中で、


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我が愛する俳優「寺島進」が「トランプマン」… orz


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これが、「オダギリ・ジョー」だと気づくには時間がかかり… orz


で、最も唸らされたのは

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「YOU」


ラストシーンで魅せた

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往年の「フェアチャイルド」の「YOU」の唄う姿を久しぶりに見て 歌手だった事を思い出した。^^;


けっして大ヒットした曲は無いけれど、なんか好きだったんだ「フェアチャイルド」の曲がね…


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しかも、昔と変わらぬアニメ声で 実に楽しそうに唄う姿は、見て(聴いて)いる こっちも楽しくなる。


そして…

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「麻生久美子」


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「香取慎吾」「西田敏行」「松たかこ」「津川雅彦」 それらを相手に、充分、自らのポテンシャルを発揮し、見事に光っていた。


「麻生久美子」ヲタの私としては

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この 背中の安全ピンを見た瞬間に「おや? こりゃ、ひとひねりあるな」とワクワクしてた事は言うまでも無い。^^;




で、総論的、個人的感想を述べれば 実際がどうなのかは知らないが、私には 出演している役者達が 皆、それぞれ自分の役を気持ちよく楽しんで演じている様に映った。


だから、見ているこちらは 疑問や不快など抱かず、その「楽しさ」に どんどん引き込まれた。


こういう作品は 大手の映画会社で芸術家気取りの「巨匠」とか呼ばれている映画監督には絶対に撮れない映画だろうね。


日本映画は 観客のニーズや期待に応える…という精神が 実に薄い。


ともすれば、「この映画は見る人の解釈 それぞれにお任せする」とか、「この作品の深みが理解出来ないようでは この映画を見る資格は無い」みたいな 観客を馬鹿にした様な姿勢ばかりが横行する。


しかも、日本文学の重鎮などと名前ばかりは立派だが、堅苦しい文章で 利口ぶった奴しか誉めないような小説を書き、銀座で「先生」と呼ばれてホステスに講釈たれるばかりの作家の作品を 「10年間、構想を練って ついに映画化」なんてモノばかり、ハッキリ言って 堅苦しいだけで、記憶に残るような感動も、「あぁ、映画って良いもんですね」って感じの爽快感も味わえないものばかりを 有り難がって作り続ける傾向が強い。^^;


しかしながら、この「The有頂天ホテル」の場合 本来は脚本家である三谷幸喜(彼が役者である事も知っているけど^^;)が 日頃の付き合いの中で、それぞれの役者達の本来のキャラに それぞれの役柄設定を与えた感があり、実に自然に映る。


そこには「堅苦しさ」や「気高さ」なんてものは無く みんなで楽しもうよ…って雰囲気が思いっきり漂っている。


私は、私なりの映画観として 映画を観た後、考えさせられるのも嬉しいけど 時には、観た事で なんかスッキリして「よし、明日から頑張るぞ」って 元気を貰えると、それはそれで物凄く嬉しくなる。


つまり、偉そうな芸術家気取りに


「ありがたく、拝見させて頂け」


なんて作品は 私にとってはフザケンナ!!!ってものでしか無く、そんなものを映画とは呼びたく無く、だから 既にお気づきの方も多いと思うけど 今まで、このブログで私が映画やTVドラマの感想を記事にする時の書き出しに


「~という作品を見た」


という書き出しと


「~という作品を観た」


という書き出しとで、実は その作品に対する払うべき敬意の有無を 私なりのこだわりで密かに表してきたつもりなのだが、今回 冒頭で述べた様に この10日間に出会った4つの作品は「~という作品を観た」という程度では済まされず、心の底から「拝見し、楽しませて頂きました」と感謝したいぐらいの作品だったと強調しておきたい。


で、最後に もう一つ付け加えるなら…


この「The有頂天ホテル」の様な作品に「綾瀬はるか」や「長澤まさみ」や「相武紗季」や「石原さとみ」が出演して欲しい…


そんなコミカルな彼女達が観たい…


只々、そう願うばかりなのだ。




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 気が向いたら…で結構です。^^;

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コメント

>この「The有頂天ホテル」の様な作品に「綾瀬はるか」や「長澤まさみ」や「相武紗季」や「石原さとみ」が出演して欲しい…

( ̄ー ̄?).....??アレ?? 久しぶりに 石原さとみが復活してない?(・ω・ )?

★ taku さん

「山田孝之」と「綾瀬はるか」以外を語ると コメントで文句言われるんだもんなぁ… アンタは^^;

ま、がんばれよ^^ Ψ(`∀´)Ψ ケケケ

僕も三谷幸喜の作品ってかなりツボなんですよね^^

「THE 有頂天ホテル」もカウントダウンパーティーでは
実際に自分がそれに参加しているような錯覚に襲われるくらい
一気にその世界観にのめりこみました。

今でも香取慎吾が歌った
「ドンキホーテ、サンチョパン~サ、ロ~シナンテ~俺♪」
が忘れられません^^;

またTBさせてくださいm( _ _ )m

これ、面白い作品ですよね。
お正月あけに肩肘張らずに家族でけたけた笑って見れる作品。
ジャニーズから唯一参加中の香取慎吾さん、ジャニーズということを
忘れる演じっぷりでした^^
私は、「あの人数の役者を、よくこれだけきっちりまとめたなあ・・・」
と驚きを隠せませんでした。三谷監督は「自分の人徳」なんてジョーク
飛ばしてましたけど、この作品を見るとそのジョークを心から笑えます^^


>この「The有頂天ホテル」の様な作品に「綾瀬はるか」や「長澤まさみ」や「相武紗季」や「石原さとみ」が出演して欲しい…

私は、彼女たちが三谷監督によってどんな味付けがなされるのか、
そこに興味がわきますね^^

★ うんぼぼ さん

>三谷幸喜の作品ってかなりツボ

そうなんです。

私もそうなんです。^^


★ しき さん


>この作品を見るとそのジョークを心から笑えます^^

また、こういう作品を見たいあなぁ… いつも、そう思わされる人だと思っております。^^

>彼女たちが三谷監督によってどんな味付けがなされるのか、
そこに興味がわきますね^^

仰るとおり^^ 同感です。


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