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2006年08月05日

● カーテンコール


映画「カーテンコール」を見た。




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先に断っておくが この映画を記事に取り上げたのは 主演が


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「伊藤歩」だから。


この伊藤歩という女優は とても素敵。


出演作の殆どが主演では無く、脇役なのだが 彼女の演技は時に主役を食うぐらいに光っており、彼女の存在により 作品全体のクォリテイが上がっていると言って過言では無い作品が少なく無いからだ。


私にとって、木村多江や西田尚美の様な 貴重な女優さんなのである。


そんな伊藤歩が主演と聞いては 私としては見ないわけには行かないから、当然 記事にもなったけど…


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で、実際に見た結果… 伊藤歩は素晴らしい。


しかし、この映画は作品としては駄作だ。^^;


物語は


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雑誌記者として 有名女優のスキャンダル写真をすっぱ抜いたところ、その女優に自殺未遂をされ、別な問題と化し、責任を取らされてローカルのタウン情報誌へと都落ちさせられた伊藤歩が 


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たまたま手にした投書のハガキに 自分の故郷である下関の映画館で 


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昔、上映の幕間に舞台に上がっていた芸人(若い頃:藤井隆)の話を知り、興味を持つ。


その芸人は 映画全盛期には物凄い人気で評判だったが、映画産業が斜陽化すると同時に没落し

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妻と娘を捨てて蒸発してしまう。


その娘

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鶴田真由を伊藤歩が訪ね、蒸発した父親が在日朝鮮人として不遇に遭い 娘自身も苦労した事を知る… ってなストーリーなんだけど 率直に言って、この映画では 何をどう語りたいのか その主旨が全くハッキリしていない。


だから、「都落ち」「在日朝鮮人」「芸人」「蒸発」等々… 話のどれもこれもが尻切れトンボで 最大の問題は 伊藤歩は そもそもタウン誌の記事を書くための取材で始めた芸人の調査が終わった後 記事を書いたのかどうかすらハッキリしていない。


つまり、物語が進んでいくうちに 話が、どんどん変わっていき、最後には何の脈絡も無く終わってしまうのである。


どんなに主演女優が良い演技を見せても 根底が崩れ去っているモノをどうする事も出来ないわけで、全ては制作者、特に監督が責を負うべきだ。


だから、この映画から私が得られたモノと言えば…


伊藤歩が素敵だ…って事の再確認と 


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老いた芸人を藤井隆に変わって演じたこの人物が「井上堯之」だって事。


20代以下の方には もしかしたら「井上堯之」と言っても判らないかもしれないので、補足しておくと グループサウンズ全盛時、かまやつひろし、堺正章、井上順達と共に ザ・スパイダースでリードギターを担当し、一時期はPYGというグループで沢田健二や萩原健一ともグループを組んでいた。

解散後、井上堯之バンドを結成 TVや映画の音楽の多くを手がけ『太陽にほえろ!』や『傷だらけの天使』 そして、私が心のバイブルと崇める作品のひとつである『前略、おふくろ様』のテーマ曲を手がけた。


ちなみに、井上堯之バンドの初期メンバーとして 今では、すっかり俳優になってしまった岸部一徳が ベーシストとして参加していた。


つまり、井上堯之と言えば 草創期からの日本のトップ・ギタリストなのだ。


まさか、こんな駄作映画で 久しぶりに井上堯之の姿を見ようとは夢にも思わなかった。^^;




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コメント

文庫版を読んで映画を観ようかとおもっていたので、ちょっと映画を観るのをためらいそうですね。
チルソクの夏はいいとおもったのですが。
ちなみに今日の日刊スポーツによると「夕凪の街 桜の国」(こうの史代作 泣きました!)を佐々部監督が撮影中で田中麗奈さんが主演だとか。

★ しげひろ さん

>佐々部監督が撮影中で田中麗奈さんが主演


そうですか そりゃガッカリです。^^;

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