● ビッグマネー 第5話
「ビッグマネー ~浮世の沙汰は株しだい」第5話について語ってみる。
今回の第5話は 興洋電器という会社と日創電子という会社の合併に纏わる話を軸に 合併による株価変動と 最近、村上ファンド等の件でよく耳にする「インサイダー取引」という犯罪行為の実態を描いている。
で、この第5話における企業合併の話が 視聴者にちょっと難解になってしまっているのは 基本的に この合併話は
原田泰造が演じる まつば銀行の悪徳銀行員が 第4話までの話の流れで発生させた数十億の損失を 監査でバレるの防ぐために、合併話をけしかけて株価を操作し それをインサイダー取引により利益を得て穴埋めしようと画策したのが そもそもの話の根底。
それを たまたま合併会社の幹部の奥さんから知った主人公は その情報にのっかって 一儲けしようと企てるが…
(ネタバレになるので あらすじは ここまで^^;)
インサイダー取引とは 株価が変動する事をあらかじめ知る立場にいる者が、その情報を利用して株取引を行う事で これは法律で禁じられている。
つまり、この第5話の場合、合併によって株価が上がる事が予想でき、合併する双方の会社幹部や 仲介に入っているまつば銀行の担当者達が「じゃあ、まだ一般に情報が流れていないウチに 安値で株を買っておいて、合併発表と同時に株価が上がったところで得れば差額が儲かる…」と考えて取り引きする事は 株取引における卑怯な行為として禁止されているわけだが、原田は それをあえて行い、原田自身が取引をするのでは無く、海外の子会社に それも架空の人物が株取引を行った事にさせたわけだ。
さて、「ビッグマネー」全12話の中間に差し掛かった この第5話より、物語は 後半の山場へと入っていく。
第4話で 小塚が「アクア製薬」という会社の株を 損失を出してまで買い支えたのは 八千草薫るが演じる女性の夫で 小塚の親友が まつば銀行により商品として売り出された「相続保険」に引っ掛かり、事故にみせかけて自殺し、そのショックで病に倒れた八千草の 唯一の特効薬と思しき薬品を開発しているのが「アクア製薬」だったから。
小塚は 親友と、小塚自身が思いを寄せる八千草の復讐を まつば銀行に行うのが本来の目的だった…という事が 具体的に明らかにされていく。
ラスト間近に登場する
「真鍋かおり」が この回から登場し、後半にかけて良い演技を見せる事になる。^^
私としては
毎回、「ボス大変です!!!」という台詞をオーバーアクションで叫ぶ「金子さやか」の方が目を惹かれたものだった。^^


