● ビッグマネー 第1話
2002年にフジ系で放映された「ビッグマネー ~浮世の沙汰は株しだい」について語ってみる。
このドラマは なかなか傑作だったにも関わらず、試聴していた人が少なく「知る人ぞ知る」ドラマとなった感がある。^^;
率直に言って このドラマのベースとなる物語はバブル崩壊直後か さもなくば、今の様な時期にこそ 世相と重なって より面白く観る事が出来たはずなのだが、いかんせん放送時期が中途半端過ぎた。^^;
話のあらすじとしては「伝説の相場師」と呼ばれた小塚老人(植木等)と 主人公(長瀬智也)が出会い、株取引と銀行の裏の部分の話をメインに進むというモノ。
で、このドラマの何が最も優れていたか?と言えば それは一口にキャスティング
主人公は どうでもいいのでほっておき…^^;
何と言っても この植木等の存在感。
意表を突かれたのが 当時、売り出して間も無い原田泰造の悪役
金子さやか
岡本 綾
長谷川京子
当時としては、今とは違って まだ名が売れ始めた頃の女優達だが 現在の活躍を裏付ける輝きを放って それぞれが とても良かったが、何よりも特筆すべきは
松重 豊 と
この小日向文世だ。
この二人がコンビとなって
物凄く光り輝いていた。
小日向は 普段はニコニコと腰の低いオッサンだが 実は大物総会屋
松重は 見るからに強面だが、実は 純なハートを持つ 小日向の子分という設定で
小塚(植木)の良きパートナーとして
普段は小塚の家でゴロゴロしている。
この姿から大物総会屋という設定を汲み取るのは難しいと思うが、後半の回で凄まじいばかりに豹変した時の姿にシビレる。^^
この「ビッグマネー」において 本来の隠し持っている役者のポテンシャルが一気に花開いた役者が多いのだが、その最たる存在が小日向文世であると言って良い。
この第1話は 物語冒頭の導入部として顔見せ的な回ではあるが
この1シーンだけに登場したワインレッドのスーツ男が
(「トリック」より)
「トリック」で怪演した「前原一輝」である事は 私としては見逃せないので記しておく。^^;


