● 温度計になる猫
我が家には現在3匹のシャム猫がいる。
私の家では 古来より、いつも数匹の猫が家族と共に生活している。
経験上で言うと 猫の寿命は 10数年から20年弱、我が家の場合だと平均14年といったところ。
少ない時で2匹 多い時で4匹のシャム猫がいた事になる。
で、実は そんな猫達と永い事、共に暮らし 彼らを眺めていたら、ふと、ある事に気付き 以来、個人的に研究していたのだが 我が家以外の猫を飼っておられる方々のお宅ではどうだろうか?と思い ちと、研究考察を述べてみたい。
尚、以下に述べる事は 我が家の猫の話であって 学術的裏付け等は無い事を 冒頭にお断り申し上げておく。^^;
さて、我が家の場合、猫って その名の通り、人間のサイクルでは1日8時間の睡眠なのに対して、寝たり起きたりの繰り返しとはいえ合計すると 1日16時間ぐらいを寝て過ごしている
たとえば、夜 寝る時には私や嫁の布団の上や中に潜り込んで 一緒に寝る。
この場合は どうでもいい。^^;
で、今回 注目したのは 私や嫁が起きてる時、変な言い方だが、猫が一人で寝る時の場所なのである。
・居間のソファの上
・天気の良い日ならリビング陽射しの入ったところ
・玄関のカーペット
・押入やクロゼットの中
人によっては 縁側とか 猫専用のゲージとか 他にも ちろんな場所があるだろう。
でね、マンション等で 季節や時間に関わらず 室内の温度が殆ど変わらない家庭では 猫の居場所も さほど変わらないのかもしれないが、朝・昼・夕で温度が変わり、季節の変化の大きい 北海道の我が家の場合。
例えば 冬の時期の昼間の猫の寝場所と 春や秋の場合と、夏の場合とでは 寝場所が違っており、季節事に寝る場所は共通だ…という事
これは我が家のように 猫が3匹居る場合 仮に猫A、B、Cと呼ぶと その3匹 それぞれにお気に入りの寝場所があり、それぞれに言えるのだ。
例えば、猫Aは 夏は玄関のカーペットの上を好み、春夏は居間のソファ、冬は風呂場に敷いてあった湯上がりマットを自分専用の敷物にしてしまう。
同じ様に 猫BやCにも それぞれのパターンがある。
で、冬が終わり、雪が解け初めて春の陽射しを感じる頃 猫Aは風呂場で寝る事を止め、居間のソファで寝始め、やがて初夏を感じる頃になると 今度は玄関マットが寝場所となる。
どうやら、季節に応じて「渡り鳥」ならぬ「渡り猫」なんだな^^
で、ふと それに気づいた私は 更に、ひとつ研究してみたい衝動に駆られ 数年前からチェックしつづけているのだが… それは、例えば猫Aが風呂場を寝場所と定めている頃の風呂場の温度、居間に移れば居間の温度、そして玄関の時は玄関の温度 それぞれを測定してみたところ… ほぼ22℃が境目なのだ
つまり、
冬場は 居間は26℃前後なのに対し 風呂場は20℃ 玄関は5~10℃
春・秋は 居間が22℃ぐらいで 風呂場は23℃ 玄関は15℃ちょい
夏場は 居間が24℃ちょい 風呂場も26℃ 玄関は22℃
別の2匹についても 同様の測定結果を得た。
午前中に 窓越しから射し込む光を浴びる様に寝たり、3匹の猫が固まって仲良く寝ている場合も多いが それは測定から除く。
それぞれが単独行動で寝ている時だけを測定したのが上述の結果だ。
湿度に関しても 猫それぞれに微妙に好みが分かれるようで、であるがゆえに いつも3匹で同じ場所にいるわけでは無く別個の場所に分かれる様な感じがする。
さて、なんで 今回、こんな事を記事にしたかというと…
昨日、嫁が友人宅に出かけ 晩になって帰宅した際の事。
不意に
「アナタの研究も まんざら信憑性が無いわけじゃ無さそうよ」と言う。
と言うのは 昼間、嫁が出かけた友人宅のお姑さんが漬け物の名人で 嫁は、その人から漬け物の極意を学びに行ったのだが…
そのお姑さんが 季節に応じて糠床の調整(特に塩)をするタイミングの目安が そこの家の猫なのだそうだ。
つまり、そこの家の猫は 寒い時期は夜、姑さんの布団の中に潜り込んで寝るのだが、季節が変わり温かくなってくると 布団には潜らず、布団の上で寝る様になる… その時に糠床の季節調整をすると 調度良いのだそうだ。
それを聞いた嫁は 私が猫の場所を巡回して温度を測ってメモしてるのを
「ずいぶん 暇な趣味ね」
と笑っていたのだが、急に意見が変わり
「今度、猫の寝場所が変わったら教えてね」
と言うのである。
もし、アナタが猫を飼っておられるのなら 御意見・御感想を賜れると幸いである。^^


